大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

柳川の<川下り>、英語表記7通り??

2017年06月07日 06時19分16秒 | 日記
九州を訪れる外国人観光客が増えています。ところが「九州を代表する観光地の多くで施設や名所の英語表記が統一されず、パンフレットや案内板によってばらばらになって」いて~外国人観光客より英訳が「実物と違う」「不適切で分かりにくい」等、指摘されているそうです。
新聞で取り上げられているのは<柳川の川下り>で「River Cruise(リバー クルーズ」「 Canal Boat Sailing(キャナル ボート セイリング) 」「Down the River 」「Booat Touring (ボート ツーリング)」等々7通りがあるそうです。(総務省九州管区行政評価局の観光地の英語表記実態調査~3月発表)
実際にどんこ舟に乗った台湾出身の方は「川を下るわけではないので<ダウン・ザ・リバー>も違う。翻訳が沢山あると混乱するのでは」と話されています。
「そもそも日本語でも統一されていない。市観光協会は10年ほど前から<川下り>ではなく《お堀めぐり》と呼んでいる。『渡辺力会長は<川下り>には急流下りのイメージがあるが、実際はお掘りをゆっくりと進む。花嫁を乗せる舟などは、下るとイメージ悪いため、上ることもある。』」と実態を話されています。
「観光庁は、東京五輪が決まった翌年の14年に<多言語対応ガイドライン>を策定。施設の名称など英訳する際のルールや対訳語一覧を詳しく示して、自治体などに表記統一を促した」そうですが~
「ただ、予算や時間がかかるため、自治体の動きは鈍い。」そうです。
柳川市についは「統一するには、観光協会や商工会議所、道路や交通関係者などいろいろな人が入ってルール作りを検討することになる。すぐに変えるのは難しい」というお話が紹介されています。
~~確かに地域の伝統行事を翻訳するのは難しいでしょう。<対訳の統一基準>の基に、実際にされている<こと>と、地元の人が<そのこと>をどう呼んでいるのか、そのいわれや歴史、体験観光することの意義等の説明が必要で大変です。
(下:2017年6月4日朝日新聞・<西発見>欄・伊藤繭莉「観光地 英語表記ばらばら 実物と違い戸惑う外国人も 柳川<川下り>は7通り 予算・時間・・・腰重い自治体」(一部)より)




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