スピルバーグ監督の監督作品が、「リンカーン」以来久しぶりに2作品公開されますが、
ちょっと待ちくたびれた感がします。
ちまたでは、彼がプロデューサーとしてのみ携わった「ジュラシック・ワールド」が、
この夏に大ヒットしました。私ももちろん見ましたが、それなりに面白かったですが、
新鮮味も感動も無く不満が、残る作品でした。
さて、そんな不快な気持ちを次の2作品で吹き飛ばして欲しいです。
2016年1月に公開のトム・ハンクス主演の「ブリッジ・オブ・スパイ」ですが、
こちらは、米ソ冷戦時代下の冷戦スリラーでソ連に捕らえられた米軍パイロットの釈放
を求め鉄のカーテンの向こう側へと交渉に出かけたアメリカ人弁護士の物語で、
実話を元にしています。もちろん、その弁護士役は、ハンクスです。彼が、得意とする
役どころですが、アカデミー賞狙いの作品のような気がします。「シンドラーのリスト」
のような感動作品であって欲しいです。ただ、個人的にはスピルバーグのシリアス作品は、
少し飽きております。
むしろその次のロアルド・ダールの児童小説である「オ・ヤサシ巨人BFG」の映画化
「The BFG(原題)の方が、楽しみです。原作者は、「チャーリーとチョコレート工場」
ですし、脚本家は「E.T.」のメリッサ・マシスンです。
スピルバーグのファンタジー作品の代表作の一つになって欲しいです。
内容は、少女ソフィーと心優しい巨人の関係を描いたものです。