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草津温泉の湯畑にある青緑色のコケみたいなものは?


湯畑を見ていると、青緑色のコケの様のものがあります。考えてみると、pH2.0以下の強酸性の温泉で、しかも温度55度近いあるところで生物が生きていられると思いますか?ところがあるんです。これは、紅藻類の「イデユコゴメ」という生物で、非常にめずらしい生物です。  写真は温泉資料館に掲示されております。湯畑の表面の青緑色の部分を採取して、走査顕微で撮った写真です。イデユコゴメは球状で、大きさが2~4ミクロンです。色は藍藻に似ていますが、分類学上は藍藻ではなく、細胞の内部構造の研究から、紅藻類とされています。 草津温泉にイデユコゴメが生育しているところは、1942年、根来健一郎、江本義数博士らによって明らかにされました。現在でも、草津温泉はイデユコゴメが最も生育している温泉の一つです。 イデユコゴメは日本の温泉ばかりでなく、アメリカやイタリア、インドネシアの温泉にも分布しており、pH1~3という強い酸性で、しかも35~55℃の温泉で生育できる、たいへん珍しい、しかも原始的な藻類で、研究者の注目を集めています。(資料提供 東京理科大学 長島秀行博士)
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