オクラの花だより 阿波の小野農園日誌

徳島県阿波市で人とのつながりを宝とし、四季の巡りの中で有機農業に取り組む毎日をお届けします。

自然体が一番難しいね〜。

2016-05-21 22:13:30 | 日記

 ジャガイモの収穫が始まり・・いろいろな種類のお芋を植えていますが、まずは「インカの瞳」から掘っています。

芋堀りをしているところに、麦刈りをして・・それから、田植えをして、それからサツマイモを植えて・・と、この時期は本当に忙しいのです。

朝5時には起きて、畑に・・。夕方はまだまだ明るい・・と思って、モロヘイヤの植え付け作業をして帰ってきたら8時過ぎ・・・そんな毎日です。

そういう中で、WWOOFERさんを迎え・・。いろいろなタイプの方がおられるので、農作業がなかなかなじまない方もおられるわけで・・。

ホストは、朝は5時過ぎから畑に出て、8時頃にいったん戻って来て、9時から農作業を手伝ってくれる約束をしているWWOOFERさんたちの食事の支度をして・・でも、まだ起きてこない方もいて・・。そして、夕方遅く帰ってきてから、急いで、食事の支度をする・・・もちろん、ご自分たちで食事を作ってもらうように、頼んではいるのですが・・それもなかなか、難しいことがあって・・。

春先は、園長の体調も悪く・・自分で受入れを決めたとはいえ、本当に、疲れ果てて、辛くなってしまいました。

お互いに金銭を介さない交流なわけで、こんなに無理をしてやることでもないわけなので、

農繁期に初対面の方をお泊めすることをやめることにしました。

・・・なので、今は、すっきりと・・誰にも気を使わず、自分たちのペースで・・農作業をやれることに感謝しています・・。

園長が体調の悪い時には、一緒に食事をとることも難しく・・私が気を使って、ピリピリしていることが、お互いに辛かったので、

早くこの決断をすればよかったのですが・・とにかく、すごい勢いで予約が入っていたので・・断る勇気がなくて・・(私の悪い癖です。)

私は、かつて「外国人相談員」という仕事をしていて、相談員は相談を断らない・・というのが大前提だったので・・

出入り禁止!と言えたらどんなにいいだろうな〜という状況でも、絶対に断らない(命にかかわる相談もあったので・・)ことを

続けてきたので、なかなか、そのクセはぬけませんでした。

・・幸い、WWOOFは、仕事ではないので、お休みすることだってできるわけです。

・・そんなことにも、気づけない心理状態になっていました・・・

たくさんの、いろいろな国の方たちと出会えたWWOOF。

楽しい思い出の方がたくさんありますが、なんだか、少し無理をしすぎてしまいました。

もっと自然体で受け入れができるようにな状態になるまで、WWOOFなど、初対面の方の宿泊の受入れはお休みします。

自分は心が狭いのでは・・と自分を責めたりすることも、もうやめたいです。

 そのかわり・・平日の昼間は、農業を学びたい・・と言う日本の方たちが、お弁当持参で来てくれているので、

一緒に、私たちが伝えられることを一生懸命伝えたいと思っていますよ〜。

 

 

 

 

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新じゃがの季節です。

2016-05-14 21:31:16 | 日記

 じゃがいもの花盛り。

白い花。紫色の花。 

品種によって、花の色がちがいます。

いま、「インカのひとみ」という、外側は赤く、肉質は濃い黄色のお芋の収穫が始まりました。

茹でて、サイコロ状に切ってサラダにすると、クリーム色のジャガイモがとってもきれい。

ホクホクして美味しい小ぶりのお芋です。

その後、男爵系の出島などの収穫も始まる予定です。

どうぞ、お楽しみに

 

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ウルトラマラソンのランナーとなってます。

2016-05-13 05:00:59 | 日記

 怒涛の農繁期。

 うちだけじゃなく・・早朝、畑に向かうと、もう畑で収穫をしたり、田植え準備をしている人たちがいます。

 いつも、働き者だな〜と尊敬している近所の大先輩に「あんたはいつも、朝早くから頑張るな〜」とほめてもらって、

 今期、一番うれしかったです。

 初夏を迎える前の走り抜ける旬を迎えた葉もの野菜の収穫・出荷と

 ものすごい勢いで伸びる草との格闘と、夏野菜の育苗・定植に加えて、田植え準備の籾まき。

 あと1か月後には、田植えです。

 その前には、麦刈りです!

 昨日は、設計士さんのアメリカ人ウーファーさんと4月から研修してくれているNさんと、いつも不定期にちょうどいいところに来てくれる

 I君とがフル回転でヘルプしてくれて、何とか、お約束していた出荷を終え(「ハレの日のおうちごはん」という、徳島のこだわり農水産物がセレクトされた、すごくぜいたくなセットの中に小野農園の野菜も入れてもらったのですこの紹介は、またのちほど。次は、7月に企画されてます。)

気になっていた畑の土手の草刈を終えてもらったりしました。 

ありがたい・・。

しかし・・・毎日が綱渡りで、奇跡的な頑張りで何とかする・・みたいなことでいいのか、小野農園・・。

わ、もう5時だから、収穫に行ってきます〜!

 

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空に向かって

2016-05-10 05:49:48 | 日記

 空豆ってね、豆が空の方を向いて、実を付けているんだよ。

最初に見た時、わ〜、空向いてるよ〜と思って感激しました。

そんな空豆やグリーンピースの収穫、この時期、春から夏に向けて、一瞬で駆け抜ける旬を迎える葉もの野菜の収穫・出荷、それから、夏野菜の育苗や定植をがんばってます。

いつ寝てるのか・・農家ってこんなに忙しいのか、ドン引き・・と言われてもね・・・。

農家は、自営業ですから、泥にまみれた畑作業もすれば、パソコンに向かっての事務作業もすれば、営業もすれば、配送もする。

農業だけじゃなくて・・自営業って、そんなに楽な仕事なんて一つもないと思います。

そんな小野農園は、徳島県の「とくしま就農スタート研修受入経営体」の申請をします。

有機農業で生計を立てたいという、本気な方の受け入れをしていきます。

私たちは、何もないところから完全借地農として、本気でやってきたので、本気でぶつかってきてください。

そして、この私は、草と共生するとか・・そういう「達観」の心境には、まだまだ、到達しておらず、ヒマがあれば、

この時期、草刈機でブイブイと、除草剤をまかれないように、共有するあぜ道や境界周辺の草刈をしています。

ひとめぐりした・・ふぅ〜と思ったら、また振出に戻って、草が伸びてるよ。

でも、これを怠ると・・草の勢いがすごくて、あとの草刈が大変なことになるのだけは、身に染みているから、どんなに疲れていても、これだけは、やっておきます。

そして、ごぼうやニンジンの草取りも・・。発芽後に、芽の周りの草を、1回、丁寧にとっておかなければ、完全に草の中に埋没して、収穫不能になります。

(これ、何回も泣かされたヤツです。)

でも、小さい時に1回そうやって丁寧に草をとっておくと、あとは、作物の強い力で、草には負けなくなるので、その後の草取りはしません。

逆に、周囲の草が、虫から守ってくれたり、冬の間は、毛布かわりになって保護してくれたりします。

そうやって、手を入れるところは、入れながら・・でも、私は、今も草と「格闘」してますね。

そんな農家です。農業だけで食べていくって、ハンパなことじゃないです。それだけは言っておきます。

適当に、農業って楽しいよ〜とだけ言っていたら、新規就農する人たちにホントのことを言っていないような気がします。

農業だけでなく、自営業でやっていくのなら、本気の覚悟がいると思います。

 でも、そんなガチ農業したい人を、私たちは、本気で受け入れて応援していきます。

 

 

 

 

 

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農家に連休は、やっぱり関係なしです。

2016-05-01 00:35:56 | 日記

 農繁期に入っています。

夏野菜の定植の為の畑作りに無理を重ねたからでしょうか・・

この頃、園長の不調の波の頻度が増え(間隔が狭まり)、それが長引いてしまっているような気がして、不安になります。

不安になるからこそ、うろたえたり、顔色を伺ったりして、こちらまで、パニックに陥ってしまっているのが、よけいに良くないのでしょうね。

まして、農園には、いつも、外国の複数の方たちが来ているので、安心して休める場には、なっていないのかもしれません。

こうして、どん底から何度も何度も這い上がり、崩れ落ちる崖をなんとかやり過ごして、頑張ってきたつもりですが、その頑張りこそが、

園長を追い詰めてきたのかもしれません。

園長の体調の良い時に引き受けた仕事、広げた田畑・・それが、こんなにも、私たちを追い詰めていくとは・・・。

人の弱さや痛みや挫折を知っているからこその農業かもしれませんし、美味しい野菜と言っていただけるのも、そんな涙が入っているからなのかもしれません。

園長がバリバリの体調を維持している状態だったら、また私などは思い上がって、別の農園になっていたかもしれません。

五月晴れの畑はまぶしいのに、心は底なしの闇に沈んでいくのでした。

何度、この状態を繰り返していくのでしょう。一番つらいのは、園長だと思いますが・・・

ふたりして、笑えるようになれるかな・・園長の不調の波による発作が起こるたびに、そう思います。

しばらく、WWOOFはお休みすることにしました。

今いるWWOOFERさんたちにもお詫びして、早めの移動をお願いしています・・・。

本当に申し訳ないことです。

でも、春野菜はどんどん育ち、待ったなしです。

園長が必死の想いで播いた種です。

私も、できるだけ、皆さんにお届けしていきますし、私たちが今年度お引き受けしたお仕事の数々は、優先して

何とかやらせていただきたいと思っています。

このことを書いて、少し、落ち着くことができました・・・。

私の動揺は、本人にとって、うっとうしいだけなのかもしれませんしね・・。

明日の日曜日は、スペイン語とポルトガル語の先生になります。

こうして、農園から離れる時間があるのも、良いことなのかもしれません・・忙しいですけどね・・・。

すみません、あまりに辛くて、愚痴を書いてしまいました。

 

 

 

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