「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

中津川市長にリニア問題の「要望書」提出!

2013年07月01日 11時34分01秒 | 日記
 おはようございます。早いもので今日から7月です。ブログを始めたのが2月20日ですから、春を過ぎ夏になりました。何回かネタも尽き休もうかと思いましたが、今日まで続けられたのは皆様からのアクセスが増えているためであります。ありがとうございます。
 今日は「東濃リニアを考える会」にとっては『ビックニュース』です。青山節児中津川市長宛てに「要望書」を提出いたしました。
 それと、恵那市内への新聞折込も初めて行い、「東濃リニア通信No12」を入れさせていただきました。
 午前10時に、野田副代表と中津川市役所へ赴き、市長不在のため対応してくれたのは、「丸山裕章理事」「柴田寛史リニア中央線推進局長」「渡辺卓リニア推進課長」でした。
 「要望書」を読み上げ、渡辺理事に手渡しました。終了後、読売新聞の川口記者の取材を受けました。
 
 「要望書」の概要は次のとおりです。
<要望書の主旨> 
 各地でJR東海と岐阜県期成同盟会の共催による説明会が行われ、多くの不安や疑問意見が相次いでいるが、両者から納得の出来る回答はなく、特徴的な問題点を取り上げ中津川市に回答を求めました。
<問題点>
1.東海道新幹線の平均乗車率は60%弱であり、新たに中央新幹線を建設すれば共倒れとなる、大阪開業時には現在よりも日本の人口が2500万人も減る。このような現実の上でリニア開業を期待することはリスクが大きい。
2.緩衝地帯を設けない、中央リニア新幹線は騒音・振動・電磁波・日照権などの問題が発生することは明らかである。
3.直線ルートを基本とし、地方都市を外れた所に駅を造れば大きな需要は見込めない。だからJR東海は簡素な駅の計画を発表したのである。
4.中津川市千旦林の「ハナノキ・シデコブシ」などの貴重植物は、トンネルを通すと絶滅の恐れがある。
5.山梨実験線の延長工事で何か所かの河川や井戸が枯渇している。トンネル区間が想定される場所では、「水文調査」を十分行わないと因果関係が照明されず、泣き寝入りとなる。
6.中津川市は営利企業の事業のために「リニア推進課」に職員を多数配置しているが、本来民間企業を税金を使って支援することは慎むべきではないか。
7.リニア推進課では公害問題やトラブルの問題などに対応することは矛盾があり、「リニア被害対策室」等を設けることを提言する。
 以上の要望書を提出するので、7月16日までに回答を求める。

 「要望書」の全文、3頁を貼り付けます。

  

 
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