おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

クロストーク特性を重視するわけ

2016年10月17日 | 真空管アンプ
モノアンプは音質的にはステレオアンプより優れているという位置づけだ。
理由の1つには原理的にクロストークが生じないからと言われている。
私はクロストークを改善したステレオアンプで空間表現が向上するのを
経験している。
クロストークを低減する手段は入力ボリュームを分ける、信号ショートループ
(シングルアンプの場合)、信号ループをGNDでも意識する(最短の戻り先と
する)、電源のインピーダンスを下げる、などがある。
他には高インピーダンスの信号ラインを他チャンネルの信号ラインから
離す、接近する場合はラインを並行せずに直交させるなどの方法がある。


これは拙6B5シングルアンプのクロストーク特性だけど、20Hz~20KHzで
-73dB以上を達成している。クロストークを意識しないシングルアンプの
場合、低域と高域でクロストークが悪化するバスタブのようなカーブを
描くことが多い。

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