オクラの花だより 阿波の小野農園日誌

徳島県阿波市で人とのつながりを宝とし、四季の巡りの中で有機農業に取り組む毎日をお届けします。

この美味しい小糸在来の枝豆を・・

2016-10-25 05:37:59 | 日記

 ヨトウ虫が大発生し、大豆の葉がレース状になっていった8月末。

大豆の周辺の雑草までもが食べつくされていく様子は、本当に恐怖でした。

自然と共存。虫と草と共に生きる・・と言われる方、実践されている方もおられますが、

未熟な私には、虫はにくきもの。

みつけたら、地面にたたきつけて足で踏みつける(素性がバレます)ものであります。

自分の畑だけでなく、よその畑にまで這っていくので、近所の方たちからも、どうしてくれるんえ・・と苦情を言われ・・

よその畑に行かないように、畝間に水を張るとか、周囲の草を刈らないとか・・そういう手立てしか

できませんでした。

園長は、ヨトウは葉はたべているけれど、どうも、豆までは食べていないようだから、何とか生き残れるのではないか・・と

言っていました。

レース状になった葉っぱでは、光合成ができず、豆の生育が遅れてしまって、

先日の10月9日のキッズファーマープロジェクトの作業日に

枝豆を一緒に食べることもできませんでした。

でも、あれだけいたヨトウがすっかり、いなくなってくれたのです。

(大発生しすぎて、自然淘汰と言う状況になったのか、いなくなったのです・・。

これは、いろいろな説があって、農薬に頼らない、力のある大豆は、最終的に

ヨトウに全滅させられないために、大豆が何かの物質を出すのではないか・・とか。

ヨトウが増えすぎて、これ以上増えたら食べるものがない・・ということで

ウィルスが蔓延した・・とか。)

キッズファーマーのみんなが、大豆のうたを何度も歌ってくれて

大豆を励ましてくれたおかげです。

大豆も、優しい言葉や励ましの言葉をたくさんかけてもらったら

元気になるってことです。

そうしたら、昨日、園長が「枝豆ができてる!!」とひとにぎりとってきてくれました。

キッズのみんな、ごめん!!と言いながら、

今、ファームステイしているフランスのV君、東京農大生のRちゃんと一緒に

小糸在来の枝豆を食べてみました。

うちも、枝豆は作っています。夏場の枝豆。それから、今年は小糸在来だけでなく、他の黄色大豆も

栽培していますが・・・

やっぱり、青大豆である小糸在来の味は、別格です。

本当に甘い。幻の大豆です。

作り方がとても難しくて、なかなか、流通には乗らない伝統品種。

毎年、この種をつないできた小糸在来です。

この地には合わないのか・・と肩を落としたことが何度も、何度も。

そのたびに、この品種は絶対につなぐ・・と

園長が、研究に研究を重ねてきた大豆。

園長が、これはキッズに食べてもらいたい!!

とりたての枝豆を畑に、鍋を持っていってゆでて、

その場で絶対に味わってもらいたい・・と言いだしました。

12月の収穫まで、もう作業日が予定されていないのですが・・

そこは、アライブラボの上田さんに無理をお願いし・・・

11月初旬に番外編「枝豆を食べよう!」を開けそうな運びになったようです。

自分たちが種まきして、育てた大豆を、ちぎって、畑で茹でてその場で食べる。

たぶん、その美味しさに、キッズは歓声をあげて、また大豆のうたをうたうんだろうな~。

それこそが、自分で作って、美味しく食べることを体感してもらう「食育」の醍醐味だと思います。

「百姓冥利」ってことです。

♪大豆は身体に~ いいんだよ~♪ オ~イエ~♪(森下マサクニさん、作詞作曲「大豆のうた」より)

 

 

 

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