日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜
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8月27日(金)に日経MJに出ていた記事「大人の行動学」尾島和雄編集長 を読んで感じたこを。


HMV渋谷がついに閉店となった理由として、3点あげている。

1.CDをネット通販で買うユーザーが増えたこと

2.ネットの音楽配信を利用するユーザーが増えたこと(いみじくも前のエントリーもそれ系...)

そして、
3.店舗情報配信力の低下 ←ここが面白い

<かつて渋谷系がヒットしたのは、渋谷CD店が競うように、自分たちがいいと
<思ったアーティストをプッシュしたからである。
<店のバイヤーたちが自分のセンスを信じていたし、消費者もそれについていった。
<だが最近のCD店に行って、店のこだわりを感じることは少ない。

<大型店舗も情報はなくはないが、各メーカーからの営業のにおいがする。
<しかし、消費者はそういうにおいに敏感だ。
<消費者が求めているのは、店舗からのオリジナルの提案であり、
<商品を介した店舗とのコミュニケーションなのである。
<そこから信頼関係が生まれていく。


この「営業のにおい」というのがポイントで、

<言い換えるとうそっぽいメディアのにおい。
<さらに言い換えると体制のにおいである。
<発信する情報から反体制のにおいがしなくなったころから
<音楽業界の苦戦が始まっている様に思える。

非常に正しい指摘だと思う。
つまり今回の閉店は、「店舗」だけの問題ではなく、そもそも「音楽」自体の問題、ということだ。
「発信する情報から反体制のにおいがしなくなった」ことに本質があるのである。

「音楽」がそうなってしまうと、自ずから「店舗」も弱体化する。
21世紀に入ってから、産業ロックだらけのここ数年、という気がしてならない。
時代を切り開くような「表現」があまり見当たらないのだ。

どうしてもフジロック(にさえ)行ってみようという気になれないのも、その点にある。
まあ次の「爆発的ムーブメント」の前夜であるとも思いたいが。

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