トレースしかできない俺達だから

確かに、トレースをすれば上手く描ける。
構成だってしっかりしてるし、色の塗り分けだって分かりやすい。
どんな風に明暗を入れるか簡単に分かる。
なぞって、少し自分の描きたいものに変える。
それだけ。

いつからだろうか。
俺は、オリジナルの絵を描かなくなった。


くだらない前置きはさておき。。
「トレースしかできない。故に、オリジナルの絵が描けない」
実に簡単な理由だ。
もちろん、絵を学ぶには他人の絵の技術を盗む事も必要。
しかし、いつかはオリジナルの絵へと巣立たなければならない。
一度描いただけで人体の構成を覚えられる人間なんてそういないだろう。

そこで、トレースしか描けない理由を逆に考えてみる。
「オリジナルのポーズをしているなら、トレースをしてもオリジナルの絵である。」

パーツを変える必要はあるだろう。
しかし、ポーズや体格が分かるだけで描きやすくなるし、
上達すれば自然に覚えてくるのではないだろうか。

「オリジナルのポーズをさせるって...写真で自分を撮るとか？」
そんないちいち時間もプライドも削れるような事したくない。

PCで簡単に使える3Dモデルを使えばいいじゃないか。
人間同様の骨格を持ち、体格が似ているモデルなら、
多少描きなおすことで、ある程度オリジナルの絵となるんじゃないか。

ここではMi/ku/Mi/ku/Dan/ceというツール（斜線は検索避け）を使い、簡単に説明しようと思う。
本来の使い方と異なるので、申し訳なさを感じつつ。
さらに既出ネタだったら申し訳ない。

今回はダウンロード時にデフォルトで入っているモデルを使用してみる。



本家ツールの使い方が分かってからのほうが楽だと思う。
難しくないので、慣れれば自分の好きなポーズや角度にすることが出来る。
フリーソフトなので、お手軽入手できる。


こんなかんじ。
実際にポケモンメイを描いた時のスクリーンショットではないのであしからず。

このスクリーンショット（ウィンドウズならPrt Scキー？）を画像編集ツールや絵を描くツールに貼り付け。
上からトレースする。

自分が描きたいキャラに合わせて、パーツを変えていく。
もちろん、自分が描きたいキャラのモデルを探すことができたらそれで良いが...



完成である。

この記事を見て、少しでも参考になったとか、
絵を描くことに興味が出てきた　なんて人がいれば嬉しい。

俺も絵描くの下手だしな（笑）

ではでは。