個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

スマホ依存について

2017-06-20 14:02:57 | 教室から
こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

スマホ依存については以前から言われていますが、子どもだけでなくすべての世代に関わる問題ですよね。


私は基本的に移動は車ですが、信号待ちでふと周りを見るとおよそ半分くらいのドライバーがスマホを触っています。よく、私の前の車が信号が青になっているにもかかわらず、スタートしないことがあります。「ああ、またスマホさわってるんだな!」とわかるので、けっこう大きめにクラクションを鳴らします。信号待ちのときはまだ許せる範囲かもしれませんが、運転中に見ている人も時々みかけます。「あれっ、なんかふらついてるな」と思ってその車の横を通り過ぎるときにチラッとみると、スマホみながら運転しているんです。車の運転は大きな事故につながり、自分だけが事故を起こしてけがをするのでしたらいいのですが、多くの場合他の関係ないドライバーも巻き込んでしまいます。飲酒運転と同じくらい厳しくしてほしいと強く願います。

自転車に乗りながら、歩きながらのスマホはもう当たり前のようになっていますね。自動車ほどではないにしても、危険なことですから何か対策をしてほしいと思います。少し話がずれてしまいましたが、何を言いたいかというと大人であってもこれほどスマホには夢中になってしまうのです。こう言っている私も、朝起きたらまずスマホを触りますし、夜寝る前や少し休憩するときなどはスマホの時間になっています。ついつい夢中になってしまって、夜寝る時間が遅くなってしまうことも確かにあります。SNSをそれほどしていない私でもこうですから、している人はスマホの時間が増えるのは納得です。

私たち大人の場合は、しなければならないこと、例えば仕事であったり、家事であったり、多くの人はそれを優先して、残った時間でスマホを使用していると思います。ですが子どもにそれができるでしょうか?最低限の宿題や課題をすれば、残りの時間はずっとスマホの時間になっている子どもは多いのではないでしょうか? 「スマホばかりせずに、勉強しなさい!」と怒っておられるお母様方は多いでしょうか、怒っても子どもは勉強しないでしょう。テレビと違って、見たいものが好きな時間に見れます。テレビゲームと違って、それこそ布団の中でもゲームはできますし、友だちと会話ができます。一度使いだしたらもう手放すのは困難です。だからといって、今や小中学生のかなりの割合でスマホを持っている時代ですから、子どもたちが欲しがる気持ちはよくわかりますし、親御さんが子どもに与える気持ちもわかります。

学校の勉強のことだけを考えると、スマホはマイナス面が圧倒的に大きいと思います。勉強時間が少なくなるのは当然ですが、勉強していても横にスマホを置きながらですと、全然集中ができていません。勉強と勉強の間に休憩として使うという考え方もありますが、スマホを使っているときは多くの場合頭の休憩にはなっていません。逆に疲れてしまうことが多いので、休憩どころか疲労がたまり、ますます勉強できなくなってしまいます。実際にスマホを使いだしてから学校の成績が大きく下がってしまった生徒を何人か見てきています。

ですが、一方ではスマホを使っていても成績が下がらず、どんどん伸びていきスマホの悪影響をまったく受けていない生徒もいます。この差はどこにあるのでしょうか? 「あの子はもともと頭がいいから」という人もいますが、決してそれだけではありません。成績の良い子は頭の良い子、成績の悪い子は頭のよくない子という見方は私は絶対に反対です。なぜなら、中学生頃までの学校の成績は頭の良さというよりは、努力の差によるものが大きいと思うからです。もちろん、能力の差はあります。ですが、成績の良い生徒はやはりその分勉強しています。勉強時間も長ければ、集中して勉強をしています。成績のよくない子は勉強時間も短く、テスト前であっても普段と同じ時間に平気で寝てしまうほど努力が足りていないのです。その努力不足を、もともとの能力のせいだと考えている限りは成長する可能性はありません。

では、成績のよくない子どもからスマホを取り上げると成績がよくなるかといえば、これもまたそうならないことが多いのです。原因は明確で勉強の必要性を子ども自身が気づいていないためです。というのも、子どもからスマホを取り上げたところで勉強時間はまず増えません。それまでスマホに使っていた時間がテレビや漫画に変わるだけで、勉強には向いていかないのです。つまり、スマホを使用するから成績が悪いのではなく、もともと勉強に対してやる気のない子どもに、勉強と対極にあるスマホを与えることでますます勉強しなくなっているのです。勉強の必要性を理解している子どもは、きちんと自分で制限することができ、それどころかスマホを勉強に活用できている生徒さえいます。

結論をいいますと、高校生か大学生になるまではスマホは持たない方がよいと思います。しかし時代の流れもあり持たないと学校生活がうまくいかないこともでてくるでしょう。ですから、いつから子どもに与えるかは各家庭の判断でするしかありません。ただ、持たせるときは「何時間以上してはいけない」や「勉強しないと取り上げるよ」などという約束をさせるのもいいのですが、先ほど述べたように、いつどこで使っているかは親は把握できないので、この約束は破られてしまうことが多いです。それに、スマホを取り上げたところで勉強時間が増えるわけではないのですから、まずはなぜ勉強しなければならないのかを子どもにしっかり伝え理解させてあげることが大切です。道具は使い方次第でプラスにもマイナスにもなるものですから、しっけりとしたぶれない軸を作ってあげることが大切だと思います。そう考えると、その軸を作るのが難しい幼い段階でスマホを使わせてしまうのは、やはりとても危険なことかなと思います。今後、より多くの科学的なデータを検証していき、どのようにスマホと付き合っていくかの議論が深まることを期待しております、

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