10月18日、燃えるような山肌を背に晩秋の小鳥たちを探しての探鳥会に
参加して来ました。前の週に2度下見をした時にはずいぶん寒さを感じたの
でしたが当日は快晴に恵まれ逆に暑さを感じるほどの天気でした。
まずはこの素晴らしい紅葉の景色を見てください。目が覚めるほど綺麗とはこんな
グラデーションを言うのでしょうか。ここは仙台市内のどこからでも
見ることが出来る泉ヶ岳、その北側に位置するスプリングバレー泉高原スキー場の
近くの様子です。この素晴らしい山の風景を見ながらの探鳥会開始です。
初めの1時間は道の両側が林に囲まれていてあまり視界は良くなく空を飛んでいる
鳥を見つけることは難しいですが、林の中からは小鳥のさえずりが聞こえてきます。
3日前にはなかった熊(大熊さん)の足跡が!ずいぶん大きかったです。
そんなこんなで今日は野鳥談義、山の木々と草花講義、それに熊講義、も混じって
楽しかったです。野鳥以外にも色々写真撮りました。
葉っぱが2色のハウチワカエデ。
赤く色づいたツタウルシと青い葉のままのツルアジサイが1本の木にからまって面白いです。
のんびり来た道を戻って11時半頃に全員が駐車場のある開けた所まで戻りました。
比較的山は静かで小鳥類も少なく(15種程度)今日私が写真に収めたものは1種だけです。
その小鳥はノビタキなのですがとってもかわいいです。それから驚いたのはこの時期に
上空をアマツバメとイワツバメが飛んでいたことです。恐らく渡りの途中だったのでしょう。
それに芸術写真?も撮りましたよ。伐採された杉の木が積み重ねてありました。
駐車場から見た仙台港のあたり(望遠)。
これからここスプリングバレー泉高原スキー場の特設会場で芋煮会です。
2時間ほどの芋煮会が終わってから、せっかくなのでリフトに乗って山々の紅葉を
楽しんで帰りました。この辺の紅葉もあと数日と言うところでしょう。
小鳥と自然の恵みを味わった1日でした。