大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

京都で認知症国際会議開催

2017年04月29日 05時56分33秒 | 日記
京都で、26日から今日まで「国際アルツハイマー病協会国際会議」が開催されています。
「70数か国から認知症の当事者や家族、専門家が集まる」そうです。
今日の「全体会議では熊本県菊池市の<認知症にやさしい地域社会>の取り組みが発表」されます。
「そもそも熊本県は、認知症を理解し、支援する<認知症サポーター>とサポーターを要請する<キャラバン・メイト>の人口に占める割合が2016年度は15.5%と、09年度から8年連続で日本一。全国平均6.5%の2倍以上で全国キャラバン・メイト連絡協議会(東京)によると、高齢者1.8人対し1人の支援者がいる計算になる」そうなんです。
菊池市でも小中学生で「認知症キッズサポーター」養成講座が実施されています。
もう一つ注目されているのは<大きなオレンジリング事業>です。「<認知症の人に優しい気持ちで接します><迷い人を発見した小中学生の相談窓口になります>など7つの宣言をした、市内計806の見守り協力者や協力事業所が、軒先に大きなオレンジリングを掲げる。子どもたちは心配な高齢者を見つけたら、リングを掲げている店や事業所の大人と一緒に声をかける、という仕組みを構築」するといった活動です。新聞写真には<オレンジリング>も紹介されています。
各地の先進的な取り組みがこうした国際会議で報告され、広がり、交流によりさらに深化しています。
(下㊤:2017年4月27日西日本新聞・井上真由美「認知症にやさしい地域へ 熊本県菊池市の松永美根子さん京都の国際会議で発表」 下㊦:朝日新聞・北村有樹子「認知症サポーター11か国に 国際会議始まる 日本初の取り組み12年『理解』広がる」より)