むさしのけん

還暦を過ぎて剣道を再開した男の物語

右手を使う(3)

2017-07-31 08:29:07 | スポーツ
右手を振り上げて、小手打ちを抜く時、手先の力のみで抜くと、手首肘が曲がり、相手から小手が丸見えになります、危険は去っていません。胸肩脇の筋肉の塊、細胞爆発エネルギーを併せて抜くと、手首も肘も曲がらずに、ほぼ構えたままの、右腕の状態で、相手の剣を抜くことができます。要するに構えたままで、抜く意識が大事です。いつも言う丁番の動きです。これで、同時に、最短距離で、最小の時間で、相手を打つことができます。又、大事なことは竹刀の置き所、一歩又は半歩引いて、頭上に抜く方法と、又高度な業、足を引かずに、その場で、真上に抜く方法があります。行き着くところは、真上に抜くことですが、初心の頃は大変危険です、いつでも、体を捌いて、抜けるように、体が覚えるまでは、一歩引いて、頭上に抜く練習から始めてください。、
何事にも、得て不得手があり、これが絶対という理合いは有りません。その人の肉体的特性を生かす方法が大事です。小手を抜くとき、背の高い人は、真っ直ぐ上に、刀を持ち上げれば、簡単に抜く事ができますが、相手が同じように背が高い場合や、又、背の低い人は、半歩又は一歩、後ろに下がるか、日本剣道形にあるように、斜め後ろに身体を捌いて、抜かなければなりません、いかに安全に完全に抜くかは、人によっても、相手によっても、考えによっても、違います。
そして打つこと、一番のベストは抜くと同時に打っている事、余し技です、最小の動きで、相手の剣を躱し、同時に打つことができれば、最高です、よく髪の毛3本切られる見切りをすると言いますが。見切ることができるかは、訓練と稽古次第です。車の運転も、慣れれば、壁ぎりぎりを通る事がきるようになるように、見切りの練習をすればいいのですが、昔、むさしが剣道を始めた道場以外で、この見切りの稽古をする道場を見たことが有りません、残念なことです。勿論普段の地稽古で、見切りを含め、稽古はしているわけですが、地稽古の稽古の一環ですが、見切りを心がけるかそうでないかで、ずいぶん、進歩が違ってきます。今思うと、合気そのものが、見切りと言えますね。相手の剣を見切るか、動きを身切るか、心を見切るか、あらゆる全てを見切るか・・・むさしの云う球体バリヤーです。
相手の小手打ちを、いつでも、抜けるようになれば、見切れるようになれば、体捌きも進み、あらゆる業は一気に進みます。むさし往年の右手の業を思い出しながら、戻どしながら、ゆっくり進んでいきます。むさしのあらゆる業、全てが、右手の使い方、復活にかかっています。
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