台風4号とともに梅雨も去り、毎日暑いですねー。
その台風4号がまさに接近中の7月12~14日の日程で鹿児島取材がありました。観光特急「はやとの風」に乗って霧島エリアの温泉を旅する、というJR九州&雑誌Titleの企画のための取材だったのですが、12日はまだ晴れ間ものぞいたりしてそこそこのコンディションで、各温泉の撮影などスムーズに進みました。写真は取材先でもあり美味しい黒豚の焼き肉が食べられる、霧島の「わきもと」にて。ここでお食事をするのは3回目なのですが、いつもながら美味しい。炙ってとろけた脂身の甘さがたまらない。そのままでもいけますが、自慢の黒酢タレ(ときどき観光写真で見る、桜島をバックに甕がずらっと並んでいるあの黒酢を使用)をつけるともう止まらない。同行の編集者&カメラマンも「美味しくて食べすぎちゃったよー」と悲鳴をあげるほど、昼からたらふくいただいてしまいました。
焼き肉厨房 わきもと
0995-78-2406
鹿児島市内に戻ってきた夜は、昼に黒豚を堪能しまくったので、いきなり焼酎バー「S・A・O」へ。「今しかない」ものから「長期熟成もの」まで100種類が揃ううえに、1杯が315円からという鹿児島を訪れる焼酎好きは必ず行けというお店です。飲みかたも仕込み水での前割(あらかじめ割っておくこと。この割合もお酒によって違うのだそう)など地元でしか味わえないものあり。「次なにしようかなー」と店長の濱崎さんに聞くと、すかさず「これは蒸留に錫の××(←酔っていたうえに取材じゃないのでメモも取らず記憶が飛んでます・笑)をつかった珍しいものです」など、酒飲み心をそそられるおすすめ情報が入り、「よし、ソレ!」と酒が進んでしまう。記憶はないが5~6杯、同行した編集&カメラマンの分まで味見させてもらったので(彼らは7~8杯いってたハズ)、10種類は味わったはず。ですがさすが焼酎、翌朝に酔いを残しませんでした。つまみも美味しい。今回は甑島のきびなごにあわせて、甑島の焼酎を飲んだのがまたサイコーでした。
Bar S・A・O
099-239-4661
翌、13日はJR九州さんからのメンバーも合流してメインの「はやとの風」から「いさぶろう・しんぺい」乗車取材(私にとっては3回目だったりします)。しかし、もはや台風が来ることは確定的で、天気はどんより→雨降り出す→豪雨という展開で、せっかくの日本三大車窓も真っ白というありさまでした……。それでも、個人的には雨の車窓というのもなかなか好きだったりします。雨のドライブもそうですが、安全なところから雨風を見るというのも現代ならではの風流さがあります。それになんといっても観光写真では見られない風景だし、夏の雨は緑がほんとうにきれいに見えるし。(「はやとの風」でいうと隼人以降の霧島エリアでは、本当に木の葉に触れるようにして走っていくんですよ)実は「乗り鉄」な私(それほどお金を使って乗りに行っているわけではないけれど)、全国各地の特急にかなり乗っていますが、それらと比べてもJR九州の特急列車の乗り心地は素晴らしい。他にも新幹線「つばめ」や「ゆふいんの森」「あそ1962」「ソニック」「かもめ」などに慣れると九州外の特急が味気なく感じるほどです。特に内装のオシャレ度・ピッチ(座席の間隔)の広さや車内販売メニューの楽しさは世界に誇れるんじゃないかなと思います。「はやとの風」の車内も、木で内装してあって爽快感があります。シートや暖簾、ウッドカーテンといったあつらえも凝っていて、雨の日の旅でも気分は晴れやか。車窓からもフェニックスごしに錦江湾に浮かぶ桜島が望めて、南国の旅を盛り上げます。
「いさぶろう・しんぺい」も飴色の木材メインのレトロな内装に、日本三大車窓、スイッチバックにループ線、レトロ駅舎と鉄道オタクでなくても興味深い列車。鹿児島から日当山、妙見、霧島温泉郷、人吉といった温泉地帯を結んで行くので温泉好きにも利用価値大!
写真は「はやとの風」から「いさぶろう・しんぺい」に乗り換える吉松駅にて。「列島南下・気分上昇」とレトロなキャッチフレーズを乗せた売店が健在で一同にとてもウケていました。
さて13日夜は栗野岳温泉の南洲館に泊まれる予定でしたが、台風接近のためあえなくキャンセルに。申し訳なさそうに(おそらく夕食で出すメニューだったんだろうなあ)食事だけふるまってくれました。写真はその食事。1羽まるごとを温泉で蒸した蒸し鶏はちょっと見た目が少し怖いですが食べてみれば柔らかくてなかなか美味。ただ時間がまだ早かったのであまり食べられなくて申し訳なかったです(なにせおなかにたまる「嘉例川駅弁」をいただいてまだ2時間経ってなかったものですから)。
それで、もう鹿児島に泊まっても明日は台風だけということで13日のうちに文春の人ともども福岡に帰ってきてしまい、おかげで台風に足止めを食うことは避けられました。しかし温泉に泊まれなくて&駅弁の黒豚弁当が売り切れで本当に残念……。
これも、今度は自腹で来いということなのでしょうか(笑)
その台風4号がまさに接近中の7月12~14日の日程で鹿児島取材がありました。観光特急「はやとの風」に乗って霧島エリアの温泉を旅する、というJR九州&雑誌Titleの企画のための取材だったのですが、12日はまだ晴れ間ものぞいたりしてそこそこのコンディションで、各温泉の撮影などスムーズに進みました。写真は取材先でもあり美味しい黒豚の焼き肉が食べられる、霧島の「わきもと」にて。ここでお食事をするのは3回目なのですが、いつもながら美味しい。炙ってとろけた脂身の甘さがたまらない。そのままでもいけますが、自慢の黒酢タレ(ときどき観光写真で見る、桜島をバックに甕がずらっと並んでいるあの黒酢を使用)をつけるともう止まらない。同行の編集者&カメラマンも「美味しくて食べすぎちゃったよー」と悲鳴をあげるほど、昼からたらふくいただいてしまいました。
焼き肉厨房 わきもと
0995-78-2406
鹿児島市内に戻ってきた夜は、昼に黒豚を堪能しまくったので、いきなり焼酎バー「S・A・O」へ。「今しかない」ものから「長期熟成もの」まで100種類が揃ううえに、1杯が315円からという鹿児島を訪れる焼酎好きは必ず行けというお店です。飲みかたも仕込み水での前割(あらかじめ割っておくこと。この割合もお酒によって違うのだそう)など地元でしか味わえないものあり。「次なにしようかなー」と店長の濱崎さんに聞くと、すかさず「これは蒸留に錫の××(←酔っていたうえに取材じゃないのでメモも取らず記憶が飛んでます・笑)をつかった珍しいものです」など、酒飲み心をそそられるおすすめ情報が入り、「よし、ソレ!」と酒が進んでしまう。記憶はないが5~6杯、同行した編集&カメラマンの分まで味見させてもらったので(彼らは7~8杯いってたハズ)、10種類は味わったはず。ですがさすが焼酎、翌朝に酔いを残しませんでした。つまみも美味しい。今回は甑島のきびなごにあわせて、甑島の焼酎を飲んだのがまたサイコーでした。
Bar S・A・O
099-239-4661
翌、13日はJR九州さんからのメンバーも合流してメインの「はやとの風」から「いさぶろう・しんぺい」乗車取材(私にとっては3回目だったりします)。しかし、もはや台風が来ることは確定的で、天気はどんより→雨降り出す→豪雨という展開で、せっかくの日本三大車窓も真っ白というありさまでした……。それでも、個人的には雨の車窓というのもなかなか好きだったりします。雨のドライブもそうですが、安全なところから雨風を見るというのも現代ならではの風流さがあります。それになんといっても観光写真では見られない風景だし、夏の雨は緑がほんとうにきれいに見えるし。(「はやとの風」でいうと隼人以降の霧島エリアでは、本当に木の葉に触れるようにして走っていくんですよ)実は「乗り鉄」な私(それほどお金を使って乗りに行っているわけではないけれど)、全国各地の特急にかなり乗っていますが、それらと比べてもJR九州の特急列車の乗り心地は素晴らしい。他にも新幹線「つばめ」や「ゆふいんの森」「あそ1962」「ソニック」「かもめ」などに慣れると九州外の特急が味気なく感じるほどです。特に内装のオシャレ度・ピッチ(座席の間隔)の広さや車内販売メニューの楽しさは世界に誇れるんじゃないかなと思います。「はやとの風」の車内も、木で内装してあって爽快感があります。シートや暖簾、ウッドカーテンといったあつらえも凝っていて、雨の日の旅でも気分は晴れやか。車窓からもフェニックスごしに錦江湾に浮かぶ桜島が望めて、南国の旅を盛り上げます。
「いさぶろう・しんぺい」も飴色の木材メインのレトロな内装に、日本三大車窓、スイッチバックにループ線、レトロ駅舎と鉄道オタクでなくても興味深い列車。鹿児島から日当山、妙見、霧島温泉郷、人吉といった温泉地帯を結んで行くので温泉好きにも利用価値大!
写真は「はやとの風」から「いさぶろう・しんぺい」に乗り換える吉松駅にて。「列島南下・気分上昇」とレトロなキャッチフレーズを乗せた売店が健在で一同にとてもウケていました。
さて13日夜は栗野岳温泉の南洲館に泊まれる予定でしたが、台風接近のためあえなくキャンセルに。申し訳なさそうに(おそらく夕食で出すメニューだったんだろうなあ)食事だけふるまってくれました。写真はその食事。1羽まるごとを温泉で蒸した蒸し鶏はちょっと見た目が少し怖いですが食べてみれば柔らかくてなかなか美味。ただ時間がまだ早かったのであまり食べられなくて申し訳なかったです(なにせおなかにたまる「嘉例川駅弁」をいただいてまだ2時間経ってなかったものですから)。
それで、もう鹿児島に泊まっても明日は台風だけということで13日のうちに文春の人ともども福岡に帰ってきてしまい、おかげで台風に足止めを食うことは避けられました。しかし温泉に泊まれなくて&駅弁の黒豚弁当が売り切れで本当に残念……。
これも、今度は自腹で来いということなのでしょうか(笑)