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久万高原町でヤマアカガエルが産卵!

2016-02-15 16:34:06 | 自然
13日、四国地方は春一番が吹きました。

寒気が緩み、雨が降り、夜間は湿度が高くなりました。
あるカエルは森から出てきて浅い水たまりに集まり繁殖活動を行います。
そうです。今年もヤマアカガエルの産卵が始まったのです!
昨日14日は定点箇所を中心にして本種の産卵調査を行いました。

1月下旬〜2月の寒い時期に冬眠から覚めるヤマアカガエル。
もちろん、ほかのカエル類はまだ冬眠中です。

本種は水辺と森林が一体でないと生きてはいけない動物。
本種の産卵時期は、春の到来を告げる“便り”として知られます(指標生物)。
産卵の開始は、気温や地温、水温、降雨量などに支配され、産卵場所は毎年ほぼ同じ所で行われることが多いようです。

昨年、久万高原町における産卵は1月23日に初めて確認されています。
今年も昨年通り調査を行ってきましたが、ご承知のとおり、厳冬・ドカ雪の影響を受け、約3週間遅れとなりました。

稲作作業前のこの寒い時期、田んぼに残った水たまりを利用して産卵が確認されました。
写真でご紹介します(いずれも本町。st.1-st.5)。※ラストの写真(成体)は町内Nさん提供。




確認された卵塊数は、42+22+18+27+30=139(st.1-st.5)。

卵の発生段階からみて、各地点ともに13日夜産卵された模様です。

気温は、8.3-13.2℃。水温は、9.0-11.9℃でした。

もちろん町内隅々と踏査したわけではありませんが、所見日にして計5地点でこの数は爆発的ですね。

ちなみに、鳴き声は広告音とよばれ、オスは「キャララ、キャララ・・・」と夜間、合唱を始めると産卵が始まります。

ある住民の方によりますと13日の夜、鳴き声を聞かれたそうです。

1卵塊には卵数1,000個以上になります。
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