祥鳳さんの元になった「祥鳳」が沈んだのは珊瑚海海戦です。
昔、Wikiの2016年2月18日頃のコメントで議論された部分を掘り下げたこともあった気がしますが、
改めてざっくりと振り返ってみます。
なんでこんなことをするか、というと、ただ祥鳳さん、すなわち「祥鳳」がドジを踏んで沈んだ、
というわけじゃないということが言いたい。
どうしても生き残った艦、見えやすい戦果を挙げた艦が注目されるし、扱いも良くなるんだけど、
そうじゃないよと言いたいだけなんですよね。
どんな艦にも、そこに乗り込む命があり、その人々の生きる為の強い意志があって、ドラマがある。
そうした乗組員の魂がこもって、艦自身が生きているんじゃないかと感じるエピソードがあったりする。
そうした色んな過去に思いを馳せて、より艦が好きになる、なんてことはあってもいいでしょう。
そもそも、珊瑚海は日本も連合国側もミスがあった。
結果として、日本は給油艦相手に翔鶴・瑞鶴が航空機80機弱を集中させ、
「祥鳳」に連合国側のすさまじい数の航空機(90機超)が襲いかかることになりました。
「祥鳳」、翔鶴、瑞鶴は本来、上陸部隊の護衛が任務だったのですが、
翔鶴・瑞鶴が行おうとしていたのは別働での打撃。
本来の任務とは違ったことをやった、ということは言えるでしょう。
結果として翔鶴・瑞鶴が別働として全く違う場所で全く違うことをやっており、「祥鳳」が沈んでいる。
もっとも、一緒にいた場合3隻とも沈んでいた可能性もあります。
逆に、護衛に当たった重巡(古鷹・衣笠)が敵空母(レキシントン・ヨークタウン)を発見していたため、
有効な打撃を先んじて加えることができていた可能性もあります。
その辺りは こちらのサイト様 が詳しいです。
事実としてあるのは
・「祥鳳」が集中砲火を受け沈んだこと
(周りに僚艦の影すら見えないので、おそらく文字通り、90機以上からの集中砲火であったとみられる)
・「祥鳳」以外は沈まず、損傷もほぼなかったこと
(上陸部隊、および古鷹・加古・衣笠・青葉・漣の主隊僚艦、およびMO機動部隊)
この2点です。
90機を6機で相手取ったと考えると、相当なもんです。
ここからは僕の感想ですが、援護なく一方的に殴られてるような状態であり、
主隊が半壊・壊滅していてもおかしくない大部隊を相手にしていたことを考えれば
小さな体でよく一人で全て受けきったというべきな気もします。
それと同時に、艦これでの祥鳳さんが気の毒で仕方ない、というか、こう心苦しい感覚になります。
祥鳳さんは必死で自分の任務を全うしたんだ、みんなを守ろうとしたんだ、と思うと、
なんかこう、言葉にできないような思いでいっぱいになります。
その後の珊瑚海については割愛いたします。
サイトなどをめぐればいくらでも出てくるでしょうし、そこからMIへの流れなども知ると
また色々な思いがわきあがってくるのかもしれません。
また、胸を打たれるエピソードは、「祥鳳」が「艦長を救った」と言えるようなエピソードですね。
攻略Wikiから抜粋しますが、
「伊沢大佐は部下に退避を命じて別れを告げた後、祥鳳と最期を共にしようと艦長室に留まった。
だが、沈没の衝撃で彼は外に放り出されて、結果的に生還した。
きっと、祥鳳が最期の力を振り絞って、彼を守ったのだろう。」
最後の一行は、事実ではなく、後付の評価・感想に過ぎません。
ただ、長門がクロスロードですぐには沈まなかったこともそうですが、
艦の魂のようなものをそこに感じずにはいられません、思わず目頭が熱くなります。
上陸部隊を守り、漣ほか僚艦を守り、そして死のまぎわですら艦長を守った「祥鳳」。
華々しい戦果は挙げられなかったかもしれませんし、沈んだ後の扱いがよかったとも思えないけれども、
それでも立派に戦った艦であることを僕は否定したくないし、絶対にそんなことはできません。
そんな艦に魅かれて、祥鳳さんをできる限り活躍させてあげたい、大切にしてあげたいと思うのですよ。
色々なエピソードを知って、祥鳳さんを育ててみたいと思う人が増えるといいな、と思います。
昔、Wikiの2016年2月18日頃のコメントで議論された部分を掘り下げたこともあった気がしますが、
改めてざっくりと振り返ってみます。
なんでこんなことをするか、というと、ただ祥鳳さん、すなわち「祥鳳」がドジを踏んで沈んだ、
というわけじゃないということが言いたい。
どうしても生き残った艦、見えやすい戦果を挙げた艦が注目されるし、扱いも良くなるんだけど、
そうじゃないよと言いたいだけなんですよね。
どんな艦にも、そこに乗り込む命があり、その人々の生きる為の強い意志があって、ドラマがある。
そうした乗組員の魂がこもって、艦自身が生きているんじゃないかと感じるエピソードがあったりする。
そうした色んな過去に思いを馳せて、より艦が好きになる、なんてことはあってもいいでしょう。
そもそも、珊瑚海は日本も連合国側もミスがあった。
結果として、日本は給油艦相手に翔鶴・瑞鶴が航空機80機弱を集中させ、
「祥鳳」に連合国側のすさまじい数の航空機(90機超)が襲いかかることになりました。
「祥鳳」、翔鶴、瑞鶴は本来、上陸部隊の護衛が任務だったのですが、
翔鶴・瑞鶴が行おうとしていたのは別働での打撃。
本来の任務とは違ったことをやった、ということは言えるでしょう。
結果として翔鶴・瑞鶴が別働として全く違う場所で全く違うことをやっており、「祥鳳」が沈んでいる。
もっとも、一緒にいた場合3隻とも沈んでいた可能性もあります。
逆に、護衛に当たった重巡(古鷹・衣笠)が敵空母(レキシントン・ヨークタウン)を発見していたため、
有効な打撃を先んじて加えることができていた可能性もあります。
その辺りは こちらのサイト様 が詳しいです。
事実としてあるのは
・「祥鳳」が集中砲火を受け沈んだこと
(周りに僚艦の影すら見えないので、おそらく文字通り、90機以上からの集中砲火であったとみられる)
・「祥鳳」以外は沈まず、損傷もほぼなかったこと
(上陸部隊、および古鷹・加古・衣笠・青葉・漣の主隊僚艦、およびMO機動部隊)
この2点です。
90機を6機で相手取ったと考えると、相当なもんです。
ここからは僕の感想ですが、援護なく一方的に殴られてるような状態であり、
主隊が半壊・壊滅していてもおかしくない大部隊を相手にしていたことを考えれば
小さな体でよく一人で全て受けきったというべきな気もします。
それと同時に、艦これでの祥鳳さんが気の毒で仕方ない、というか、こう心苦しい感覚になります。
祥鳳さんは必死で自分の任務を全うしたんだ、みんなを守ろうとしたんだ、と思うと、
なんかこう、言葉にできないような思いでいっぱいになります。
その後の珊瑚海については割愛いたします。
サイトなどをめぐればいくらでも出てくるでしょうし、そこからMIへの流れなども知ると
また色々な思いがわきあがってくるのかもしれません。
また、胸を打たれるエピソードは、「祥鳳」が「艦長を救った」と言えるようなエピソードですね。
攻略Wikiから抜粋しますが、
「伊沢大佐は部下に退避を命じて別れを告げた後、祥鳳と最期を共にしようと艦長室に留まった。
だが、沈没の衝撃で彼は外に放り出されて、結果的に生還した。
きっと、祥鳳が最期の力を振り絞って、彼を守ったのだろう。」
最後の一行は、事実ではなく、後付の評価・感想に過ぎません。
ただ、長門がクロスロードですぐには沈まなかったこともそうですが、
艦の魂のようなものをそこに感じずにはいられません、思わず目頭が熱くなります。
上陸部隊を守り、漣ほか僚艦を守り、そして死のまぎわですら艦長を守った「祥鳳」。
華々しい戦果は挙げられなかったかもしれませんし、沈んだ後の扱いがよかったとも思えないけれども、
それでも立派に戦った艦であることを僕は否定したくないし、絶対にそんなことはできません。
そんな艦に魅かれて、祥鳳さんをできる限り活躍させてあげたい、大切にしてあげたいと思うのですよ。
色々なエピソードを知って、祥鳳さんを育ててみたいと思う人が増えるといいな、と思います。