横手市議会議員 奥 山 豊 和 公式ブログ

明日への責任~市政に若い力を

ICTによる議会の見える化~タブレット端末導入推進会議・行政視察報告~

2016-12-24 22:50:01 | 日記

メリークリスマス!

昨夜は秋田市にて、県内の若手議員の皆さんとささやかな忘年会を開催した。

全若の公式行事ではないものの、ブロック代表として今年一年間の皆さんのご協力に感謝申し上げながら、同志たちとの楽しい夜を過ごすことができた。

それにしても、横手だけでなく県内各議会でいろいろなことがあった1年だったと思う。

だめなものはだめだと、はっきり意思表示をしなければならない。信念を持っているのなら、ノーを示すことに怯んではいけない。私は、それが二元代表制である議会の存在価値だと思う。

なんだかんだと言いながらも、当局の提案する原案を可決し続けてきたこれまでの地方議会の在り方に一石を投じるものでもあったと思っている。

みんな悩みながら、もがき苦しみながら、若い力が各地で奮闘していることに刺激を受けている。

一人じゃない。

ここに帰ってくれば仲間が待っている。これからも、次世代に誇れる秋田のために共に頑張りましょう!

嬉しいニュースも飛び込んできました(笑顔)


さて、気が付けば今年もあと1週間。いかにも慌ただしい師走という感じだった今週を振り返ってみることにしよう。

20日(火)と21日(水)は、タブレット端末導入推進会議の行政視察のため、東京経由で愛知県は安城市へ。

まずは東京駅で途中下車し、日本橋にあるサイボウズ株式会社へ。



ここでは、議会でのタブレットの導入にあたって、内部の事務連絡や情報共有をインターネットを活用したシステムによって行うグループウェアについて研修。

議員との連絡をFAXやメールでやりとりしていた頃に比べ、議会事務局の事務負担が大幅に軽減されているものと思うが、私たちは、いまいちこのシステムを使いこなしている実感がなかった。

担当者のレクチャーを受けて、改めてグループウェアというものが、いわゆる「働き方改革」にも大きく貢献しうるものであることを理解したし、私たちにあったやり方で、しっかりと活用していきたいと思う。



それにしても、高層ビルの27階にあるおしゃれなオフィスと、眼下に臨む下町のまちなみとスカイツリー。

何となくではあるが、東京にいた頃に比べていつもみていた景色の感じ方が変わってきたように感じる。

世の中は何でできているのかということ。田舎があって都会があるのである。


そして、東京駅に戻り、東海道新幹線で一路愛知県へ。
降車駅が「三河安城」ということもあって、各駅停車の「こだま」に初めて乗車した。

この路線を通っていると感じることではあるが、太平洋ベルト地帯として日本を牽引してきたという揺るぎない力が、沿線の一つ一つの都市にあるような気がする。

まさに、日本の大動脈。防災減災にもしっかり取り組まなければならないと思いますが・・・


翌朝、安城市役所へ。



平成27年6月に議会ICT推進プロジェクトチームを立ち上げ、今年2月からタブレット端末の運用が始まった安城市議会は、使用する端末も、先述したグループウェアシステムもペーパーレス会議システムも私たち横手市議会と全く同じで、導入した時期も半年ほど早かったということもあり、今回の視察先とさせて頂いた次第である。



前日まで12月議会が行われていたという大変お忙しい中を、杉浦議長はじめICTプロジェクトチームの正副座長より丁寧なご説明を頂いた。

素晴らしいなと思ったのは、タブレット操作が不慣れな議員への配慮、苦手な人でも使いこなせるようにするための環境整備が充実している点である。

使ってみてどうだったかというアンケート調査を行ったり、定例議会前には使用する議案書等を使いながら毎回操作講習を行うなど、得意な議員には退屈だとしても、不安の解消のために、議会運営の混乱を防止するために丁寧なフォローアップを行い、端末を有効に使うためのレクチャーをすることによって、少しずつ全議員がレベルアップしているようだ。

当初の計画では、運用後1年間は紙資料との併用を予定していたようであるが、初めてのペーパーレス議会直後に議員側から「紙は不要」との声があがり、次の議会の際には議員の希望を募って必要な人にだけ紙資料を配布し、現在では各会派に1部ずつの配付となっており、いずれは議会図書室に1部だけという方向に持っていけるようだ。

私たちも急激なペーパーレスはやるべきではないという考えであったが、今議会を振り返ってみても、想像以上に皆さん使いこなしておられるなという印象を持ってはいるものの、急がばまわれで、安城市議会さんのように丁寧なフォローアップをきちんとしていかなければならないと改めて感じた。

タブレット端末の導入はあくまでもインフラ整備の一つで、ペーパーレス化それ自体が目的ではないということはこれまでも申し上げてきた通りであり、議会運営の効率化と情報共有の迅速化を図りながら、議員活動そのものを充実させていかなければならないのである。

正確な数字や情報を、いつでも市民に対し分かりやすい説明をすることができるし、頂いた要望に対しても早く答えを出すこともできる。

そういった日々の活動を通じて市民と議会が一つに繋がり、議員活動の見える化を進めることによって議会の活性化、不断の議会改革にも繋げていく。

そのためにも、端末を日々携帯し有効活用する議員のやる気を削いでしまってはいけないということである。

会議中は、録音録画や外部とのやりとりを禁止し、音を出さない設定にするといったような必要最低限の約束事しか決めていないようで、それぞれの議員が説明責任を果たせる範囲内で自由に使用できるようになっている。

これまでは、会議中に分からない言葉の意味を調べることはできなかったし、家の本棚にある資料を引っ張り出したくても議場ではできない。根拠となる条文を提示することもできないというストレスが常にあった。

タブレットを持つことによって、その呪縛から解放されるのである。

「議員がたくさんの情報ソースを持って会議に臨むことによって、議会のレベルも上がっていく・・・」

PT座長の言葉には力がこもっていた。

私も今議会中、ホームページにある情報を例示しながら質疑を行った。あやふやで不確かな情報を示すよりも、「ここにこう書いてある」と言えば説得力が加わる。そのことによって議論も深まっていくものと思うし、それがタブレットを持つことの意義であると確信している。

その部分に対し制約を受ける理由など一つもないと思っている。
議員がこうした武器を持つことが困るのであれば、みんな同じ条件にしたらいいだけの話である。

すでに32の議会から視察の要請を受けているという安城市議会。我々にもいくつか接触があるようだ。

1人に1台パソコンが設置されている今の時代。タブレットについても、当たり前になる日がすぐ目の前に迫っているのだ。グループウェアシステムも同じである。

かつて、ポケベルに連絡が入って、近くの公衆電話から会社に折り返しの電話を入れていたのが、手元のスマホで何でも共有できる時代。

分からない、できないでは片付けられない中にあって、行政も議会も、進められるICT化は着実に実行していかなければならないと思っている。

安城市議会さんでの研修は、次世代の議会運営と議員活動を感じ取る上でとても有意義なものとなった。
当方のホームページを褒めて頂き、今後はフェイスブックの運用も視野に入れているようだ。

このご縁を今後も大切にしながら、「議会の見える化」に向け切磋琢磨して参りたい。

ありがとうございました。


追伸・名古屋から帰った翌日22日(水)は、議会だよりの編集会議と消防議員連盟の研修会・懇親会。
消防分署統合に向け、改めて意思統一を図ることができた。

2つが1つに減らされるのではなく、機能と人員が強化されることによって、市民の安全安心が担保されるのだ。今後も丁寧な説明と議会での深い議論を心がけて参りたい。

23日(木)は休日登庁。広報正副委員長による最後の原稿チェック。本当にボリュームがあり読み応えのある1月15日号となっております。乞うご期待!

改めて、議員各位のご協力に感謝しながら、担当事務局にもご慰労申し上げます。
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 学校は地域のもの。 | トップ | 一方通行。 »
最近の画像もっと見る

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL