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ザスパクサツ群馬の話題を中心に書いています。

未来像の提示を

2014-04-11 23:00:03 | Weblog
支援募金が始まって約1ヶ月。
これまでに1300万円ものお金が寄せられました。
正直言って、これほどのお金がわずかな期間で集まるとは思っていませんでした。
いかにザスパを思ってくれる人が多いのかを感じ、チームを愛するものとして感謝の気持です。

しかしその感謝の気持があるからこそ、クラブの現状には苦言を呈しておきたいと思います。

サポーターからOB選手、政財界の方から地域の子供たち、地域リーグのクラブからJの他クラブのサポーターまで、ほんとうにさまざまな立場の方から、たくさんの募金が寄せられています。
これは単なるお金ではありません。
ザスパの存続を願う気持、新生ザスパへの期待の現れにほかなりません。
草津温泉フットボールクラブは、これに応えられるのでしょうか。

単にお金が集まって、ライセンス剥奪が免れればよい、という話ではないのです。
クラブを黒字化し、二度とこのような事態が起こらないようにすることが絶対的に必要なのです。
それが出来なければ、お金という形で集まった、多くの方々の願いや期待を裏切ることになる。
支援募金というのは、みんなの気持ちを担保にとる行為、といったら言い過ぎでしょうか。

経営陣刷新から1ヵ月半、募金開始から1ヶ月。
いまだクラブは何も示していません。
公式サイトのインフォメーションは、支援金の受領、募金総額の開示、募金場所の新設といったアナウンスばかり。
それはもちろん大切なことだけれど、もっとも大切なこと、大前提となるべきことを忘れていないか。

どんなクラブを作ってゆくのか、どのようにして黒字体質にして行くのか。
大きな方針も、具体的な策も、いまだに提示されない。
本当ならば、「こうしてクラブを守り育むつもりだから存続のために支援してください」というのが筋。
ライセンス剥奪という危機感を示し、たくさんの募金を受け取りながら、いまだに何も提示できていないってのは、いったいどういう了見か。
経営陣が変わっても、企業体質は大して変わっていないように思える昨今、支援募金の金額とともに不安も日々強く感じられるようになってきています。

クラブには一日も早く、方針と策を示していただきたい。
未来像の提示を、早く。



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