温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

えきねっと発券で経路が多めの乗車券を購入、そして「リゾートビューふるさと」乗車

2011年09月13日 | 旅行記
久しぶりに鉄道ネタです。
前回までの記事で取り上げた白馬鑓温泉への訪問およびそこまでのルートとしての白馬岳登山(白馬三山縦走)の際には、自分の車ではなく鉄道と路線バスを利用しました。スタートとゴールが異なる場所なので、公共交通機関を使った方が便利だろうと判断したからです。


JRの乗車経路については、単純に自宅最寄り~白馬を往復するんじゃ芸が無いので、東京都区内から町田まで反時計回りの一筆書きでグルッと一周するルートを辿ってみることにしました。具体的には以下の通りです。

東京都区内(東北線)大宮(上越新幹線)越後湯沢(上越線)六日町(ほくほく線)犀潟(信越線)直江津(北陸線)糸魚川(大糸線)松本(篠ノ井線)塩尻(辰野別線)岡谷(中央東)八王子(横浜線)町田

バカ正直に経路を記すとこのようになります。本当は思いっきり経路数を増やして手書きの切符(出補)を入手したかったのですが、上記のルートですと新幹線や中央線辺りの経路が省略されて、マルスによる発券が可能な経路数内に収まっちゃいそうな感じだったので、試しに「えきねっと」で、乗車駅:新宿、降車駅:町田、途中駅:犀潟・白馬・辰野と入力してみたら、なんと発券OKとなりました。提示された経路もバッチリです。「えきねっと」発券できちゃうんですから出補での発券は無理ですね。それなら窓口のMR32で感熱紙の切符をもらうより、スタンプ類のインクの載りが良い転写紙の乗車券が欲しいと思い、登戸駅のMV30端末で発券させてみたら、次の画像のような乗車券が出てきました。


(画像クリックで拡大)

 経路:大宮・新幹線・越後湯沢・六日町・ほくほく・犀潟・北陸

あれれ? 経路が思いっきり省略されているぞ。120mm券で発券している意味ないじゃん…。北陸線以降、どのような経路をたどるか、ちっとも記されていません。窓口で購入すれば端末で表記できない分は係員氏が手書きで補筆しますが、さすがにMVじゃそれができず、省略されたまんまで発券されてしまったわけですね。
尤も「乗車券」表記のそばに■や□の記号(東海道線部分を新幹線にするか在来線にするかの区別)が無いことや、有効日数、料金の額から判断すれば、北陸線から米原を経由するんじゃないことぐらいは判断できますが、たとえば松本から塩尻へ行かず、松本(篠ノ井・信越)長野(新幹線)佐久平(小海線)小淵沢(中央東)…という経路で乗車しても、「経路が印刷されなかっただけだよ」と言い張れば、駅員さんや車掌さんは文句が言えなさそうです。
とはいえ、そんな不誠実なことはせず、ちゃんと「えきねっと」で入力した経路の通りに乗車しました。下車印の「岡谷」「上すわ」がその証明です。いや、辰野別線については、運悪く乗車しようとした日に列車とシカが激突してしまったためウヤとなってしまい、仕方なくみどり湖経由で岡谷へと向かったのでした。
ちなみに旅行開始日は小田急で新宿まで行ったので、新宿駅中央西口の小田急連絡改札口で入鋏してもらいました。この改札はいまだにスタンパーじゃなく昔ながらの鋏を使っているので、キップの下辺には鋏を入れた跡がちゃんと残っています(分かりやすいように背景を黒くしました)。子供のころから新宿には数えきれないくらいに通っているので、この鋏痕はイヤと言うほど見てきているのですが、自動改札が当たり前になってからはお目にかかる機会が滅多になくなり、久しぶりにこの形状を見て、とっても懐かしい思いに浸ってしまいました。




(画像クリックで拡大)
白馬岳や白馬鑓温泉からの下山後は、白馬から松本まで「リゾートビューふるさと」に乗車。
仁科三湖や北アルプスの山稜を眺められるD席を指定して発券してもらいました。


白馬駅に入線する「リゾートビューふるさと」

 
ハイブリッド気動車のHB-E300系。天地方向にデカイ窓の下には誇らしげにHYBRIDの文字が。

 
通路上の車内モニターには先頭からの映像が映されるほか、沿線観光に関するDVDも放映されました。列車は一応ワンマン運転ですが、アテンダントのお姉さんが一人添乗し、車内放送したり記念撮影を手伝ったり車販したりと、いろいろ忙しそうに活躍なさっていました。お姉さんが売っていたキャラメル味のアイスクリームが懐かしい感じがする味で美味かったなぁ。

 
シートは今時の列車らしく堅めの座り心地ですが、シートピッチがかなり広く、まるでグリーン車みたい。思いっきり足を伸ばせます。短足の私はスペースをもてあましちゃいました。


運転台の真後ろはパブリックスペースとなっており、誰でもかぶりつき可能。

 
パブリックスペース後方では、ソバの花とともに松川村の鈴虫が展示されていました。残念ながら啼き声は聞けませんでしたが…。


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