おはようございます。
昨日の続きです。 「リニア新幹線 市民講座in名古屋」PART2の講演「行け!行け!時代の恐竜 リニアモーターカーは生き残れるか?」小濱泰昭さんです。
小濱さんのプロフーィルは、 「1945年岩手県生まれ。東北大学大学院博士課程修了 工学博士。同大学院教授を経て、9/30付けで退官されベンチャー企業設立。日本機械学会、日本航空宇宙学会、日本流体力学会所属。研究は複雑系境界層の乱気流遷移メカニズムの解明と制御。マグネシウム人口燃料発電器の開発や、環境親和型高速輸送システム「エアロトレイン」の開発研究 他。」と市民講座案内で紹介されています。
小濱さんのレジュメです。コンパクトにまとめられおり、読んで戴ければ分かります。
レジュメの項目は次のとおりです。
◆科学技術に投じられた巨額の国費 ◆リニアモーターカー開発は、斯くして始まった ◆燃費の悪さが破たんを招く ◆ひた隠しされる原発前提システム
◆リニアの抱える決定的な問題点(アキレス腱)
1.電磁場の生体に与える影響
2.リニアモーターカーの効率の悪さ
3.リニアの巨大な空気抵抗
これまでも電磁場(磁界)の問題は多くの方々が取り上げて、警鐘を鳴らしてきましたが、 「リニアモーターカーの効率の悪さ」を具体的に指摘されたのは初めてで、納得しました。
また、 「リニアの巨大な空気抵抗」が、小濱さんの専門分野の流体力学の見地から説明され、これまた納得です。
この「効率の悪さ」と「巨大な空気抵抗」がリニアのエネルギー効率の悪い原因であり、膨大な電力を必要とするのであることが理解できました。
講演で使用された、スライドの一部と朝日新聞記事です。10月26日の朝日新聞のリニア問題のアンケート調査の記事も使用されていました。
<コメント>
小濱さんの講演は大変貴重な内容でありました。後半の講演は、「マグネシウム人口燃料発電器」の開発と実用化に向けた、ベンチャー企業の話が中心でした。
広い砂漠の太陽熱を利用し、マグネシウムを精錬し燃料電池として使用するという計画で、再生可能でクリーンなものであるそうです。この計画が実用化されれば、化石燃料や原子力に替わる画期的なエネルギーとして脚光を浴びることになると思います。
「効率の悪さ」と「巨大な空気抵抗」のリニアに未来はありません。
朝日新聞のアンケート調査の結果は、「必要とどちらかといえば必要」が37%、「不要とどちらかといえば不要」が54%でありました。 以 上
昨日の続きです。 「リニア新幹線 市民講座in名古屋」PART2の講演「行け!行け!時代の恐竜 リニアモーターカーは生き残れるか?」小濱泰昭さんです。
小濱さんのプロフーィルは、 「1945年岩手県生まれ。東北大学大学院博士課程修了 工学博士。同大学院教授を経て、9/30付けで退官されベンチャー企業設立。日本機械学会、日本航空宇宙学会、日本流体力学会所属。研究は複雑系境界層の乱気流遷移メカニズムの解明と制御。マグネシウム人口燃料発電器の開発や、環境親和型高速輸送システム「エアロトレイン」の開発研究 他。」と市民講座案内で紹介されています。
小濱さんのレジュメです。コンパクトにまとめられおり、読んで戴ければ分かります。
レジュメの項目は次のとおりです。
◆科学技術に投じられた巨額の国費 ◆リニアモーターカー開発は、斯くして始まった ◆燃費の悪さが破たんを招く ◆ひた隠しされる原発前提システム
◆リニアの抱える決定的な問題点(アキレス腱)
1.電磁場の生体に与える影響
2.リニアモーターカーの効率の悪さ
3.リニアの巨大な空気抵抗
これまでも電磁場(磁界)の問題は多くの方々が取り上げて、警鐘を鳴らしてきましたが、 「リニアモーターカーの効率の悪さ」を具体的に指摘されたのは初めてで、納得しました。
また、 「リニアの巨大な空気抵抗」が、小濱さんの専門分野の流体力学の見地から説明され、これまた納得です。
この「効率の悪さ」と「巨大な空気抵抗」がリニアのエネルギー効率の悪い原因であり、膨大な電力を必要とするのであることが理解できました。
講演で使用された、スライドの一部と朝日新聞記事です。10月26日の朝日新聞のリニア問題のアンケート調査の記事も使用されていました。
<コメント>
小濱さんの講演は大変貴重な内容でありました。後半の講演は、「マグネシウム人口燃料発電器」の開発と実用化に向けた、ベンチャー企業の話が中心でした。
広い砂漠の太陽熱を利用し、マグネシウムを精錬し燃料電池として使用するという計画で、再生可能でクリーンなものであるそうです。この計画が実用化されれば、化石燃料や原子力に替わる画期的なエネルギーとして脚光を浴びることになると思います。
「効率の悪さ」と「巨大な空気抵抗」のリニアに未来はありません。
朝日新聞のアンケート調査の結果は、「必要とどちらかといえば必要」が37%、「不要とどちらかといえば不要」が54%でありました。 以 上