麦は放浪癖

出張は 寄道 買い食い 遠回り

腰椎椎間板ヘルニア 手術について その9 手術前夜から直前まで

2012-06-02 10:43:09 | 腰椎手術

私は体毛が薄いので必要なかったが、濃い人は手術部位周辺を除毛されるらしい。
前日の夕方、看護士がやって来て、サージカルストッキングとT字帯を持って行った。手術室の担当看護士に渡しておくとのこと。また、手術後はしばらく起き上がれないため、このときに寝たままうがいをする練習をした。
手術に備え腹を空にするため、前夜の就寝前に下剤を服用した。また、日付の変わる0時以降は絶飲絶食である。
下剤服用後、すぐに腹がゴロゴロと騒ぎ出すわけではなく、普通に眠り、翌朝は快便だった。仮に当日朝になっても便通がなければ、浣腸で強引に抜き出される。

手術は9時の予定だが、起床は6時半頃だった。食事が停められているため暇だったが、看護士が来て「しばらく体を拭くこともシャワーを浴びることもできなくなるから、今のうちにシャワーをどうぞ」と優しいお言葉。7時からシャワーを浴びた。

8:40  実家から出てきて私の家に泊まっていた母が病室に到着。
8:50  看護士が私のベッドに迎えに来て、車椅子で手術室に向かった。母も付き添い。
8:54  手術エリアに入る。ここから先は家族も立入禁止となるため、母は病棟に戻った。
8:55  手術室が並ぶ区画の手前にある待機部屋に到着。この病院の手術は朝9時から一斉に始まるため、待機部屋は多数の患者、医師、看護士でごった返していた。手術室担当看護士が体温と血圧を測定。
8:58  執刀する主治医、麻酔医が待機部屋に到着。
      医「麦雄さん、おはようございます。眠れましたか? 今日はよろしく!」
      私「おはようございます。快眠でしたよ。こちらこそよろしく!」
9:00  待機していた患者達が続々と手術室へ。私は随分奥の部屋だった。手術室は広く、小学校の教室くらいの広さがあった。

車椅子から手術台の横にある簡易ベッドに移されると、麻酔医が左腕に点滴の針を刺した。看護士はサージカルストッキングを両足に装着。心電図をとるためのセンサーが体のあちこちに貼り付けられたり、総勢5〜6名で私はいじられ放題。
医師が手術同意書、輸血同意書、麻酔同意書、私の氏名、年齢、性別、患部、術式を声に出して確認。
そして顔面に酸素マスクを近付けられ、「深呼吸してくださいねー」。深呼吸しているうちに麻酔医が点滴管に枝分かれの管を取り付け、「●●(麻酔薬の名称?)100mlいきまーす」。
10秒くらいで急に意識が薄らいできて、私は「あー、気が遠くなってきた…」

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その8 全身麻酔

2012-06-01 23:51:33 | 腰椎手術

手術は全身麻酔が効いた状態で実施される。健康そうに見える人でも、麻酔薬に対して異常な反応を示し、突然危険な状態に陥ることがあるため、手術中は麻酔医が患者の状態を監視する。
手術前日、手術に立ち会う麻酔医から麻酔についての説明があり、あわせて麻酔前調査が実施された。


【麻酔前調査の問診内容】
1.今までに手術や麻酔を受けたことがあるか。

2.輸血を受けたことがあるか。

3.下記病歴があるか。
  心臓病、高血圧、脳卒中、肺疾患、喘息、アレルギー(じんましんなど)、肝臓病、腎臓病、糖尿病、バゼドウ氏病、筋肉・神経・精神の病気(運動麻痺、しびれ、てんかん(ひきつけ)、うつ病、統合失調症など)

4.下記の薬・注射・点滴等を長期間投与されたことがあるか。または現在投与中か。
  降圧剤(血圧を下げる)、強心薬(心臓の働きを良くする薬)、インシュリン、副腎皮質ホルモン(ステロイド)、抗血液凝固薬、抗血小板薬、睡眠鎮静薬、抗痙攣薬

5.注射・薬の服用・食物で気分不快や発疹が出たことがあるか。

6.現在、下記状態に該当するか。
  1) 風邪を引いている、発熱している、咳、痰、鼻汁、のどの痛みがある
  2) 動悸、息切れ、立ちくらみがある、階段を上がったり、少し走ったりするとすぐに息苦しくなる。
  3) 鼻づまりなどの鼻の病気がある。鼻血や皮下出血などが止まりにくい。
  4) 目が見えにくい、耳の聞こえが悪い。
  5) 頸の動きが悪い、口が開きにくい、入れ歯・挿し歯・虫歯がある。
  6) 妊娠中である。
  7) ぐっすり寝ている時に大きないびきをかく、寝ている時に枕をすると楽である。
  8) ほとんど毎日、タバコ●本、ビール・日本酒・ウイスキーなどの酒を●ml嗜好する。
  9) 指輪・マニキュア・コンタクトレンズ・眼鏡をしている。

7.血縁の人(親・子・兄弟・親戚)の中で、手術や麻酔の際に高熱やショックなどで危険な状態になったことがあるか。

【全身麻酔の合併症】
1.歯、口唇の損傷
  手術中は呼吸も停まるため、口から気管チューブが挿し込まれ(気管挿管)、人工呼吸器が装着される。このため、歯が損傷したり抜けることがある。歯槽膿漏でグラグラしている、前歯が高額な挿し歯である、子供の歯が生え代わりでグラグラしているなどがあれば、麻酔医に話をしておく。また、口唇部分が手術器具に挟まれて腫れることがある。

2.のどの痛み、腫れ、声のかすれ
  気管チューブの挿入、留置、抜管により、のどの痛み、腫れ、声のかすれなどの症状がおこることがある。たいていは数日で治まる。
  しかし、声帯を動かす神経が麻痺したり、声帯を支える軟骨(被裂軟骨)が脱臼したりすると声のかれが持続することがある(発生率0.1%)。この場合、耳鼻科的処置が必要。

3.誤嚥性肺炎
  飲物を飲み損なって激しく咳き込むことがあるが、麻酔中は咳ができない。麻酔中に、まれに胃内容物が逆流(嘔吐)することがある。この吐しゃ物が胃液と共に肺に流れ込むと(誤嚥)、強酸性の胃液のために肺炎を引き起こす(誤嚥性肺炎)。このため、手術中は胃の中を空にしておく必要があり、手術当日の0時以降は絶飲絶食となる。また、胃液の酸度を抑える薬を内服か点滴する。
  計画された手術では事前に絶飲絶食して胃の中を空にできるが、緊急手術では胃腸が張った状態で麻酔を行うこととなり、誤嚥性肺炎の危険性が高まる。

4.循環器系の障害
  全身麻酔中は血圧や脈拍が変動しやすくなり、手術中に狭心症や心筋梗塞を起こすことがある。麻酔偶発症での心停止(発生率0.06〜0.07%)、高度低酸素血症(発生率0.04〜0.14%)など、危機的偶発症による死亡率は26.5%。
  高血圧症、不整脈、狭心症、心筋梗塞、心不全などの病歴のある患者で循環器系の障害が発生する危険性が高くなる。
  手術の影響から、手術後に心筋梗塞や脳卒中などの合併症が起こることがある。糖尿病、腎不全、高齢症など、心臓疾患を起こしやすい要因を持つ患者で確率が高くなる。

5.悪性高熱症
  遺伝性の疾患であり、麻酔薬による重篤な合併症。高熱、筋肉のこわばり、不整脈、腎不全などの臓器障害が起こり、劇症型では死亡する場合もある。発生頻度は成人の麻酔で1/50,000、小児の麻酔で1/10,000〜20,000。近親者で手術、麻酔中に危険な状態になった事例がある場合、時々赤ワイン色の尿が出たことがある場合、必ず麻酔医に知らせること。

6.アレルギー
  喘息やアトピー、薬に対する過敏症のある患者では、麻酔薬や気管挿管の刺激などにより、喘息のような症状やじんましんが出ることがある。また、手術、麻酔の際に用いられる手袋や器具に対してアレルギーを起こす場合もある。

麻酔薬そのものは手術前に装着される点滴を通じて体内に注入される。点滴の管は枝分かれしており、枝に麻酔薬がセットされた後、麻酔医が「●●(麻酔薬の名称と思われる。名称は忘れた)100mlいきまーす」と合図。
それから10秒くらいで意識が薄らぎ、「あー、気が遠くなってきた」としゃべった記憶があり、直後に「麦雄さん、麦雄さーん」と呼ばれて目を覚ましたら腰に手術創の痛みがあり、手術は終了していた。いや、直後と感じたが、実は2時間30分経っていた。手術中の記憶はおろか、時間経過の感覚も全く無い。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その7 腰椎後方椎体間固定術(PLIF)

2012-05-31 17:05:10 | 腰椎手術

手術の内容は下記サイトの動画がわかりやすい。
http://www.sekitsui.com/4syujyutu2/index3-3.html
※脊椎手術ドットコム様のページが開きます。

手術後、コルセットの着用が移植した骨が癒合するまで(3〜6ヶ月)必要になる。

【手術による有害事象と発生率】
手術中、神経の圧迫や損傷により、術前にはなかった神経症状が発生する危険性がある。(発生率 4%)
手術後の創感染。(発生率 2%)  感染例の半数以上では再手術。
硬膜管損傷。(発生率 2〜3%)
大血管の損傷。(発生率 0.05%、発生した場合の死亡率は60%)
静脈血栓症。(発生率 2%)  肺梗塞(発生率 0.1%)  ※いわゆるエコノミークラス症候群のこと
移植した骨が癒合しそこなう。(発生率 1〜2%  骨粗鬆症などが原因)
移植用の骨を右うしろの腸骨からとる事例が多いが、多くの場合は圧痛が残る。



手術の10日後の手術創の様子。傷の長さは8cm。左上にも小さな傷があるが、これはドレイン(体内の手術部位からの出血や漏れ出した体液を排出する管)が挿し込まれていた所。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その6 各種同意書

2012-05-31 16:57:02 | 腰椎手術

腰椎椎間板ヘルニア 手術について その6 各種同意書

入院前から退院まであれこれと書類に記名捺印するものがある。私の場合は下記のとおり。

1.入院誓約書
  「規則に従います。費用を払います。退院時に患者を責任もって引き取ります」という誓約書。患者本人、保証人、身元引受人がそれぞれ記名捺印する。

2.診療・看護に関する説明について
  患者以外の家族や知人に診療や看護について説明を受ける場合の希望者を記入する。患者本人と看護士が記名捺印する。

3.転倒・転落等の防止について
  入院中の環境の変化や運動機能低下により転倒や転落の危険がある旨の説明を受けた、という確認書類。患者本人と看護士が記名する。

4.入院療養計画書
  入院病棟・病室、主治医・担当医、病名、病状、治療計画、検査内容および日程、手術内容および日程、推定される入院期間、栄養管理の必要性、看護計画、リハビリ等の計画、総合的な機能評価について記載されたもの。患者本人、主治医、看護士が記名捺印する。

5.手術同意書
  手術の内容、効果、危険性等の説明を受け、内容に同意したことを証明する書類、患者本人が記名する。

6.輸血同意書
  輸血の内容、効果、危険性等の説明を受け、内容に同意したことを証明する書類、患者本人が記名する。

7.麻酔同意書
  麻酔の内容、効果、危険性等の説明を受け、内容に同意したことを証明する書類、患者本人が記名する。

8.退院療養計画書
  入院病棟・病室、主治医・担当医、予想される退院日、退院後の治療計画、退院後の治療上の留意点、退院後に必要となる保健医療サービスまたは福祉サービス等について記載されたもの。患者本人、主治医、看護士が記名捺印する。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その5 入院後、手術日までに済ませておくこと

2012-05-31 16:53:42 | 腰椎手術

会社勤めの場合、まとまった期間の休暇をとる形となるため、診断書が必要となってくる。入院手続きが終わり、病棟に入ったらすぐに診断書の作成を依頼しておく。出来上がり次第、会社に送付しておく。

手術後はしばらくベッドから動けなくなるので、足りない物などに気付いたら直ちに調達する必要がある。院内に店舗がない場合、近隣のコンビニなどに外出することになる。しかし手術後に病院敷地外に出られるほどに回復するまで少なくとも10日以上かかるため、手術前の限られた期間内に準備を完璧にしておかなければならない。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その4 入院前の準備

2012-05-30 14:16:16 | 腰椎手術

主治医の説明では、手術後約2週間の入院期間が必要とのこと。手術2日前から入院するスケジュールなので、検査入院とは違いそれなりの準備が必要となる。

【病院関係の準備】
1.着替え
  入院時のパジャマは病院が70円/日で貸してくれるとのことだったので、これを利用した。夏場は週3回、それ以外の季節は週2回交換してくれる。
  下着は入院時に着て来たシャツを退院時にも着ることにし、院内が暖かいので(検査入院でわかっていた)パジャマ着用時にはシャツを着なかった。パンツは旅行用の紙パンツを20枚用意した。

2.食器
  コップ、箸、スプーンは自分で準備しておく。私はスプーンを用意せずに入院してしまい、手術後の食事で苦労した。手術後しばらくは座れないため、食事は寝たまま(ベッドを動かして頭をやや起こした状態)でとることとなる。私は箸でつかんだヒジキの煮付けを口に入れる前に顔面にぶちまけ、大変な目にあってしまった。しかも翌朝、背中がチクチクと痛み、何事かと思ったら干からびたヒジキが背中に刺さっていた。

3.印鑑
  「入院療養計画書」「退院療養計画書」などの書類に記名捺印が必要となるため、必須である。

4.靴・靴べら
  院内では体育館シューズのような履物を使用する。手術後、自力で歩行するようになっても、健常時のような動きはできない。このため、かかとまで覆われて底が滑りにくい履物が必要となる。一時期流行したウレタン製のサンダルは滑りやすいので厳禁。
  しばらくは痛みで体を曲げられないので、靴を履きづらくなる。柄の長い靴べらは必須。

5.インターネット環境
  病院にネット接続環境がない場合、ネットなしで生活するか、自力でネット環境を用意する必要がある。自力で用意する場合は、WIMAXやWiFi端末を準備しておく。

6.その他雑貨

  ◎サージカルストッキング(看護士から購入を指示された。手術後、自力歩行するまでの寝たきりの時にエコノミークラス症候群発症防止のために装着する 1,980円 院内のコンビニで購入)
  ◎T字帯(看護士から購入を指示された。いわゆる「ふんどし」。手術後の寝たきり状態のときに着用する)
  ◎タオル(手術前、抜糸後の風呂はシャワーを浴びるのでタオルを4枚くらい準備しておく)

  ◎マジックハンド(長さ60cm。玩具として使えば単なる玩具だが、福祉用具として使えば極めて有用な補助用具となる。痛い思いをしたくなければ準備推奨 1,260円 院内のコンビニで購入)
  ◎ウェットティッシュ(手術後は体を曲げられないので洗顔が困難となる。洗顔や体拭きに有効)
  ◎石鹸・シャンプー・リンス・洗面用具・洗剤(洗濯用)
  ◎ハンガー(3本くらいあると良い)
  ◎携帯電話充電器
 
【自宅関係の準備】
一人暮らしの場合、病院と違い助けがいない。退院後1週間くらいは可能な限り親類縁者に同居してもらうことが望ましい。
退院後、しばらくは重量物を持てない。また、料理の動作が困難になる(腰を曲げられないので、調理台の高さによっては包丁を扱えない)。一人暮らしの人や、自宅で料理を担当する主婦にとっては退院後の食生活が課題となる。
体がどのような状態で退院するのか、必ず主治医に質問すること。

1.冷蔵庫内
  生鮮食品は全て処分しておく。ペットポトル飲料を確保しておく。

2.その他食品
  缶詰類、レトルト食品、電子レンジ食品を数日分確保しておく。

3.新聞
  入院期間は配達を停めておく。

4.寝具
  床に布団を敷いている場合、退院後は上げ下ろしが困難なので、布団を敷いておいてから入院すること。季節の変わり目の場合、退院時期の気候を考慮した布団を敷いておくこと。

5.椅子
  背もたれの付いた椅子(背もたれが動かないもの)は疲れを取るだけでなく、リハビリ運動の補助にもなる。風呂用の背もたれつき椅子も必要に応じて用意しておく。ソファーは立ち上がるときに腰に負担をかけるためダメ。

6.その他雑貨
  ◎マジックハンド(入院時から引き続き役に立つ)
  ◎ウェットティッシュ(洗顔に使える)

【会社関係の準備】
業務引継ぎや取引先へのお知らせを抜かりなく。休暇の取得については各社各様の制度があるはずなので、手続きをとっておく。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その3 病院について

2012-05-30 13:46:47 | 腰椎手術

私が入院したのは東海地方では評判の大学病院で、規模はかなりのものである。
手術室は全部で17室あった。私が手術を受ける時は、私を含めて同時に13室で手術があるとのことで、手術室の待機部屋は患者、各患者の主治医、副担当医、麻酔医、看護士で大賑わいだった。

大学病院であるため、処置や回診に学生が付き添うことがあった。平日は大学付属の看護専門学校の可愛いお嬢さんが見習い実習をしていた。私が手術後の面会謝絶部屋から通常の病室にベッドで移動する時には大学生2名が看護士を手伝い、看護士からベッドの動かし方や気を遣うべき点の指導を受けていた。

院内にはコーヒーショップが2店舗、コンビニが2店舗、パン屋が1店舗、食堂が2店舗、このほか理髪店、簡易郵便局、県立養護学校の分校、銀行ATM2行などが揃っていた。

病棟ではベッド1台にテレビ1台が完備されており、視聴はプリペイドカード(1,000円で約16時間)を使用する。各病棟に洗濯機と乾燥機が設置されており、テレビと同じカードで使用できる。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その2 自己血採血

2012-05-29 23:46:55 | 腰椎手術

私が受けた後方椎体間固定術(PLIF)という手術では、最大で約300ccの出血があると説明された。このため、事前に輸血用の血液を自己血で400cc確保しておくこととなった。輸血による感染症防止の観点から自己血の使用が一般的である。

回復期間を考慮して手術の2週間前までに実施され、私の場合は手術15日前の4月25日に採血した。
採血は30分程度で終了。採血後はちょっとふらついたが、すぐに回復した。

私の手術では、出血は約80ccで済んだため自己血を輸血する必要はなかったが、手術後に点滴で体に戻された。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について その1 ミエログラフィ検査

2012-05-29 23:43:15 | 腰椎手術

4月11日に手術前の検査入院ということで、「ミエログラフィ検査」なるものを実施した。

脊髄や脳は硬膜管の中で体液中に浮かんだ状態で、その構造が保護されている。この硬膜管に造影剤を注射し、レントゲンやCTスキャンで硬膜管の具合を診察することがミエログラフィーという検査である。

ヘルニアなどで神経管が圧迫され塞がった状態になると、造影剤がそこで止まってしまうため、患部を特定することができる。また、この検査はMRIと違い、いろいろな姿勢で撮影ができるため、前屈時や後屈時などの患部の状態を詳しく診察できる。

副作用として、造影剤が硬膜管を伝って脳に達すると激しい頭痛や嘔吐を引き起こし、一週間程度苦しむという。この副作用は8人に1人の割合で発生するらしい。このため、検査後なるべく早く1.5リットル程度の水を飲んで造影剤の対外排出を促すと共に、ベッド上で頭を起こした状態で安静が必要となる。トイレ以外に動くことはダメ。下痢などを起こすとトイレへ行くための余計な運動が発生するためなのか、検査当日の0時以降、検査終了(14時頃)まで絶飲絶食だった。

事前の体調管理もあってか、入院は4月10日10時〜12日11時の2泊3日であった。

退院前に主治医より検査結果と手術の方法について約30分間の説明があった。
撮影された写真を見ると、腰椎4番と5番の間の椎間板の飛び出しが硬膜管を圧迫して塞いでおり、造影剤の流れがそこで止まっていた。また、前屈時に4番が前に滑る現象も確認された。
この検査結果により手術は後方椎体間固定術(PLIF)て実施することとなった。

退院時は自分ひとりでバスと電車を乗り継いで帰宅した。

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腰椎椎間板ヘルニア 手術について 序

2012-05-29 23:38:39 | 腰椎手術

2012年4月10〜12日に検査入院(ミエログラフィ)、4月25日に自己血採血、5月8〜26日に手術入院を済ませた。
一連の出来事や、今後同様の手術を検討している患者さんへのアドバイスを下記構成でUPしていきます。

その1 ミエログラフィ検査
その2 自己血採血
その3 病院について
その4 入院前の準備
その5 入院後、手術日までに済ませておくこと
その6 各種同意書
その7 腰椎後方椎体間固定術(PLIF)
その8 全身麻酔
その9 手術前夜から直前まで
その10 手術後24時間、48時間
その11 手術後の痛み
その12 点滴
その13 歩行とリハビリ
その14 入院生活
その15 退院
その16 費用

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