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腰椎椎間板ヘルニアの手術についても掲載しています。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その8 全身麻酔

2012-06-01 23:51:33 | 腰椎手術

手術は全身麻酔が効いた状態で実施される。健康そうに見える人でも、麻酔薬に対して異常な反応を示し、突然危険な状態に陥ることがあるため、手術中は麻酔医が患者の状態を監視する。
手術前日、手術に立ち会う麻酔医から麻酔についての説明があり、あわせて麻酔前調査が実施された。


【麻酔前調査の問診内容】
1.今までに手術や麻酔を受けたことがあるか。

2.輸血を受けたことがあるか。

3.下記病歴があるか。
  心臓病、高血圧、脳卒中、肺疾患、喘息、アレルギー(じんましんなど)、肝臓病、腎臓病、糖尿病、バゼドウ氏病、筋肉・神経・精神の病気(運動麻痺、しびれ、てんかん(ひきつけ)、うつ病、統合失調症など)

4.下記の薬・注射・点滴等を長期間投与されたことがあるか。または現在投与中か。
  降圧剤(血圧を下げる)、強心薬(心臓の働きを良くする薬)、インシュリン、副腎皮質ホルモン(ステロイド)、抗血液凝固薬、抗血小板薬、睡眠鎮静薬、抗痙攣薬

5.注射・薬の服用・食物で気分不快や発疹が出たことがあるか。

6.現在、下記状態に該当するか。
  1) 風邪を引いている、発熱している、咳、痰、鼻汁、のどの痛みがある
  2) 動悸、息切れ、立ちくらみがある、階段を上がったり、少し走ったりするとすぐに息苦しくなる。
  3) 鼻づまりなどの鼻の病気がある。鼻血や皮下出血などが止まりにくい。
  4) 目が見えにくい、耳の聞こえが悪い。
  5) 頸の動きが悪い、口が開きにくい、入れ歯・挿し歯・虫歯がある。
  6) 妊娠中である。
  7) ぐっすり寝ている時に大きないびきをかく、寝ている時に枕をすると楽である。
  8) ほとんど毎日、タバコ●本、ビール・日本酒・ウイスキーなどの酒を●ml嗜好する。
  9) 指輪・マニキュア・コンタクトレンズ・眼鏡をしている。

7.血縁の人(親・子・兄弟・親戚)の中で、手術や麻酔の際に高熱やショックなどで危険な状態になったことがあるか。

【全身麻酔の合併症】
1.歯、口唇の損傷
  手術中は呼吸も停まるため、口から気管チューブが挿し込まれ(気管挿管)、人工呼吸器が装着される。このため、歯が損傷したり抜けることがある。歯槽膿漏でグラグラしている、前歯が高額な挿し歯である、子供の歯が生え代わりでグラグラしているなどがあれば、麻酔医に話をしておく。また、口唇部分が手術器具に挟まれて腫れることがある。

2.のどの痛み、腫れ、声のかすれ
  気管チューブの挿入、留置、抜管により、のどの痛み、腫れ、声のかすれなどの症状がおこることがある。たいていは数日で治まる。
  しかし、声帯を動かす神経が麻痺したり、声帯を支える軟骨(被裂軟骨)が脱臼したりすると声のかれが持続することがある(発生率0.1%)。この場合、耳鼻科的処置が必要。

3.誤嚥性肺炎
  飲物を飲み損なって激しく咳き込むことがあるが、麻酔中は咳ができない。麻酔中に、まれに胃内容物が逆流(嘔吐)することがある。この吐しゃ物が胃液と共に肺に流れ込むと(誤嚥)、強酸性の胃液のために肺炎を引き起こす(誤嚥性肺炎)。このため、手術中は胃の中を空にしておく必要があり、手術当日の0時以降は絶飲絶食となる。また、胃液の酸度を抑える薬を内服か点滴する。
  計画された手術では事前に絶飲絶食して胃の中を空にできるが、緊急手術では胃腸が張った状態で麻酔を行うこととなり、誤嚥性肺炎の危険性が高まる。

4.循環器系の障害
  全身麻酔中は血圧や脈拍が変動しやすくなり、手術中に狭心症や心筋梗塞を起こすことがある。麻酔偶発症での心停止(発生率0.06~0.07%)、高度低酸素血症(発生率0.04~0.14%)など、危機的偶発症による死亡率は26.5%。
  高血圧症、不整脈、狭心症、心筋梗塞、心不全などの病歴のある患者で循環器系の障害が発生する危険性が高くなる。
  手術の影響から、手術後に心筋梗塞や脳卒中などの合併症が起こることがある。糖尿病、腎不全、高齢症など、心臓疾患を起こしやすい要因を持つ患者で確率が高くなる。

5.悪性高熱症
  遺伝性の疾患であり、麻酔薬による重篤な合併症。高熱、筋肉のこわばり、不整脈、腎不全などの臓器障害が起こり、劇症型では死亡する場合もある。発生頻度は成人の麻酔で1/50,000、小児の麻酔で1/10,000~20,000。近親者で手術、麻酔中に危険な状態になった事例がある場合、時々赤ワイン色の尿が出たことがある場合、必ず麻酔医に知らせること。

6.アレルギー
  喘息やアトピー、薬に対する過敏症のある患者では、麻酔薬や気管挿管の刺激などにより、喘息のような症状やじんましんが出ることがある。また、手術、麻酔の際に用いられる手袋や器具に対してアレルギーを起こす場合もある。

麻酔薬そのものは手術前に装着される点滴を通じて体内に注入された。点滴の管は枝分かれしており、枝に麻酔薬がセットされた後、麻酔医が「●●(麻酔薬の名称と思われる。名称は忘れた)100mlいきまーす」と合図。
それから10秒くらいで意識が薄らぎ、「あー、気が遠くなってきた」としゃべった記憶があり、直後に「麦雄さん、麦雄さーん」と呼ばれて目を覚ましたら腰に手術創の痛みがあり、手術は終了していた。いや、直後と感じたが、実は2時間30分経っていた。手術中の記憶はおろか、時間経過の感覚も全く無い。

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