ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

頑張れ 千葉日報

2017-05-14 19:57:40 | 徒然の記

 5月3日の憲法施行70年に合わせ、賛成、反対、それぞれの立場で、全国で集会が開かれました。安倍首相が、千代田区で開かれた改憲推進団体の集会に、ビデオメッセージを送りました。

 「安倍氏 改憲へ前のめり」「民意無視の 数の横暴」「忍び寄る戦争の影」「総理の暴走 民主主義の破壊」・・・・。

 今はもう読んでいませんが、かって40余年間定期購読者でしたから、翌日の朝日新聞の見出しが、即座に浮かんできました。首相の発言は、2020年までの改憲を目標にすると、歴代自民党の総理が一度も口にしなかった、「時期の明言」を致しました。

 改憲を目指すという総理に、選挙の一票を入れたのですから、私と同じ立場にいる者には、発言は当然のものとして受け止められたはずです。過去70年にわたり、朝日を筆頭とする反日・亡国のマスコミは、「改憲」という言葉だけ耳にしても、狂ったような反対論を、全国展開してきました。

 ですから私は、朝日新聞の購読を止めたに関わらず、紙面の見出しを瞬時に予想しました。わざわざ確認する気になりませんが、当たらずとも遠からずという「言葉」の乱舞だろうと思っています。

 さてここで、私が定期購読し、他の人にも紹介している千葉日報の記事を紹介いたします。新聞の一面、二面、そして十九の社会面を使い、大きく取り上げています。まず「見出し」の文字だけを、書き抜いてみましょう。

「正面突破の姿勢鮮明」「日程余裕なく障壁も」「首相発言全文」「70年、県内などで憲法論議」「首相発言、勢いづく改憲派」「護憲派、必要性訴え続ける」

 ここには国民を扇動する、反安倍の色彩がありません。客観的事実が述べられており、賛成・反対の両論が同じスペースで掲載されています。「改憲スケジュールに余裕はなく、20年までに実施される国政選挙で、」「改憲派が三分の二を維持できるかも明確でない。」「賭けに出た首相には、高いハードルが待ち受ける。」と、これが二面トップ記事の冒頭説明です。

 朝日のような悪意と憎しみの文章でなく、千葉日報の指摘は私から見ても「事実」と思われます。自国の安全保障を忘れ、日本以外の国が正しいと勘違いしている「お花畑の国民」が、未だに気勢を上げている現状を思えば、総理のスケジュールがタイトである事情も理解できます。大切なのは、中立、客観報道を、新聞社がどれだけ考慮しているか、というところです。私が感銘を覚えたのは、次の記事でした。

「千葉市文化センターでは、護憲二団体主催の " 憲法記念日の集い " が開かれ、」「約600人が参加した。」「東京都千代田区の改憲派集会には、約1150人が参加した。」と書き、続いてそれぞれの会の出席者の談話を等分に掲載しています。どちらの側にも肩入れせず、双方の主張を並べ、判断は読者に任せています。

 たったこれだけのことですが、全国紙では見られない紙面作りです。両論併記という報道の基本は、高邁な理想を述べる全国紙自身が踏みにじってきました。各紙は互いに自社の利益を優先し、「売れそうな記事」と「センセーショナルな記事」を優先し、読者の関心と興味をそそる記事を書きまくってきました。彼らは口が裂けても言いませんが、公正な記事の提供より、売上を増やせる極どい記事を追いかけたのです。

 嘘や捏造が含まれていても、世間が騒ぎ、新聞が売れるのならと、国を貶める記事を国内ばかりか、世界に向けて発信し続け、それが慰安婦問題であり、南京事件であり、靖国参拝問題だったことが、やっと国民に知られるようになりました。敗戦後の70年間というもの、全国紙の背信行為が続けられた結果、日本各地に「お花畑の住民」が育成されました。

 全国紙の各社から見れば、吹けば飛ぶような、小さな地方紙が、マスコミのあるべき姿を見せつつあるなど、知る由もありません。安倍総理の政策には我慢のならないものが多々ありますが、「憲法改正」の一点では、全面的賛同をしている私です。話がとても飛躍しますが、それと同じことで、千葉日報の記事に、我慢のならないものが多々あっても、「両論併記」という一点で、高く評価しています。

 「理想は高く、手は低く」です。全部に賛成できなくても、支持することはできます。そういう寛大さが、時には必要です。だから私は、今宵も小さな声で、しかし力を込めて、言います。

  「頑張れ、千葉日報。マスコミの鏡。」

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地方紙はむしろ「左傾化」 (成田あいる)
2017-05-14 22:33:41
朝日の憲法記念日当日の紙面は、まるで「護憲派」の「機関紙」の如しでした。
「立憲の精神に立ち返れ」とか「骨抜きにされている『平和主義』」、「憲法の精神を次代に」と言わんばかりのものが、紙面から伝わってきました。
安倍総理が「2020年改憲」を打ち出してきたことで、「護憲派」や「進歩派」らはやはり、(もちろん朝日や東京新聞も含んで)

>「安倍氏 改憲へ前のめり」「民意無視の 数の横暴」「忍び寄る戦争の影」「総理の暴走 民主主義の破壊」

と「異口同音」に騒ぎ立てました。

特に「安倍『独裁』への足掛かり」「民意無視」「民主主義(立憲主義)の崩壊」とはよく言われています。
安保法制で「戦争への道」と言われたこともそうですが、物事の本質は無視して、短絡的に即「その道」へと直結するようなものの言い方だと思います。

千葉日報のように他紙も、「あたりまえ」の報道が出来れば良いのですが、地方紙が皆、そのような紙面ではありません。
むしろ、東京新聞に見られるようにその多くは「左傾化」しています。
それどころかこのところ、同紙の名物『こちら特報部』を「採用」する地方紙が増えており、各紙の「左傾化」に拍車をかけています。
中には関東某地方紙のように、その紙面で「偏っているという批判には、『ええ、偏っていますが、何か』と答える」と「堂々と」開き直ったところもあります。

それでも「押し紙」問題にみられるように、新聞界の「恥部」に「メス」が入れられようとしています。
その「押し紙」問題も、再販制度や業界の「特権意識」に必死に守られてきたように思います。
が、いつまでもそれを押し通せなくなって来ていると思います。
報道とは、客観的立場とは… (超越論的思考生活)
2017-05-14 22:59:14
全く、近年のメジャーなメディアの報道に対するあり方といったら、筆舌に尽くしがたいものが多いように感じます。

本来、報道の姿勢として必要なものは、商業主義に堕した思想教育なのではなく、onecat01さんもおっしゃるような、事実をありのままに客観的に伝えるということ、であるはずです。

ですが、現在の状況は、自らのメディアの社会利益のため、各報道メディアが奔走するのみとなっているように、経験不足な学生風情の目から見ても感じます。

onecat01さんの挙げられるような報道者としての良識を備えたメディアもたしかに存在するようですが、それは全体からすれば少数派でしょう。

これからの世の中は、ネットの情報もそうですが、各社新聞社によって正式に出版された著作物の情報においてもその真贋をしっかりと見極めた上で個人が積極的にあらゆる分野のことを勉強していかなければならない時代なのだと思います。

それにしても、近年の混沌とした世の中では、一体、客観的事実を、真実を追求しようという、誰もが人生の中で一度は考えるかもしれない、哲学的営みとでもいえることがどうしても欠損してしまうのではないでしょうか。

時代が混沌としているから、そこに生活する人々もまた、目的を見失っている部分があるのかもしれません。

単に、客観的な立場をとるだけのこと、大手新聞社に勤める社会的エリートの方々にはその使命をしっかりと理解して、プロフェッショナルな精神を持って行動していただきたいと願うばかりです。


長くなってしまって申し訳ございませんでした。
ブログよく拝見させていただいておりますが、何よりもお体には気を付けながら、元気で興味深いブログをどうかこれからも続けていってください。

ご高齢になればなるほど、体には自覚症状などなくとも、なんらかの器質的疾患を抱えてしまいがちであると一介の医学部生として学習しております。

大きなお世話であるとは思いますが、元気であると感じていても、病院には定期的に通っていただきたいです。

また、ブログは書くのにも読むのにも、頭を使いますので、ボケの防止には良いと思います。ぜひ続けられて下さい。

そして、定期的に運動をなさってください。
具体的にはかかりつけのお医者さんにきいていただければ必ず教えてもらえるはずですので。


非常に長いコメント、しかも本筋と離れた戯言を申し上げてしまい、申し訳ございませんでした。
では、お体にお気をつけて。
新聞と新聞紙 (onecat01)
2017-05-15 00:26:50
成田あいるさん。

お久しぶりです。確かに千葉日報は、珍しい地方紙です。たまたま購読し、遭遇した新聞です。

 そうですか、やはり朝日の報道は、いつも通りの半狂乱ですか。でもあいるさん、70年かけて赤い新聞が汚した日本の風潮は、これから70年かけて綺麗にしなくてはなりません。千葉日報にできることが他の地方紙にできないはずがありません。

 地方紙の強みは、少ない部数です。一定の読者さえ確保すれば良いと決意し、全国紙のように欲を出さなければ、「山椒は小粒でもピリリと辛い。」存在になれるのです。発行部数に目が眩み、拡大路線を走り出すと、新聞は堕落します。組織を維持するため、利益につながる扇動記事が必要になるからです。

 今後巨大全国紙は、国民から見放され、部数を減らし消えていくだろうと、私は予想します。両論併記のできる地方紙と、偏った全国紙の違いは、「新聞」と「新聞紙」の違いです。新聞は読まれますが、新聞紙は古紙回収されトイレッペーパーになります。
もちろん、全国紙が、「新聞紙」です。

 真摯なコメントを、ありがたく拝読させていただきました。
感謝いたします (onecat01)
2017-05-15 01:17:49
超越論的思考生活さん。

 貴方も、お久しぶりですね。私の健康まで気遣っていただき、心から感謝いたします。
9年前、私は大腸ガンの手術を致しました。退院の時、担当の先生が言われました。「貴方の手術は成功しました。」「でも毎年、年に4回定期的に検査しましょう。」「貴方の一生を、面倒見ます。」

 そのようなことを言われまして、毎年欠かさず、年に4回の検査を続けております。お医者さんは、誰にでもそのようなことを言われるのかどうか知りませんが、有難いことです。

 私事はこれくらいにしまして、真面目な貴方に真面目な言葉で、ご返事をいたします。
成田あいるさんにも申しましたが、たしかに千葉日報のような地方紙は、少数だと思います。でも、ネットの時代ですから、公正な地方紙がこれから増えていくと期待しています。

 毛色は違いますが、最近沖縄で発行された「八重山日報」も、千葉日報のように、客観的事実を伝えようとしています。偏向二紙が独占している市場に、切り込んでいくという政治的意図がありますから、その点は千葉日報と違いますが、これも一つの流れでしょう。

 勉強し、思索しなくては氾濫する情報に惑わされると、いかにも貴方らしい真面目なご意見ですが、私はもっと呑気なのです。
自分の国を大事にすることや、親や先祖様を大切に思う心は、勉強で得られるものでしょうか。素直な気持ちで日々を暮らしていれば、庶民の常識として身につくのではありませんか。
貴方の言葉で言いますと、愛国心、親孝行とでも言うのでしょうか。この庶民としての常識からみますと、反日・亡国・売国のマスコミが実感できるのだと思います。

 敗戦後の70年という長い間、多くの日本人が赤い朝日新聞の捏造に騙されてきましたのは、私も含め多くの日本人が貴方のように、真面目に、誠実に日本を考えてきたからなのです。敗戦の痛手の中で、朝日を筆頭とするマスコミの平和主義と人道主義の美しい言葉を信じてしまったからです。

 新聞が嘘の記事を書くなど、庶民は考えもしなかったのです。全ては敗戦の痛手から、出発しています。幼かったのでしっかりと認識していませんでしたが、大東亜の戦争と、敗戦と、占領と、それはやはり、親たちの世代にとっては、未曾有の経験だったはずです。
衣食住という基本すら破壊されたのですから、親たちは自分たち家族の生活で精一杯だったのです。だから、朝日新聞の美しい言葉に惹かされ、信じてしまつたのだとも言えます。少年だった私は、朝日新聞の美辞麗句を、何も疑わず信じてしまいました。

 信じた私も愚かだったのでしょうが、それ以上に朝日新聞は、国民全体を騙し続け、今になっても謝罪すらしないのですから、ひどい組織です。

 ということで、私は、庶民の常識を取り戻し、敗戦後の自分を振り返ろうと、本を読んでおります。そしてボケる日がくるまで、ブログに向かおうと思っています。国を思って、過酷な戦いで倒れたご先祖様のことを思えば、このようなことは、国民として当たり前の話でないかと、そんな気がする日々です。

 もう、夜も更けましたので、ここいらで終わりにします。またお越しください。
マスメディアの使命 (憂国の士)
2017-05-16 17:37:22
新聞を含めたマスメディア、彼らが与えられた使命は、煽りでも誇張でもましてや捏造でもない、
唯、淡々と日常の事象を見たまま、そのまま述べれば良いのである、飾る必要もない、大受けもいらない。

政治の政争に首を突っ込む等もってのほかである、それを敢えてやるマスコミならそれは外国の意思、
邪道の輩は、恥も外聞もなく厚化粧をしてきらびやかに着飾る、そこには庶民の目線はない。
国民の選択 (onecat01)
2017-05-16 17:59:33
憂国の士殿

 客観報道と両論併記、これがマスコミの使命です。そしてここに、もう一つ、付け加えたいと思います。公正な新聞を購読するという、国民の選択です。

 センセーショナルな記事や、誇張された記事を、国民が喜ぶから、マスコミが書きます。これから私たちは、捏造のマスコミを見分け、買わないという選択をする時代になりました。

 いい時代になりつつあると思います。

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