テキサンAが弟を迎えに行って留守だという間も、階下にはテキサン女が住み続けていた。この女、出入りの際に入り口のドアを建物全体が揺れるほど勢いよく閉める。振動と共に大きな音もして、うるさい。しかしこれはもう育ちの問題なので、言っても無駄だろう。悪気はないのだが、そもそも「物をていねいに扱う」という概念が理解できない、ある意味、典型的なアメリカンである。店や空港のカウンターの列に並んでいる際、自分の小型バッグやリュックを足元に無造作に置き、列が進むとそのバッグを足で蹴って移動する。大きくて重い鞄というわけでもない、そもそも大切な(?)自分のバッグだろうに、平気で床に置き土足で足蹴にする。アメリカでよく見かける、そういう連中と一緒だ。
そのうち、テキサン弟とテキサン女の車は駐車場内に停めるようになった。さすがにいつまでも路上駐車というのもバカバカしくなり、管理者から新たにゲートオープナーを貸してもらったのだろう。(家賃に含まれている駐車場は2台分なので、テキサンAの車は相変わらず路上駐車だが)
ある時、駐車場から電動工具の音が響いてくると思ったら、テキサンどもが自分たちの駐車スペースのコンクリートにアンカーボルトを打ち込んでいた。・・・だから、ここはてめーんちじゃないっての。他人の建物に勝手にボルト打ち込むなよ・・・。ま、我々に実害がないからいいけど、相変わらず非常識な連中である。
それからしばらくは何事もない小康状態が続いた。テキサン女(もしかすると他のテキサンも)がドアを閉める音は相変わらずうるさいし、テキサン3人のうちの誰だかは知らないが、たまにベランダでタバコを吸うのも迷惑だが、さすがにこれは管理者に苦情も言えない。他人のタバコの煙が部屋に入ってくるなんて、本当に迷惑だし実害もある。非常に理不尽だが、吸わないでほしいと個人的に「お願い」はできても、「吸うな」とは言えない。レストランや公共の場所が次々と禁煙になるお国(州?)柄だ。他人の住居に煙が侵入する可能性がある場所でタバコを吸ってはいけない、などという条例も作ってほしいもんである。
(ちなみに20世紀の間、長年喫煙者だった私だが、わざわざベランダや外に出てタバコを吸うなんてセコいこと、一度もしたことはない。正々堂々と?自分の部屋の空気を汚し、自分の持ち物をヤニ臭くしていた。ま、今にして思えばそれでも窓からヤニ臭い煙が出ていただろうし、車の窓を開けてタバコを吸っていたから知らずに他の車に迷惑がられていたこともあっただろう。誉められたことじゃないわな)
ところがある木曜日の夜 11時頃から音楽が聞こえ始めた。リビングにいる間はあまり気にならないが、寝室に移動すると真下から響いてくるのでかなりうるさい。12時過ぎても鳴っているので、ダンナが怒って床をダンダンと蹴った。一瞬、静かになったと思ったら、今度はテレビと思われる音声が響いてくる。
#だからぁ〜、安普請のアパートなんだから周囲が静かな夜中には階下の音声は真上に筒抜けなんだっつぅーの!!! 音を低くしたって、テレビも音楽もまるで自分の部屋で見聞きしているかのように聞こえるんだっての!!!
それでもこの夜はいつの間にかテレビの音も聞こえなくなり、すぐにも文句を言おうと考えるほどではなかった。
問題は翌日、金曜日の夜。10時頃から音楽をかけているなあとは思っていたのだが、12時を過ぎた頃からまたあの音楽を聴き始めやがった。テキサンAが弟を迎えに行く前夜に聴いていた、例の気色悪い音楽だ。しかも音量が前回よりかなり大きい。見れば、連中の駐車スペースは2台分とも空。テキサン女もテキサン弟も留守なので、テキサンAがここぞとばかりに音楽を聴いているらしい。
お前なあ、ふざけんなよ!!! どこまで常識ねーんだよ?! 身内より近隣住人に気を遣えよ!!!
怒ったダンナが床を蹴っても、自分の世界に入っていて気付かないのか、バカだから自分に対する「うるさい」という意思表示だと分からないのか、無視・・・
前回苦情を言った時、実に調子良く「彼らに言っとくよ」と安請け合いしていたRoyが、予想通り連中に注意するのを忘れたか? あるいは、Royはちゃんと注意したものの、テキサンAはバカだから忘れたか。
なんにしても、この夜は本当にひどかった。2時頃にルームメイトが帰ってきて少し音量を下げたものの、それでもうるさい。っていうか、だからルームメイトじゃなくて他人に気を遣え!!! でもって結局4時頃まで音楽をかけ続けやがった。
もちろん翌日、住み込み管理人のHさんのところに直接行って泣きついた。彼女はテキサンどもがそんなに非常識だとは夢にも思っていなかったようだ。迷惑なイギリス人がいなくなって良かったね、ぐらいに思っていたらしく、我々の苦情にかなり驚いていた。それでもすぐにRoyに連絡すると約束してくれ、1週間後には「その後問題はないか」と電話までくれた。とりあえずその後1週間余は何事もないが、なにぶん相手は見上げたバカである。またいつ何が起こるか、分かったものではない。
はあ・・・
それにしても、なんでそんなアパートに住んでんだ?ってな話題ばっかだな、このブログ・・・
そのうち、テキサン弟とテキサン女の車は駐車場内に停めるようになった。さすがにいつまでも路上駐車というのもバカバカしくなり、管理者から新たにゲートオープナーを貸してもらったのだろう。(家賃に含まれている駐車場は2台分なので、テキサンAの車は相変わらず路上駐車だが)
ある時、駐車場から電動工具の音が響いてくると思ったら、テキサンどもが自分たちの駐車スペースのコンクリートにアンカーボルトを打ち込んでいた。・・・だから、ここはてめーんちじゃないっての。他人の建物に勝手にボルト打ち込むなよ・・・。ま、我々に実害がないからいいけど、相変わらず非常識な連中である。
それからしばらくは何事もない小康状態が続いた。テキサン女(もしかすると他のテキサンも)がドアを閉める音は相変わらずうるさいし、テキサン3人のうちの誰だかは知らないが、たまにベランダでタバコを吸うのも迷惑だが、さすがにこれは管理者に苦情も言えない。他人のタバコの煙が部屋に入ってくるなんて、本当に迷惑だし実害もある。非常に理不尽だが、吸わないでほしいと個人的に「お願い」はできても、「吸うな」とは言えない。レストランや公共の場所が次々と禁煙になるお国(州?)柄だ。他人の住居に煙が侵入する可能性がある場所でタバコを吸ってはいけない、などという条例も作ってほしいもんである。
(ちなみに20世紀の間、長年喫煙者だった私だが、わざわざベランダや外に出てタバコを吸うなんてセコいこと、一度もしたことはない。正々堂々と?自分の部屋の空気を汚し、自分の持ち物をヤニ臭くしていた。ま、今にして思えばそれでも窓からヤニ臭い煙が出ていただろうし、車の窓を開けてタバコを吸っていたから知らずに他の車に迷惑がられていたこともあっただろう。誉められたことじゃないわな)
ところがある木曜日の夜 11時頃から音楽が聞こえ始めた。リビングにいる間はあまり気にならないが、寝室に移動すると真下から響いてくるのでかなりうるさい。12時過ぎても鳴っているので、ダンナが怒って床をダンダンと蹴った。一瞬、静かになったと思ったら、今度はテレビと思われる音声が響いてくる。
#だからぁ〜、安普請のアパートなんだから周囲が静かな夜中には階下の音声は真上に筒抜けなんだっつぅーの!!! 音を低くしたって、テレビも音楽もまるで自分の部屋で見聞きしているかのように聞こえるんだっての!!!
それでもこの夜はいつの間にかテレビの音も聞こえなくなり、すぐにも文句を言おうと考えるほどではなかった。
問題は翌日、金曜日の夜。10時頃から音楽をかけているなあとは思っていたのだが、12時を過ぎた頃からまたあの音楽を聴き始めやがった。テキサンAが弟を迎えに行く前夜に聴いていた、例の気色悪い音楽だ。しかも音量が前回よりかなり大きい。見れば、連中の駐車スペースは2台分とも空。テキサン女もテキサン弟も留守なので、テキサンAがここぞとばかりに音楽を聴いているらしい。
お前なあ、ふざけんなよ!!! どこまで常識ねーんだよ?! 身内より近隣住人に気を遣えよ!!!
怒ったダンナが床を蹴っても、自分の世界に入っていて気付かないのか、バカだから自分に対する「うるさい」という意思表示だと分からないのか、無視・・・
前回苦情を言った時、実に調子良く「彼らに言っとくよ」と安請け合いしていたRoyが、予想通り連中に注意するのを忘れたか? あるいは、Royはちゃんと注意したものの、テキサンAはバカだから忘れたか。
なんにしても、この夜は本当にひどかった。2時頃にルームメイトが帰ってきて少し音量を下げたものの、それでもうるさい。っていうか、だからルームメイトじゃなくて他人に気を遣え!!! でもって結局4時頃まで音楽をかけ続けやがった。
もちろん翌日、住み込み管理人のHさんのところに直接行って泣きついた。彼女はテキサンどもがそんなに非常識だとは夢にも思っていなかったようだ。迷惑なイギリス人がいなくなって良かったね、ぐらいに思っていたらしく、我々の苦情にかなり驚いていた。それでもすぐにRoyに連絡すると約束してくれ、1週間後には「その後問題はないか」と電話までくれた。とりあえずその後1週間余は何事もないが、なにぶん相手は見上げたバカである。またいつ何が起こるか、分かったものではない。
はあ・・・
それにしても、なんでそんなアパートに住んでんだ?ってな話題ばっかだな、このブログ・・・