みみずの戯言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

有識者会議への私の偏見

2016-10-09 20:05:31 | 徒然の記

 三週間ほど前のことになるが、新聞記事で生前退位に関する「有識者会議」メンバーを見て、失望した。個別の人物を語る前に、その出身大学を調べてがっかりしたのだ。

簡単に言うと、日本をダメにする大学の卒業生が三人、美智子様と今上陛下のご成婚に際し、仲人役をした小泉信三氏が塾長だった、慶應義塾の卒業生が二人、北海道大学の卒業生が一人の計6人だ。

日本をダメにする大学とは、反日・亡国の徒を世に送り出している東京大学のことだ。明治の昔、社会有為の人物を育成しようと、明治天皇の意を受けて作られた大学だというのに、敗戦後は一貫して反日・亡国の人間を育て、日本崩壊に手を貸しているわが国の最高学府の一つだ。

 もちろん東大の卒業生が全て亡国の徒でなく、中には保守・憂国の士もいるが、何しろ少数派だ。今回メンバーに選ばれた御厨氏はもちろん東大卒で、盛んにマスコミに登場し、皇室問題につき発言しているが、私の目から見れば「獅子身中の虫」の一人だ。

 後の人々は皇室問題はおろか、日本の歴史や文化、国柄については素人ばかりで、常識だけの有識者であるに過ぎない。北海道大学を卒業し、東大名誉教授をされている山内氏は、歴史学が専攻ではあるが、学生時代は左翼の活動家だった人物だ。

最年長者の今井氏は、経団連の名誉会長で、元新日鉄の社長だ。経済優先の経済界は、中国市場の大きさになびき、中国の機嫌を損ねることにはなんでも反対している。一番有識者らしい東大卒の御厨氏の専門は政治学だ。残る一人の東大卒の小幡氏は、行政法の教授だ。

 慶應義塾の塾長である清家氏の専門は、労働経済学だし、卒業生の宮崎氏は中曽根内閣当時に、中曽根氏から絶賛された元NHKのキャスターだった。

こういう人物が、日本の将来を左右する「生前退位」について、何を語るというのか。皇室関係に詳しい歴史学者は沢山いるのに、何を目論んで安部総理は素人を駆り集めたのか。不思議でならない。

 小泉政権時代にあった「有識者会議」のメンバーも、酷いものだったらしく、最初の半年くらいは会議にならず、メンバーへの教育に時間を取られたという。素人が多かったため、宮内庁の関係者が「皇室の歴史」から説明を始め、メンバーは熱心な受講生だったと聞く。ネットの情報なので、正確なものかどうか自信はないが、最近のネット情報には恐ろしいほど正確なものが混じるようになったので、実体の一端は語っているはずだ。

 今回もまた、素人集団が、しかも左翼思想に賛同しそうなメンバーが集まり、今上陛下と赤い美智子様の意を受けた宮内庁の役職者から、数々の説明を受け、勉強会から出発するのだろう。こうして彼らは、「作られた有識者」として育成される。彼らの出す結論なんて、私は最初から期待していないし、信じる気にもなれない。

 安部総理が何を意図しているのか知らないが、新聞の記事を見た私は、日本の危機が深まっている感を強くした。秋が深まるのなら、今の時期だから納得するが、こんなものが深まるというのでは、心が騒いで仕方がない。

 毛沢東秘録への感想を語る前に、どうしても述べたい「有識者会議への私の偏見」だった。杞憂であることを祈りつつ、ここで終わろう。

 

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