『自由の哲学』を読む

自分で見て・考えて・動くために。
『自由の哲学』に一文ずつ取り組みながら、
考える日々を身近に。

菜の花畑のニンジン

2017年07月06日 | 考えるワシ
「ああ、自分はニンジンなんだ」と気づいた時、
菜の花畑の中にいると、異彩を放つ。悪目立ちする。
目立つと何かと注目されて、うるさい。

「正しい菜の花の咲かせ方」なんていう
アドバイスを、100%善意でいただいたり、
「なぜちゃんとした菜の花になれないんだ」
なんて、理不尽に叱られたり。

そういうのがうるさいから、
注目されないように、菜の花のふりをして
「不器用なヤツ」と笑われたり。

時々は「でも私、ホントはニンジンなんだけど…」と、
近くの人だけに聞こえる小さな声で
カミングアウトしてみたり。

別に菜の花がキライなわけでもなく、
ただ、自分がニンジンなんだ、
というだけのことが、とても難しい。
そして、自分でも場違い感を持てあます。

寂しいから、菜の花になろうとする。
そして、ますます、
自分がニンジンであることを自覚する。

私も菜の花だったらラクだったのにな。

だけど、私はニンジンのようね。
いくら菜の花に憧れようと、
ニンジンなんだから、仕方ない。

これは、もう、自分がニンジンであることを、
せめて自分だけでも、ちゃんと認めてあげなければ。

居場所が変われば、
ニンジンだって、重宝される植物だ。

いや、重宝されるかどうかは問題ではない。
ニンジンとしての私の問題は、
ニンジンが、ニンジンとして生き、
よりニンジンらしいニンジンになろうとしているか、だ。

水や肥料をもらえるからと言って、
いつまでも菜の花畑にいるな。
ちゃんと自分の場所で生きろ。
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