音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

‘社交辞令’以外の記録から質的研究の結果を考える

2017-05-13 11:41:19 | 研究関連
音楽療法の事例研究には量的研究と質的研究があります。
脳血流、脈拍、血圧などの医療的検査と心理学調査などの量的研究と
行動、言語、第三者の記録を継続していく質的研究です。

研究に関する音楽療法講座を受講した時に、行動、言語を記録する場合
‘社交辞令’の言葉なのかどうかを判断する必要があると言われたことがあります。
研究の結果として記する時に‘思い込み’や‘おそらく’などの判断は却下されます。

例えば、「今日は楽しかった」と言語として記録した時にどの位結果として
確かな内容であるかを客観的に捉えることが求められます。
日々関わっている職員さんが「日頃無口でそのような言葉を言われることは珍しいです」と
言われ、さらに「いつも見られない笑顔でおっしゃっていました」と言われると
結果として捉えられると考えます。
同じ言葉でも、社交辞令としてではない表情や第三者の客観的な視点が必要になります。

ある施設へ訪問して集団音楽療法を実施する前にお一人の方の傍で
職員さんが「お時間ですので」とお誘いに来られた時に
「私は月一回しかないこの時間を本当に楽しみにしていますので・・・」
と言われ、時間変更をお願いされていました。

ある地域のコミュニティ音楽療法で、「この時間だけは最優先してスケジュールを
調整して来ています」と言われ、関係者の方々からも同じ意見をお聞きした時に
やはり結果として記することが出来ると考えます。

結果として記する場合はもう少し詳細な内容が必要になりますが、
日頃何かと迷いと不安が伴う仕事へのモチベーションは上がり、感謝の気持ちでいっぱいになります。
実施前に大まかなプログラムを作成する時も、参加される人のお顔を
思い浮かべながら進行を考えますが、ライブ後の記録では幸せを感じることが多くあります。
独りよがりにならないように・・・との想いを大切にしながらの音楽療法です
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