♪おみそしるパーティー♪

「ほにゃらか」の
古典・短歌・ことば遊び
『 題詠100首blog 』に参加中

恋するストレリチア

2005年11月30日 14時00分00秒 | ★ほにゃらかの短歌

熱帯の植物園に咲ける花 飛び立ちさうなる翼をもてり

くちばしを長くのばしてなにを喰む 虫など喰むや鳥さへ喰むや

紫のちさき花より華のごと萼はひらけりオレンジ色に

オレンジの鶏冠をひらく花なれば名も鳥といふ花なのだらう

日本では極楽鳥花と呼ばるらし 熱帯雨林に咲くストレリチア

緑色のおほきな翼いく重にもひろげて立てりストレリチアは

あざやかな色で求愛する孔雀 雌はどちらに恋するだらう

                     短歌・写真:ほにゃらか


鶏冠(とさか)
萼(がく)
極楽鳥花(ごくらくちょうか)

ストレリチア
[科名]バショウ科
[別名]ゴクラクチョウカ
[原産地]アフリカ

☆makoさんの 「二進法の恋」 最上級の『比喩』はこちら。
☆makoさんの 『比喩』 と皆さんのお歌はこちら。

11.30:シルバーラブの日

2005年11月30日 09時42分03秒 | ★記念日俳句

金がいい…シルバーラブの日を嘆く  ほにゃらか




11.30:シルバーラブの日

1948年(昭和23年)の今日、
歌人の川田順が弟子の大学教授夫人とともに家出したことに由来する。
68歳の歌人の熱烈な恋愛行動に、人々は老いらくの恋ともてはやしたという。

                      (日本記念日協会HPより)

「里俳句会」
日本記念日協会
記念日俳句

11.29:議会開設記念日

2005年11月29日 00時38分00秒 | ★記念日俳句

議会開設記念日に仮眠ベッドを寄贈する  ほにゃらか




11.29:議会開設記念日

1890年(明治23年)の今日、初の帝国議会が開かれたことに由来する。
当時の山県有朋内閣は軍備の充実を議会に呼びかけたが、
野党側は減税を主張したという。

                      (日本記念日協会HPより)

「里俳句会」
日本記念日協会
記念日俳句


写真:娘が撮影。(ディズニーシーの奥の方)

「徒然草」 第七十三段 嘘ばかりの世の中? 

2005年11月28日 15時56分30秒 | ★古典「徒然草」にコメントするぞ
息子が、わりと真剣な顔で、悩みをうちあける。
「ぼく、小さい小さいって、みんなから馬鹿にされて、辛いんだよ。」
「そんなこと言われたら、小さいのも色々と便利なんだぞ、って言ってやりな。」
「うん。ぼくも、いつもそう言っている。でも、辛いんだよぉ。」
と言って、泣き出した。

そこで、ふと、私の昔話などをしてみた。
「お母さんね、高校一年の時に、男の子から告白されたことあるんだよ。
 その男の子ね、お母さんと同じくらい背が低かったの。
 顔はなかなか可愛かったんだけど、この身長はいまいちだなと思って、
 断ったのよ。
 ところがね、その男の子、高校を卒業する頃には、すご~く背が高くなって
 格好良くなっちゃったのよぉ。惜しいことしたなぁと思ったよ。
 だからね、あんたも高校生くらいになったら、きっと大きくなるよ。」

どんな話やねん…(^^;)。すると、息子、
「高校生になるまでなんて待てないよぉ」
あらら。この話は意味無かったか。

ところが、横で聞いていた娘が、話にのってきた。
「へぇ~、お母さんも告白されたことあるんだ。」
ち、どういう意味だろね~。すると娘が、嬉しそうに言う。
「あのね、私も告白されたんだよ。」
「ふ~ん。すごいねぇ。」
この娘、ありがたいことに私より旦那に似ているので、わりと可愛い。(親ばか)

すると、息子も急に元気になって、
「僕だって、このまえ告白されたんだよ。」
「へぇ~、すごいじゃん。」
「告白されたの二人目だよ。」
「あらら、小さくてもモテるならいいじゃないの。」(親ばか)

と、ここで娘のするどい突っ込み、
「ねえ、お母さんは、何人ぐらいから告白されたことがあるの?」

げ……。そんなこと聞かないでおくれよ。

ま、ここで私が嘘を言っても、誰が真実をばらすわけでもあるまい。
実際の三倍くらいの数字を言っておきましたよ。ははは…(^^;)

子供達よ、人の話に「嘘」はつきものだ。
真実を見抜く力を身につけるのだよ。ははは…(;;)


はい、現代語訳です。(この段は、とっても長いです。)

世の中に語り伝えることは、事実は面白くないからか、多くは皆、嘘の話である。

実際にあったこと以上に、人は物事を大きく言ってしまうのに、
まして、年月が過ぎて、場所も遠く隔たってしまうと、
言いたいように語ったり、書き留めてしまったりするので、
そのうちそれが事実のようになってしまう。
(学問や芸能などの)様々な方面の上手な人がすぐれていることなどを、
教養のない人で、その道を知らない人は、むやみに神様のように言うけれども、
芸道に通じている人は、けっして信ずる気も起こさない。
風聞(評判)と実際に見るときとは、何事も違うものだ。

(話す)そばから嘘がばれるのもおかまいなしに、
口から出任せにしゃべり散らすのは、すぐに根拠のないことだとわかる。
また、自分も本当らしくないとは思いながら、
人の言ったとおりに、鼻のあたりをひくひくさせながら言うのは、
その人の嘘ではない。
いかにも真実らしく(話の)ところどころをちょっといぶかしがり、
よく知らないふりをして、しかしながら、物事の端々(=つじつま)を合わせて
話す嘘は、(つい騙されるので)恐ろしいことである。
自分自身にとって名誉なように言われた嘘は、人はそれほど言い争わない。
皆が面白がる嘘は、自分ひとりが「(本当は)そうではなかったのに」
と言ったとしても、それは仕方がないので、
聞いて居た時に、証人にさえされて、いよいよ事実のようになってしまう。

いずれにしても、嘘の多い世の中である。(そのことを)
あたりまえの、普通にある、珍しくないことであると心得ていれば、
万事間違えるはずがない。
地位や格式の低い人の話すことは、聞いて驚くことばかりある。
立派な人は、不思議な(疑わしい)ことを語らない。

そうは言っても、仏や神の霊験、聖者の伝記は、
一概に信じてはならぬというものでもない。
これは、俗世間の嘘をまともに信じているのもばかばかしく、
「よもや、そうではあるまい。」などと言うのも仕方がないことなので、
たいがいは、ほんとうらしく受け答えして、一途に信じたりせず、
また、疑ったり馬鹿にしたりするべきでもない。


かつあらはるる…「かつ」=二つの事柄が連続して行われる。次々に。
浮く =根拠がない。いい加減である。
聞こゆ=理解される。判明する。
虚言 =「うそ」というよりも、根拠のない話


 「徒然草」 第七十三段 本文

世に語り伝ふる事、まことはあいなきにや、多くは皆虚言なり。

あるにも過ぎて人は物を言ひなすに、まして、年月過ぎ、境も隔りぬれば、言ひたきままに語りなして、筆にも書き止めぬれば、やがて定まりぬ。道々の物の上手のいみじき事など、かたくななる人の、その道知らぬは、そぞろに、神の如くに言へども、道知れる人は、さらに、信も起さず。音に聞くと見る時とは、何事も変るものなり。

かつあらはるるをも顧みず、口に任せて言ひ散らすは、やがて、浮きたることと聞ゆ。また、我もまことしからずは思ひながら、人の言ひしままに、鼻のほどおごめきて言ふは、その人の虚言にはあらず。げにげにしく所々うちおぼめき、よく知らぬよしして、さりながら、つまづま合はせて語る虚言は、恐しき事なり。我がため面目あるやうに言はれぬる虚言は、人いたくあらがはず。皆人の興ずる虚言は、ひとり、「さもなかりしものを」と言はんも詮なくて聞きゐたる程に、証人にさへなされて、いとど定まりぬべし。

とにもかくにも、虚言多き世なり。ただ、常にある、珍らしからぬ事のままに心得たらん、万違ふべからず。下ざまの人の物語は、耳驚く事のみあり。よき人は怪しき事を語らず。

かくは言へど、仏神の奇特、権者の伝記、さのみ信ぜざるべきにもあらず。これは、世俗の虚言をねんごろに信じたるもをこがましく、「よもあらじ」など言ふも詮なければ、大方は、まことしくあひしらひて、偏に信ぜず、また、疑ひ嘲るべからずとなり。



さてさて、次の第七十四段は、
「人は何の為に生きているのだろう…」と考えさせられる話です。


★この段からお読み下さった方のために。

このカテゴリーでは、吉田兼好の『徒然草』をブログに見立て、
コメントを書くつもりで、一段ずつ感想を書いています。


11.28:太平洋記念日

2005年11月28日 00時03分30秒 | ★記念日俳句

太平洋記念日 前から見えた海  ほにゃらか




11.28:太平洋記念日

1520年の今日、
世界一周の大航海の途中、ポルトガルの探検家マゼランによって太平洋が発見され、
彼自身がその命名を行ったことを記念して設けられた日。

                      (日本記念日協会HPより)

「里俳句会」
日本記念日協会
記念日俳句


1520年に太平洋が発見され、命名された。…と言われてもね~、
も~っと昔から、太平洋の見えるところに住んでいる人はいたでしょうに。
その人たちは、海に名前をつけていなかったのかなぁ。
日本人は、この海に名前をつけていなかったのかなぁ。
ネットで簡単に検索しただけでは、その名前は見つけられませんでした。
ご存知でしたら、教えてください。

11.27:ノーベル賞制定記念日

2005年11月27日 01時09分15秒 | ★記念日俳句

葱を刻んでも人 ノーベル賞制定記念日  ほにゃらか




11.27:ノーベル賞制定記念日

スウェーデンの化学者ノーベルが、1895年の今日、
「私が発明したダイナマイトで得た富を、人類に貢献した人に与えたい」
という遺言状を書いた。
そして1年後、彼の遺言通り「ノーベル賞」が設けられた。

                      (日本記念日協会HPより)

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日本記念日協会
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11.26:ペンの日

2005年11月26日 01時49分26秒 | ★記念日俳句

ペンの日に北窓塞ぎP気分  ほにゃらか




11.26:ペンの日

1935年(昭和10年)の今日、日本ペンクラブが創立されたことを記念して、
1965年(昭和40年)に設けられた日。ペンクラブのPENは、
Pが詩人・劇作家、Eが随筆家・編集者、Nが小説家を意味している。
初代会長は島崎藤村。

                      (日本記念日協会HPより)

「里俳句会」
日本記念日協会
記念日俳句


「P気分」って、なんやねん…。
短歌・俳句も「P」でよかですか~~~~?(^^;)?

11.25:OLの日

2005年11月25日 12時43分42秒 | ★記念日俳句

温石(おんじゃく)をOLの日のあしもとへ  ほにゃらか




11.25:OLの日

女性週刊誌「女性自身」が行った「働く女性の総称は?」のアンケートの結果、
オフィス・レディー(OL)が第1位となった。
この記事をきっかけにOLという言葉が世間に浸透したことから、
記事の掲載された1963年11月25日号にちなんだこの日を「OLの日」に。
制定したのは、さまざまな業種のOLの集まり「OLネットワークシステム」。

                      (日本記念日協会HPより)

「里俳句会」
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記念日俳句


「記念日俳句」★で、嬉しい【 佳作】を頂きました。
上田信治さま、ありがとうございます~♪


11.24:鰹節の日

2005年11月24日 00時25分45秒 | ★記念日俳句

やれ踊れ鰹節の日のフラダンス  ほにゃらか




11.24:鰹節の日

鰹節のトップメーカーのヤマキ株式会社が、
鰹節をもっと知ってもらおうと制定した日。
日付は、11と24日でいいふし(節)の語呂合わせから。
鰹節の切り削り実演販売や、だしの取り方教室などを企画。

                      (日本記念日協会HPより)

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日本記念日協会
記念日俳句


「記念日俳句」★で、嬉しい【 人】を頂きました。
上田信治さま、ありがとうございます~♪




核心まで読み取って頂けて、とても嬉しかったです。

11.23:外食の日

2005年11月23日 00時27分20秒 | ★記念日俳句

スーパーのポイント5倍か外食の日か  ほにゃらか




11.23:外食の日

1984年(昭和59年)に日本フードサービス協会が
協会創立10周年を記念して設けた日。
家族で外食することの楽しさを知ってもらおうと、
祝日の勤労感謝の日にしたという。

                      (日本記念日協会HPより)

「里俳句会」
日本記念日協会
記念日俳句


御飯を作るのが嫌いなので、よく外食します。(←ダメ母です)
でも、いつも行くスーパーの<ポイント5倍>の日にうっかり外食してしまうと、
すご~~~く損をした気分になります。

※写真は、旦那が撮影しました。内容とは全然関係ありませんけど(^^)

「思い出の曲」……初恋

2005年11月22日 19時01分34秒 | ★ほにゃらかの短歌

晩秋の冷たき雨に濡れながら届かぬ想ひあたためてをり

好きだよと言つてしまひし初恋に心は揺るるふりこの時計

放課後のグランド とほき背番号11番を探してをりぬ

マフラーを手渡す胸の震へなど知らぬかに見ゆあなたの笑みは

初雪に凍える指をもてあましふるへて書けぬ愛といふ文字

浅き夢ならば醒めよと祈るとも君の姿ぞ胸をはなれぬ

                          短歌:ほにゃらか
 
     
 ☆「初恋」(村下孝蔵 作詞・作曲)の本歌取り?です~(^^;)
 
         
☆makoさんの 「二進法の恋」 題詠16 『思い出の歌』で懐古しよう~。は、こちら。

☆makoさんの『思い出の歌』とみなさんのお歌は、こちらです。

11.22:回転寿司記念日

2005年11月22日 00時43分00秒 | ★記念日俳句

川上に視線ぬかるな回転寿司記念日  ほにゃらか




11.22:回転寿司記念日

回転寿司の考案者である白石義明氏の誕生日(1913年11月22日)を
記念日としたのは、回転寿司の生みの親企業の元禄産業株式会社。
白石氏の努力で1958年4月、東大阪市で1号店がオープンした。

                      (日本記念日協会HPより)

「里俳句会」
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好きなんですよ、回転寿司。 家族でよく行くんです。
最近の回転寿司は、ほとんどボックス席になっていますよね。
子供がお寿司側に座りたがるので、親は仕方なく通路側に座るんですよ。
さすがに、お寿司にいたずらをする心配は、もうありませんけれど、
欲しい物をなかなかうまくとれなかったりするんですね。
しっかり見ろよ~~~。
お母さんの好きな物が流れてきたら、とってよぉ~!

「青い薔薇」 小さくて大きいものへ

2005年11月21日 20時06分58秒 | ★ほにゃらかの短歌

薔薇なんか欲しくはないと強がりにプリムラを買ふ夕焼け小焼け

花びらのひとひら落つるひだまりは失ふ色へひかりをそそぐ

「小さくて大きいものはなあに」とふ問ひに答へむ「そはおまへなり」

きみを刺す棘などすべて抜きさらむ茨の道も恐れずにゆけ

あをざめし薔薇に惑ふなひたすらに熱き想ひをひらけミニばら

                      短歌:ほにゃらか


☆makoさんの「二進法の恋」 題詠15『青い薔薇』 はこちら。

makoさんの 『青い薔薇』と、みなさんのお歌はこちらです。

初冬の愁思 「ぬくもり恋し」

2005年11月21日 14時43分27秒 | ★ほにゃらかの短歌

温め鳥いつしか雛にぬくめられ翼の中のぬくもりを恋ふ

山茶花の咲き初むる路をくれなゐの自転車漕ぎて駆け抜けし日々

木枯らしに負けるな 君の行く道を紅く照らすは八重寒椿

やがて空につめたく冴ゆる月も出む そを見るまへに早よ帰り来よ

晩鐘のとほく聞こゆる夕ぐれは雪のけはひをおびてしづまる

                      短歌:ほにゃらか
                      写真:ほにゃの娘


☆makoさんの「二進法の恋」 題詠14『初冬の愁思』 はこちら。

makoさんの 『初冬の愁思』と、みなさんのお歌はこちらです。

11.21:早慶戦の日

2005年11月21日 12時55分41秒 | ★記念日俳句

早慶戦の日なにゆえアメフトでは対戦せぬか  ほにゃらか




11.21:早慶戦の日

1903年(明治36年)の今日、
東京・三田で初の早慶対抗野球試合が行われたことに由来する。
試合は、11対9で慶応が勝利した。

                      (日本記念日協会HPより)

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記念日俳句


早稲田大学のアメフト部の試合を見たことがあります。
慶応大学の医学部にも、アメフト部があるらしいですね。
では、アメフトでも早慶戦があるのかな?と思い、試合の予定を調べてみたら、
私の調べた範囲では、対戦の予定を見つけられませんでした。
間違っていたら、ごめんなさい。
しかも、野球に関係なくてごめんなさい。

で、どうして対戦しないんですかね~?