ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

この危機の時、この質疑

2017-04-18 22:57:32 | 徒然の記

 米国の空母が、現在世界で、最も強力だと言われる爆弾を装備し、攻撃態勢を整えて、北朝鮮へ向かっています。

「中国が対応しないのなら、アメリカは独自で政策を遂行する。」トランプ大統領は、言葉だけでないという証拠に、この爆弾でイラクを攻撃しました。

「核で来るなら、核で対抗する。全面戦争も辞さない。」北朝鮮の若い独裁者は、叔父を粛清し、義兄に当たる金正男氏を毒殺した、妥協を知らない殺人鬼です。

政府は朝鮮有事に備え、北からなだれ込んでくる難民への対応を本気で検討しています。武器を携えた難民が、大挙して押し寄せてきたら、どうすべきか。自衛隊が出動しなくては、とても対応不可能なので、訓練もはじめています。

 もしアメリカと武力衝突したら、北の独裁者は、まず日本にある米軍基地へミサイルを飛ばすはずです。あるいは、基地には目もくれず、首都東京を目標とするのか。そのミサイルには、核爆弾が搭載されるのか。

 このような緊迫した情勢だというのに、動画で見た民進党の議員の、国会質疑に呆れ果てました。山尾志桜里氏の質疑は、共謀罪法案への反対意見でした。相変わらず、要領を得ない金田法務大臣を、たたみ込むように質問攻めにしていました。質問の冒頭では、山本大臣の失言を捉えて総理の任命責任を追求し、甲高い声で、早口の責めでした。

 たまりかねた安部総理が立ち上がり、山尾議員をたしなめました。

「どんな項目への質問かと、事前に具体的に通告があれば、政府の答弁をきちんと用意したのです。だいたいこのような質問は、法務委員会でしっかりとやるべきもので、ここでするのはおかしいでしょう。」

「質問通告もしないで、法案の細かなことを次々と法務大臣に尋ねているが、外務大臣にもからむような事柄を、金田大臣が答えられないでしょう。」

「テレビの中継を意識しながら、一方的に質問するのは、そんなパフォーマンスは、やめて欲しい。」

 正確な言葉は忘れましたが、適性の疑われる金田大臣を集中攻撃する、山尾議員への反論でした。氏が本気で審議を尽くしたいのなら、国会のルールを守り、質問内容を具体的に通告しなくてはなりません。こんなテレビの中継をみたら、金田法相がやり込められるばかりで、いかにも正論らしい意見を述べる彼女の方が、素晴らしい政治家だと見えてしまいます。総理が、我慢ならなくなった気持ちも分かります。

 もともと民進党は、共謀罪法案より、性犯罪を厳罰化する刑法改正案を、先に審議すべきだと主張しています。女性の人格を踏みにじる性犯罪の厳罰化は必要な法律であり、これまで処罰が甘すぎたと、私も感じています。

「この法案の成立を、どれだけの女性たちが、あるいはそのご家族が待ち望んでいるのか。」「訳のわからない共謀罪法案より、コチラの方がずっと大事ですよ。」

 自信に満ちて断言する彼女を見ていますと、これでは国民の心がますます民進党から離れると思えてきました。平時の状況なら、性犯罪を厳罰化する刑法改正に誰が反対するでしょう。しかし、この国難とも言える緊迫した東アジアで、日本がもろに影響を受ける時だというのに、そんな優先順位はないでしょうと反論せずにおれません。

 国会中継をみていますと、民進党も共産党も、肝心な安全保障は忘れ果て、金田、山本、稲田等々の大臣の失言ばかりを取り上げ、怒鳴ったり嘆いてみせたり、辞任要求に明け暮れています。

 こんなことでは、たとえ総理に多少の難点があるとしても、民進党や共産党には、日本の守りを任せられないと、国民は判断するでしょう。これから選挙をやるたびに、亡国の野党が議席を減らしていくはずです。「平和」「人権」「対話」などと、耳障りの良いプロパガンダに夢中になる「お花畑の住民」より、賢明な国民の方が多数なのですから、もっと真面目な国会審議をしないとソッポを向かれて当然です。

 保守を自認する私に言わせて頂けば、いったい反日野党の議員たちには、「憂国の情」があるのか。「自分の国を愛する」熱い思いがあるのか。名もない庶民である私たちの方が、ずっと真剣だと、教えてやりたくなります。「憂国の情」「愛国心」・・、敗戦以来この言葉は、日本ですっかりタブーとなってしまいました。

 しかしこの言葉を、私たちは取り戻さなくてはなりません。これは戦闘服を着て、街宣車で軍歌を撒き散らす、暴力団のような右翼の「専用語」ではありません。まして反日左翼議員たちがやるように、絶叫したり、興奮したり、わざとらしく口にする言葉でもありません。この馬鹿げた国会中継を見ながら、国の行く末を思いつつ、自分の胸の中で反芻すればいいのです。

 「選挙の一票を、獅子身中の虫たちには入れない。」と、決意すればいいだけです。

 

 [訂正]  H29.4.29   

  上から4行目の、「イラク」は、「アフガニスタン」の間違いでした。訂正いたします。

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2 コメント

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相変わらずの野党 (HAKASE(jnkt32))
2017-04-19 09:44:42
お早うございます。テロ等準備罪法制整備や、
性犯罪対策とより向き合った、刑法改正そのものには、拙方も異論はありません。

ただ、緊迫する周辺情勢への対応を審議する場では、
立場こそ違え、それに専念した質疑を心がけるのが、野党の使命でしょう。

貴見解の通り、山尾民進衆議の質疑姿勢は、情宣狙いの不良な印象が付き纏い、
朝鮮半島をメインに緊迫する我国の周辺情勢を矮小化する
印象操作でも狙ってるのか、と思ってしまいますね。

勿論、これは「朝鮮半島に脅威なし」をバカの一つ覚えの様に繰り返す、日共の思う壺でもありまして。

野党、それも左派四党の狙いは、これも貴見解の通り、周辺情勢の緊迫化から国民市民の目をそらさせる為の工作と見られても仕方なきものと心得ます。同調する同系メディアも、病理は同じ。
次の衆院選では、こうした所も見極めて、厳しい一票を投じるべきと、拙方も心得ます。
国民の武器 (onecat01)
2017-04-19 10:44:41
HAKASEさん。

 テロ集団に属さない、一番国民は、忌まわしい獅子身中の虫を退治するのに、実力行使はできません。

 私たち国民の武器は、「選挙の一票」です。国を大切にする国民が気持ちを一つにすれば、こうした害虫が難無く駆除できます。
 頑張りましょう。

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