ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。日々の生活、旅する心、アメリカ滞在のつれづれを書き綴っていきたいと思っています。

2017年、初芝居を楽しむ(2月博多座【猿之助公演】)昼の部。

2017-02-09 09:38:11 | 映画・観劇・コンサートなど

     

2月7日 昼の部。

昨年は漫画【ワンピース】を舞台化、若い観客を動員して驚かせた猿之助さん、今回はクラシックな?大衆時代劇の復活という技を見せてくれた。

昔・・・天下の二枚目と言われた長谷川一夫・若き日の藤十郎(扇雀ブームを巻き起こした頃の)、TVでは【銭形平次シリーズ】などでおなじみだった、これまた二枚目大川橋蔵(歌舞伎界出身)などが映画や舞台で演じた作品にチャレンジ。

昼の部は

【おとこの花道】

(江戸時代、名女形三世歌右衛門が失明寸前を、長崎でシーボルトに学んだ、西洋眼科の祖と言われる土生玄蹟の手術を受け、失明を免れたという事実に基づき、2人の友情を描いた、読み切り講談などを、昭和16年長谷川一夫主演で映画化し、大評判となり、何度も映画化、舞台化された作品。

歌右衛門に扮した猿之助の熱演。自分の信念を貫く眼医者玄蹟を、ワンピースでもすらりとした長身と端正なマスクで評判だった平岳大(名優平幹二朗と女優佐久間良子の息子)が演じます。お父さんにそっくり!台詞は・・・まだこれから・・・ってところもあるけど。【平幹】の台詞の上手さ、定評がありましたから。これからに期待したいな。

劇中劇では【櫓(やぐら)のお七】人形振りを演じ、その舞台途中で、恩義ある玄蹟の命に係わる書面が届き、観客席に向かって「舞台半ばでございますが、どうしても駆けつけなければ・・・」と切々と訴えて、観客の「行って来いよ」の声に、感極まりながら花道を駆け出していく・・・この劇のクライマックス!ストーリー的には太宰治の【走れメロス】を思い出しました。

竹三郎・寿猿・門之助・笑三郎・笑也さん達、老練な役者さんが周りを固め、隼人・巳之助クンなど若手が溌剌と絡み、米吉・梅丸クンなど綺麗で可愛い女形さんが、華を添えます。

それにしても、歌舞伎役者さんの体力・気力は半端ではありません。25日間昼・夜出演。合間に次の公演に供えて1人稽古をしたり。他の演劇の舞台では、こういうロングな公演はありません。いつも凄いなと思ってしまいます。

【澤瀉屋祭り】おもだかや・・・は猿之助さんの屋号。

 エンターテーメント性に富んだ舞踊ショー。気楽に楽しめる舞台となっておりました。歌舞伎でおなじみの長唄や鳴物に加えて、【祝いめでた】や【黒田節】などの民謡、フラメンコまで・・・猿之助さんの【歌舞伎は傾く(かぶく)ものだよ。なんでもありだんだ!」という声が聞こえて来そうな舞台でした。

 親しみやすい舞台でしたから、これを機に観客の層が広がれば嬉しいのですが。猿之助歌舞伎には、若いフアンが多いのですが、どう感じたかしら?聞いてみたいなと思います。

たまたま、前日の6日に、かって【子供文庫活動】などの仲間から今童話作家のさん(現在鎌倉在住)が、佐賀に講演に。(長野さんの童話) 長野さんのホームページ

 福岡空港より飛行機に乗るまでの時間があるので、【博多座で会いましょう】と言うことになり、急遽チケット用意、太宰府歴史の第一人者森弘子さんはじめ当日観劇の仲間の方達も、歴史や文庫で一緒の人達が多く、何だか【博多座でお芝居見て同窓会】みたいに。思いがけない嬉しいハプニングでした。

日常生活を離れて、ひととき異空間の中に身を浸す・・・明日への活力ともなる、私にとっては、至福の時間です。(でも・・・まだ、顎が!お弁当ちゃんと食べられなかったなあ。。。)ご隠居サンも【掛け声】掛けて、気持ち良さそう(ほんとは風邪が治ったばかりで、体調悪かったようですが)

三階C席はチケット代金5千円。生の舞台、生の役者さん達、生の演奏でたっぷり4時間程楽しめるのですから、安いなと思います。最も1階A席などだと高いけど、表情・所作・着物の柄や色合い、化粧、舞台大道具・小道具、しっかりと見えますから、高い代金だけのことはあるのですが、大向こう(三階)から、舞台全体を見渡しての観劇もなかなか乙なものです。

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6 コメント

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こんにちはー♪ (mituru)
2017-02-09 17:35:51
ととろさん、素晴らしい歌舞伎を今回も見られて良かったですね。
前の猿之助の物は何度か見た事あるのですが、今の亀さん
改め猿之助主演ものは見た事無いの。見たいわぁー(^^)
今日は一日中冷たい雨降る海辺でした。
良かったですね!! (wacky)
2017-02-09 19:03:13
ととろさんの歌舞伎への情熱、熱い思いが、バンバン伝わってきました。
三階席だと5000円位で楽しめるんですね。
しかも、4時間たっぷり!!
また、今回は童話作家の長野さんとの同窓会できて、楽しまれたご様子。
本当に良かったですね!!

ご主人様、早く良くなられると良いですね。
お大事になさってください。
ととろさんも顎、早く治ると良いですね。

mituruさん、又寒くなりました。 (ととろ)
2017-02-09 21:10:07
mituruさん、伊豆も今日は冷たい雨でしたか。
数日春の陽気でしたが、三寒四温、太宰府も
終末は雪が降るとのこと。ぐんと冷えて来ましたよ。

最近は娘宅に行って歌舞伎座などへ・・・ということも
無くなりました。せめて博多座で。
 先代猿之助(猿翁)さんですね。今の猿之助(亀治郎さん)演技も踊りも達者な役者さん、次は何をしてくれるか?みたいな楽しみもあります。古典歌舞伎もしっかり演じられる人ですが。
Wackyさん、春はまだ遠いですね。 (ととろ)
2017-02-09 21:15:50
Wackyさん、明日は雪が降るかも。春はまだまだ・・・
何か好きなことがあるって、幸せなことだと
思います。
10代半ばからの演劇好き、いや、もっと
小さい頃からかも。地方に住んでいるので
東京や大阪の人達のようには、沢山は見る機会が
ありませんが、年に2回は博多座に来演しますので。
猿之助 ()
2017-02-11 20:50:58
確かNHKの大河で武田信玄公役だったか、あの時初めて歌舞伎役者の亀ちゃんを知った気がします。
歌舞伎役者らしい仕草が垣間見れた感じで印象深かったです。
いい演技しますね。
生のお芝居が観られて存分に堪能されたみたいで良かったですね。
少しは顎に効きましたか。
春までには治ると良いですね。
亀ちゃんの方がぴんと来ます、ワタシも。 (ととろ)
2017-02-12 09:25:32
燦さま、
 猿之助というより亀治郎、亀ちゃんの方が
馴染んでいます。歌舞伎役者さん達30代後半から40代くらいは、あれこれ新しいことにチャレンジしたい。
従来の歌舞伎だけでなく・・・といろんな舞台づくりに
挑戦している人が多いようです。
 染五郎、勘九郎・七之助、海老蔵、愛之助なども。
色々やっていますね。
 でも基本的な古典歌舞伎はしっかりと身体に
叩き込んでいないと、所作にしろ台詞にしろ
深みがないままになりますから、鍛練・修練
修業の連続でしょうね。合間に週刊誌でたたかれない
程度の遊びはして欲しいけど(笑)
 瓦ストーブ、素敵なのが出来ましたね。
あの周りでほかほか出来立て食べると
美味しいだろうな、自然の中で。

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