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大分戦でのトラブルと、「ひとつになる」ということについて

2014-07-04 23:59:59 | Weblog
6月28日(土)J2第20節大分戦でのトラブルについて


大分戦でのトラブルに対する処分が発表されました。
なんと10名ものサポーターに対し、最短で1試合、最長は無期限の入場禁止。
理由はどうあれ、禁を犯した以上、当然のことと思います。

毎試合スマイルスタジアム宣言をしていたって、たった1度の事件のほうが、大きく報じられ強く印象に残る。
暴力行為を見た人がまた心弾ませてスタジアム来るか、暴力行為のあった会場で試合を見てみようと思う人がどれほどいるか。
当事者たちが入場禁止になったとしても、世間の印象を拭えるわけじゃあない。
この事件が集客に苦しむクラブにとって、どれほどの重荷になることか。

おそらくはリーグからも制裁金などの措置が下るでしょう。
多くの方からいただいた支援の募金でようやく資金面のめどがついたというところなのに。



松本山雅FC戦の監督記者会見コメントについて

このトラブルの発端は、監督の記者会見での発言にあると考えます。
監督からの謝罪は「誤解を招く表現があった」ということだけれど、問題はそこではない。
発言の真意だの、誤解を招く表現だの、そいうこと以前に、タイミングと場をわきまえていなかったということに尽きると思います。

多くの人が集まる場です。立場も違えば意見も違うのは当然のこと。
意見に食い違いがあったとしても、その場で相手と向かい合って話をすれば、たとえ接点は見いだせなかったとしても、これほどのトラブルに発展することもなかったと考えます。
サポーターと監督の意見交換で済むはずだったものを、会見という"公の場"に持ち出し、相手と向き合うことなく一方的に吐き出せばどうなるか。
その程度の想像も働かず、「一丸となる必要がある」とは恐れ入る。



「ひとつになって」というのは、立場の違いも、意見の違いも、全部丸ごとひっくるめて共に行くということではないのか。
たとえ意見が合わなくても、許容し妥協し尊重し共感し反発し、そうして共にゴールを目指すことではないのか。
ただ掛け声を繰り返してもひとつになんてなれない。
ひとつになるために、どう考えどう行動すべきなのか、いま一度考えてみたい。



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