おんごろ日記

山歩き、趣味のクラシックギターと野菜作りを楽しんでいます。町のボランティアにも顔を出して忙しい毎日です。

今更、人に聞けない話・・・「深海魚は水圧につぶれないのはなぜ?」

2013-11-26 | 雑学
東京・下町の町工場などが共同開発した無人深海探査機「江戸っ子1号」が、日本海溝の水深約7800メートル付近で、「ヨミノアシロ」とみられる深海魚を3次元カメラで撮影するのに成功した。(24日朝日新聞)

7800メートル(7.8キロ)、は歩く速度でも、2時間はかかる。
世界で一番深いところを調べてみたら・・・


フイリピン沖のマリアナ海溝にあるチャレンジャー海淵(かいえん)が世界で最も深く、10,920mある。
深海の世界には、生物や海底資源などまだまだ知られていないことがたくさんある。
水深2,000mから6,000mという深海底には、マンガン団塊やメタンハイドレードが世界中の海底地下に眠っている。
日本の海洋科学技術センターが所有する、有人潜水調査船「しんかい6500」や、11,000mの潜航が可能な無人潜水調査船「かいこう」など世界に誇る深海探査船があって深海でのさまざまな調査に活躍している。(日本船主協会 出典)



水圧は空気だけでなく、水の重さまでが加わるので1気圧+水の重さを受ける。
水は空気と比べてずっと重いので、10メートル深くなるごとに1気圧づつ増えるため、1000メートルだと100気圧を超え、1平方センチに100キロの力がかかる。

疑問・・・深海魚は水圧につぶれないのはなぜ? 

 

このシーフードヌードルは水深約1000メートルに沈めたもの。
カップの材質は発泡スチロール。発泡スチロールの名前のとおり、粒の間に空気が入っている。
水圧によってカップが潰れると、発砲スチロール内の空気は海の中に逃げていってしまう。
だから陸上に上がり圧力が元に戻っても、容器は潰れたままの状態を保っている。
使われている素材を切ってみると、スカスカで空気がたくさん入っている。気体はつぶれやすい。


空のペットボトルと、水を満タンにしたペットボトル。深い海に沈めると、水で満タンのボトルは、深さ6500メートルでもつぶれない。
固体や液体は圧力に強い。魚や人間の体を形づくる細胞は水分で満たされているからつぶれにくい。


一方、地上の人間には常に1気圧(10トンくらい)の気圧がかかっている。
しかし人間は同時に10トンの気圧の空気を吸っているため、人間の肺の中の気圧と、外気の気圧がつり合っているので潰れない。
人間の細胞を使った実験では、4000~5000メートルの水圧になると変形した。細胞を支えているたんぱく質の形がゆがんでしまう。


深海魚は、圧力に強い特別なたんぱく質を使っていて、外側と内側の圧力が釣り合っているので潰れない。
深海魚は、浮き袋を持たないものや、浮き袋に空気を入れないようにする体の作りになっているものが多い。
深海のサメは肝臓の油が浮き袋の代わりになって浮いたり沈んだりする構造をしている。
そのため、深海魚を急に水面に引きあげると、気圧に比べ魚の圧力の方が強いため、体内にあるガスが急にふくらんで、体が破裂したり、目が飛び出したり、内臓が口から出てしまう。

ちなみに、水族館の深海魚の飼育は普通の水槽と同じ。
浮袋がふくれてしまった魚のお尻の穴から注射針で、浮袋の中の気体を抜く。
浮袋が縮ぢむと口から出ていた内臓も元に戻り、普通の水槽で飼育できる。
浮袋がない深海生物は、水圧の変化の影響を受けないから何もする必要はない。

一番大事なのは水温の管理で、深海生物は水圧の変化にはある程度耐えられるけど、水温には敏感。
水深200メートルだと海水温は16~18度で、深くなるほどどんどん低くなって水深1千メートルなら4度ぐらいになる。
よく分かっていないことも多いので、いろいろ試しながら飼育している。(朝日新聞 Do 科学出典)

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4 コメント

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Unknown (トミー)
2013-11-26 18:53:23
オンゴロさんのブログは多彩で参考になります。ありがとうございます。先日のNHKの番組、私も気になり見ておりました。ギターを弾けるようになるのが先か認知症で弾けなくなるのが先かと争うような年齢ですがオンゴロさんを見習って興味の輪を広げたく思っています。
オンゴロさんのブログが楽しいのは一つに記事の内容にリンクしたイラストの動画がフンダンに添付されているからでしょうね。動画はどのように入手されているのでしょうか?差支えなかったら教えていただけませんか。
Unknown (おんごろ)
2013-11-27 10:28:28
トミー 様

いつも有難うございます。
動画は、「gifアニメ」と言われるもので、検索すれば、
たくさん表示されますので、フリー(無料)のものを使用しています。
自分で写真やイラストを何枚か利用して、gifアニメを作ることもできます。作成フリーソフトは、以下のアドレスで公開されています。是非、作ってみてください。
http://www.bannerkoubou.com/anime/
Unknown (トミー)
2013-11-27 18:21:45
早速ご連絡いただきありがとうございます。
いつか自分のブログが作れるようになったら利用させて
頂きたいと思っています。それまで使い方の練習を重ねてオンゴロさんのように上手に出来ればうれしく思います。
ブログ作成 (おんごろ)
2013-11-27 18:39:20
ちなみに、ブログは、gooのブログを利用しています。
今年の3月からですが、案外、使いやすくお勧めです。

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