大空にトンビ

ぶらぶら人生

紅葉の中の探鳥会。

2015-10-24 15:17:11 | 探鳥会

10月18日、燃えるような山肌を背に晩秋の小鳥たちを探しての探鳥会に

参加して来ました。前の週に2度下見をした時にはずいぶん寒さを感じたの

でしたが当日は快晴に恵まれ逆に暑さを感じるほどの天気でした。

 

まずはこの素晴らしい紅葉の景色を見てください。目が覚めるほど綺麗とはこんな

グラデーションを言うのでしょうか。ここは仙台市内のどこからでも

見ることが出来る泉ヶ岳、その北側に位置するスプリングバレー泉高原スキー場の

近くの様子です。この素晴らしい山の風景を見ながらの探鳥会開始です。

初めの1時間は道の両側が林に囲まれていてあまり視界は良くなく空を飛んでいる

鳥を見つけることは難しいですが、林の中からは小鳥のさえずりが聞こえてきます。

3日前にはなかった熊(大熊さん)の足跡が!ずいぶん大きかったです。

そんなこんなで今日は野鳥談義、山の木々と草花講義、それに熊講義、も混じって

楽しかったです。野鳥以外にも色々写真撮りました。

葉っぱが2色のハウチワカエデ。

赤く色づいたツタウルシと青い葉のままのツルアジサイが1本の木にからまって面白いです

のんびり来た道を戻って11時半頃に全員が駐車場のある開けた所まで戻りました。

比較的山は静かで小鳥類も少なく(15種程度)今日私が写真に収めたものは1種だけです。

その小鳥はノビタキなのですがとってもかわいいです。それから驚いたのはこの時期に

上空をアマツバメとイワツバメが飛んでいたことです。恐らく渡りの途中だったのでしょう。

それに芸術写真?も撮りましたよ。伐採された杉の木が積み重ねてありました。

駐車場から見た仙台港のあたり(望遠)。

これからここスプリングバレー泉高原スキー場の特設会場で芋煮会です。

2時間ほどの芋煮会が終わってから、せっかくなのでリフトに乗って山々の紅葉を

楽しんで帰りました。この辺の紅葉もあと数日と言うところでしょう。

小鳥と自然の恵みを味わった1日でした。

 

 


秋の立山黒部を急ぎ足!

2015-10-10 10:27:50 | 旅行

今年も秋の紅葉シーズン。いままで一度は行ってみたいと思っていた黒部峡谷

トロッコ列車と立山黒部アルペンルートへ1泊2日の忙しいツアーを利用して

急ぎ足ながら兎にも角にも秋の渓谷を堪能してきました。

1日目は黒部峡谷を走るトロッコ列車に乗車して峡谷のスリルを味いました。あの

ゴットンガッタンがまた周りの絶景に調和して気持ちも高ぶってきます。

まず宇奈月湖を眺めながらトロッコは出発です。

おさる専用の橋も整っていました。

お互いにすれ違いの列車に手を振って・・・宇奈月~鐘釣を往復しました。

片道1時間弱の乗車なので充分峡谷を楽しめたと思います。

その日の泊まりは富山市のホテルで温泉地ではありませんでしたがツアー費が安いので

仕方ないか。市内には今も富山地鉄の様々な型のチンチン電車が走っていますが

市電でないのが珍しいですね。

二日目はまず立山駅からケーブルカーでアルペンルートの始まりです。(ケーブルカー

は美女平まで)

美女平~室堂は高原バスに乗車。そろそろ紅葉も本番に入る様相でした。ついに室堂

に到着です、ここでは1時間ほど付近の散策が出来ました。

ずっと左側には剣岳までも見通せるほどの絶好日よりでした。

室堂から見た立山連峰の眺めは本当に"行って見ないと分からない"絶景の一つ

でしょう。

何やら上空ではヘリがどこかの山小屋へ物資を運んでいるようでした。

室堂から大観峰まではトンネルをトロリーバスで約3.7k、10分ほどの乗車です。

すれ違い場を除いては全線単線運行になっています。

大観峰からの眺めはまさに絶景。好天に恵まれ遠く黒部湖をも見ることが出来ました。

大観峰より黒部平まではロープウェイ、スリル満点歓声が沸きます。黒部平~黒部湖は

再びケーブルカーに乗ります。

ケーブルカーを降りて少し歩くといよいよ黒部湖です。今日も10t/分 以上の放水を

見ることが出来ました。

ダム建設で犠牲になった人たちの慰霊碑がこのレプリカのわきにあったので少し

だけですが賽銭して手を合わせました。

 黒部ダムからアルペンルート最後の地点、扇沢へは関西電力トロリーバスに乗り感動の旅は

終わりとなります。

扇沢の駅前には富山側からアルペンルートを制覇!したお客を待つバスがたくさん止まって

いました。

今回の旅は ツアー利用でしたが随一この切符を記念に残すことが出来ました。

扇沢からは仙台まではR148号~北陸道~磐越道~東北道経由で7時間強で帰ることが

出来ます。高速道路があると今は本当にどこにでも簡単に行けるのですね。

旅も急ぎ足ながらこの旅の紹介も急ぎ足にて終わりにしmす。