One Voice

ひとりごと。
ある意味、日常の垂れ流し……

東アジアカップ。

2015-08-05 23:44:00 | F1/サッカー/その他スポーツ
女子は2連敗。
男子は1分1敗。

前回大会、男子は優勝しているが、もちろんメンバーは違っているし指揮官も違う。
国内組とはいえ、ほとんど一緒にプレイしたことないメンバーが顔を揃えている中で、チームの約束事はなんなのか――というのが気になる。

「縦に早く」――言いたいことはわかるし、やりたいこともわかる。
でも、それだけが戦略なわけじゃないし、それをやり続けられるわけでもない。

最近海外組を含むサッカーも含め、見ていてこのチームの約束事はなんなのかが気になる。
言われていることを忠実にすることも大事。
でも、それだけで勝てるのかと言えばそうでもない。
やはりピッチにいる以上、選手の個性も選手たちが考え動くことも重要だと思う。
言われたことだけをしているサッカーはつまらんよ。

あ、これはあくまでも個人的な感覚だけどね。


試合って、難しいと思うんだよね。
相手あってのことだから、もちろんこっちの思惑通りには動かない。
こっちも相手の嫌がることをしようとするけど、相手だってこっちの嫌がることをしてくるわけで。
相手のいいことろ出させなにことが、根本的な戦略だろうからね。
誰だって、バカじゃなきゃ相手の土俵には上がりたくない。
だからこそやりたいことをやらせてもらえる試合の方が少ない。

勝つためにはまず得点。
なにをどうしようと、自分たちの力で得点しない限り勝てないわけで。
(まあ、稀にオウンゴールっていうのはあるけど、これだって最終的には攻めてないとそうそう起こりえない)
野球やバスケみたいに一発で3点とか満塁ホームランで4点なんていう一度に大量得点というシステムもない。
どんなに難しいシュートでも、華麗なシュートでも、距離がたとえ30m以上あっても、地道に1点しか入らないのがサッカー(笑)

もちろんきれいに崩していければ理想的で爽快ではあるけど、それは簡単にできるようなレベルじゃない。
長い時間一緒にいるクラブチームでもそれをこなせるチームなんて限られていて、しかも長くやっていれば出来るという問題でもない。
イメージとか、個のフィーリングとか、そういうのを完全に互いが把握していないと見ていて美しいサッカーなんてのは滅多にお目にかかれない。

今回の東アジアのメンバーにそこまでのイメージ共有やフィーリングで個々の特徴を互いが理解してずっとプレイできるかとなると、それはもう無理にちかい。
だって、一緒にやってる時間がほとんどないんだから。
とはいえ、それだって彼らはプロなわけだから、そこんところをどうにかしていく力はあるわけで。
ただ、そこのタクトを最終的に振るのはもちろん監督なわけですよ。

こういう急造チームのときに優先されるのはなんなんだろう――と、思うわけです。
代表戦である以上勝つことが命題で、そのために「最低限しないといけないこと」がまずはあるべきなのかなと、思うんだけど。
でもいま見ていると勝つために「最高のことをしないといけない」になってないか? とも思うわけですね。

もちろんスブのド素人が言うことなんでサラッと突っ込まずにお願いします(笑)
勝つためにはまず失点しない。そして、点を取る。
この両方をしないと「勝ち点3」にならないわけです。
最低限失点しない――だと、最低でも「勝ち点1」になるわけで。

こういう急造のチームに求めるものってむしろ「最低限の約束事」から始めてもいいんじゃないかと思うんだけど。
それにプラスαじゃないのかな。

失点だけにとどまらず、マークにしても、球際でどう対応するのかとか。
それになにより得点。
得点ならどんなに泥臭くてもいいと思うわけです。
キレイだキレイじゃない関係なく、ゴールマウスにボールを叩き込むことこそが命題なんじゃないのかな。

あ、今日の山口選手のミドルは見事なシュートでしたけどね。

ある意味、放り込みばかりで面白くないと思われた男子の北朝鮮戦だって、結局はしてやられたわけですよね。
でも、勝てば放りこみのサッカーだって「でも勝ったじゃん」て言える。
どんなに理想のサッカーをしようとしても、結果が出ないと色々外野から言われちゃうんだよね。

「勝てば官軍」じゃないけど、内容がどうであっても勝てば「まあ、勝ったしね」で(笑)
そして、やっぱり選手にとっては内容も重要だけど、勝つってことがなによりの自信になる。


さて、男子も女子も最終戦は完全アウェイの中国戦。
勝利で終えて欲しい。

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