日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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フィリップ・コトラーの最新著作。
マーケティングが「2.0」から「3.0」にバージョンアップしたという主張。

だが、個人的には。。。。
最近の感覚だと、そもそも「マーケティング」という言葉にさえ、手アカが付いている気がしている(笑)
のでその言葉さえあまり、口にしたくない感じ。
なので相手がマーケティングの神様だとしても、あまり説得されない?!


それはさておき。。。
第1部 トレンド=マーケティング3.0へようこそ(&の将来モデル)は、このあとの展開を期待させる内容。
なんたって、あのコトラーがソーシャル・メディアの最新状況を語る。
ツイッター、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サイト、ウィキペディアなどソーシャル・メディア上の評判が決定的な影響力を持つ時代には、ブランディングも変わるべきだという話は、非常に説得性があってわかりやすい。

<ソーシャルメディアでは、ブランドはコミュニティの一員のようなものだ。
<ブランド・アイデンティティ(すなわち、そのブランドのアバター[ネット上での分身]は、
<コミュニティ内の経験の蓄積によって評価される。
<ひとつの悪い経験が、コミュニティ内でのその会社のブランド・インテグリティを台無しにし、
<ブランドイメージを破壊することになる。
(中略)
<消費者コミュニティを無理矢理コントロールしようとするのではなく、
<自分の代わりに彼らにマーケティングをやらせるのである。
<マーケターは自分のブランドのDNAに忠実であれば良い

なるほど!自分が「マーケティング」という言葉にさえ、手アカが付いている気がしている理由がここに?


本でも多く紹介されているような「社会貢献系キャンペーン」が世の中的に増えてきたという状況も、このソーシャルメディア浸透の流れの上に乗っていると明らかに感じる。
言い換えると、「共感」がベースになって、キャンペーンが、世の中が、「動いていく」という感覚だ。
(ちょうど2010年現在、私も含め、先端をいこうとする人々が目指していること)

ところがその期待に反し(笑)その次の展開パートに「外堀」を埋める様な展開が多く、期待がやや外れ。
消費者に対するミッションのマーケティング、はいいのだが、「社員に対する価値」のマーケティング、「チャネル・パートナーに対する価値」のマーケティング、そして「株主に対するビジョン」のマーケティング(「」=当ブログ)とセンターによってこない展開に、少しイライラした。

第3部「応用」になると、いくつかの実例を上げ、どのように社会文化的変化を創出するか、新興市場における起業家の創造、あるいは環境の持続可能性に対する取り組みなどにふれる。
が、目新しい実例はあまりなく、語り草となっているグラミン銀行がここでも登場(まあ仕方ないか)


本当に知りたい「ソーシャル・メディア時代の新法則」(サブタイトル)の領域に達しないまま、終了という印象。
序章で期待しすぎたかな?
でも最新の状況をサマリーしてもらえることで刺激は十分受けられるという点で、一読の価値はアリだと考える。

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