2015.4.7. 7:41 富田林市錦織 大阪府営錦織公園
園内に自生のつつじです。園内の「河内の里」の中にある「つつじの丘」のつつじに先んじて咲いています。
この自生のつつじもいろんな種類があるようで、もう咲いているもの、つぼみがまだ固いものなど色々です。
大きい花をつけるもの、小さい花をたくさんつけるもの、それもバラバラ。
花の色もいろいろ。肌色に近いものやピンクも濃いピンクや薄いピンク。ソバカスのあるものなど。
「つつじの丘」のつつじ・さつきも赤・白・ピンクのコントラストが見事ですが、ちょうどゴールデンウィークの最初の頃、4月29日当たりがピークかと思われます。
「 つつじ三姉妹」
いろんな種類があるので、気の早いのは今ごろから、のんびりしているのはゴールデンウィーク明けに咲くようです。
同じツツジ科でも、葉っぱの小さいサツキは咲く時期がつつじより1か月くらい遅く、文字通り五月皐月(さつき)に咲きます。咲く時期が幅広いのは、いろんな種類に進化しているからだと思われます。
「... つつじ花 にほえ娘子(をとめ)
桜花(さくらばな) 栄え娘子...」
【訳】目に入るのは色美しいつつじ花 その花のように匂ひやかな乙女よ、
咲き誇っている桜花、 その花のように照り輝く乙女よ、
万葉集 巻13-3309 柿本朝臣人麻呂之集歌
飛鳥時代にも、桜や躑躅を愛でていたんや~
冷たい雨に打たれながらも、元気に咲くツツジ 打たれつよいんや~
現在咲いている本数は、さほど多くはありませんが、みごとに満開状態の木もあります。
トイレで遊んでいる猫。「トイレで遊んではいけません。」
新種の「ウラオモテヤマネコ」か?
「えさをやってはいけません。」
2015.4.7. 8:20
山ざくらの花がやっと残っていました。他の桜は桜吹雪済みでした。残念!
「今ごろ行っても、遅いわな!」
余談ですが、日本人は「桜吹雪」をみて、最後の散り際を大事にします。
そう言や、遠山の金さんの「この桜吹雪が、目に入らぬか!!...(目に入ったら痛い!)」の刺青も、桜満開ではなくて桜吹雪ですね。
「いさぎよい」とか「もったいない」とかは、日本人の独特の感覚のようですね。
展望台より嶽山(だけやま)方面を見ゆる。
園内の「しゃくなげの谷」にも春が訪れ始めました。
シャクナゲもツツジ属ツツジ目ツツジ科 だから、同じ時期に咲くのですね。そんで、同じようなところで咲き、同じような大きさです。「石楠花」て書きます。
すこしくどいようですが、もうすこし躑躅をご覧ください。
こんなさぶいのに、熊蜂がやってきました。(撮り損ねたので、写っていません。)
ジオラマモードで撮影しました。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
まだ、気力の残っておられる方は、関連記事もごらんください。
関連記事:
① 錦織公園の紅葉 ( 富田林市 錦織 ) 2014.12.11.
② 富田林市の「市の花」 2014.5.5.
③ 錦織公園の夕暮れ 2014.1.5.
2015.4月8日 ( HN:アブラコウモリH )