「謹聴会」という朝食勉強会があります。この勉強会は、なんと世話人になっている先輩議員の費用負担で運営されている私たち新人には何ともありがたい会です。もし、後輩を銀座に飲みに連れて行くカネがあるなら、自分たちが先輩にしてもらった恩返しに後輩のために勉強の機会を与えようという趣旨で行われているそうです。
今朝の講師は、東京大学大学院教授の姜尚中先生でした。
先生の話の中で、印象に残ったのは、いくつか挙げた民主党政権の乗り越えなければならない課題の中の「アメリカという壁」の話です。
● 日米関係が機軸であることに変わりはなく、日米の土台は崩してはいけない。その上で、わが国がアジアとアメリカとの間でどういう立ち位置に立つかが重要である。
● ポイントは、アジアにとってバイイング・パワーのない日本はアメリカにとって魅力がないし、アメリカにとってバイイング・パワーのない日本はアジアにって魅力がないという点である。
● 米軍機の再編・移転問題は、たいへん難しい問題である。最終的に大幅な妥協を強いられることがあっても、重要なのは、わが国がアメリカとの間で最後まで視力を尽くしてディーリングしたという証を残すことである。多くの国民は、長年続いてきた日米関係を一朝一夕にリセットできるなどと考えてはいない。
実物のカン教授は、「朝まで生テレビ」で見るのと同じで、声の渋いクールな方でした。
今朝の講師は、東京大学大学院教授の姜尚中先生でした。
先生の話の中で、印象に残ったのは、いくつか挙げた民主党政権の乗り越えなければならない課題の中の「アメリカという壁」の話です。
● 日米関係が機軸であることに変わりはなく、日米の土台は崩してはいけない。その上で、わが国がアジアとアメリカとの間でどういう立ち位置に立つかが重要である。
● ポイントは、アジアにとってバイイング・パワーのない日本はアメリカにとって魅力がないし、アメリカにとってバイイング・パワーのない日本はアジアにって魅力がないという点である。
● 米軍機の再編・移転問題は、たいへん難しい問題である。最終的に大幅な妥協を強いられることがあっても、重要なのは、わが国がアメリカとの間で最後まで視力を尽くしてディーリングしたという証を残すことである。多くの国民は、長年続いてきた日米関係を一朝一夕にリセットできるなどと考えてはいない。
実物のカン教授は、「朝まで生テレビ」で見るのと同じで、声の渋いクールな方でした。