温泉クンの旅日記

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松江の珈琲

2009-07-05 | 食べある記
  <松江の珈琲>

 わたしは、ふだんあまり珈琲は飲まない。
 どちらかというと、煎茶とかミネラルウォーターを飲んでいる。どうしても珈琲
を飲まなければならないような場面ではガムシロップ抜きのアイスコーヒーを頼む
ことにしている。

 決して珈琲嫌いではないのだが、なかなか自分にあった薫り高いバランスのとれ
た味にめぐり合わないのである。
 自分にあった味といえば自宅近辺にある喫茶店、値ははるが一流ホテルぐらい。
ほかには最近だが、豆乳好きだからスターバックスのソイ・ラテなどか。あとは、
場所代と完全に割り切っている。

 松江といえばまず思い浮かべるのが宍道湖であるが、茶の湯でも名高いところで
ある。



 松江は江戸時代には松江藩の城下町として盛えた。
 有名な藩主が「不昧公」の異名を持つ松平治郷である。
 治郷は茶人としての才能は一流で、石州流を学んだ後に不昧流を建てる。武芸に
も堪能で、不伝流居相(居合)を極めた。

 不昧公が茶人として活躍するに伴い、茶の湯につきものの和菓子についても
「不昧公御好み」として、銘品と呼ばれるようになる物が数多く生まれ、収集した
茶器とともに現在にも伝えられている。このため松江では煎茶道が発達して、今で
も湯のみがお猪口状の湯呑で飲む風習が残っているそうだ。
 そんな松江だからこそ、和菓子がとてもおいしいのである。

 松江の珈琲も薫り高くひじょうにおいしい。
 初めて飲んだときにいっぺんで気に入ってしまった。



 松江にいくといつもいく喫茶店、「珈琲館」。



 佇まいも洒落ているが、水の都である松江らしく水辺にあってロケーションも
最高だ。



 以前は近くに割子蕎麦の名店「古曽志」もあって、珈琲と蕎麦をセットで楽しめ
たのだったのだが数年前に廃業したのが残念である。

(うぅーむ、明日の帰りはきついだろうなあ・・・)



 薫りを充分に楽しみ、酸味と苦味の絶妙なバランスをした琥珀を口に含みながら
考える。

 松江から横浜まで一気に帰るのは、ゴールデンウィークであるから無謀である。
 そこで、明日は島根県の松江から、福井県の芦原まで走る予定なのだ。距離で
いけば日本海の海岸線を辿るのだが、それでは何時に着くか検討もつかない。

 だから、いったん太平洋側に走り岡山から兵庫にはいったあたりでヴイ(V)の
字を描くように、再度、日本海側に戻るのである。
 ひとには絶対いいたくない超ハイレグなマニアコースである。上辺の一番短い
紐の部分を通ればいいのに、わざわざハイレグに三角の辺に沿って走るのだ。

 距離的、燃料的には倍くらいの違いの、どう贔屓目にみても馬鹿丸出し状態だ
が、高速料金は千円であるし時間的には相当な節約になるはずである。
 ただし、兵庫にはいってからと、日本海側に再度戻ってからの国道数十キロ、
このふたつに渋滞の可能性がある。ここだけがまあ気にはなるのだ。

 喫茶店を出ると向かいの風流堂で土産の和菓子「朝汐」を買い求め、ぶらぶら
して歴史と由緒のありそうな酒造の店をひやかしたりした。



 小腹がすいたので、途中でみつけた蕎麦屋「上田そば」にはいり割子蕎麦をたぐ
った。





 この店の盛りが思ったよりよくて、満腹してしまった。

 土産物屋でみつけた、「どじょまん」のクッション。



 本来の「どじょまん」はどじょうすくいをキャラクターにした土産物のお菓子で
ある。
 なんか、じっとみているうちに、明日の悩みは霧消してしまった。

 実際わたしの読みどおり、次の日の走行五百キロはまずまず順調で、芦原には
四時ごろに到着したのであった。
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