ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

入梅はしたけど・・・

2017-06-16 10:39:39 | 日々の中で

なかなか雨が降りません。豪雨は困るけど程よいお湿りを、田畑の作物も草木も待っているのですが。花菖蒲や紫陽花にしとしと降りしきる雨の風情を味わいたいなと思って、庭先の明るい空を眺めています。

  

でも・・・さっき青蛙ちゃんが鳴いていたなあ。そろそろ一雨来るのでしょうか。我が家にも小さな蛙達の家族が住んでいるようですが、姿は見せません。晴天ばかりだと生存大丈夫かしらと心配になります。鳴き声がするとほっ。

先日うっかり二階の寝室の窓を開けたまま、ブラインドをおろして就寝。夜中に「なんだか寒いなあ」と思いながらもそのままトロトロ。明け方ほんとに寒くなって目が覚めました。くしゃみ連発。なんとなんと、たったそれだけで寝冷え風邪を。これがすっきり治らなくて、ひどくはないけどまだ引きずっている次第。やっぱりトシですねえ。抵抗力・回復力がぐんと落ちてるなあと自覚せざる得ません。このところ大人しく休養中?です。

5月は大分アルゲリッチ音楽祭(小澤征爾の指揮で。ベートーベンピアノ協奏曲第一番)などを聞いて至福の一泊旅。そのあと、マイルが一人分貯まっていたので、ご隠居さんのお許しを得てお江戸一泊。歌舞伎座【5月團菊祭】へ。歌舞伎好きな若いKさんと。彼女は染五郎の【氷艶 HYOEN 2017 破沙羅】も観るとのことで一日早く上京。歌舞伎座近くのホテルは一緒に。趣味が同じな人との行動は楽しいですね。

 

(飛行機の窓から見る富士山は、やっぱりひときわ高く美しい。まだ残雪が山肌に残っていた)

染五郎さんはアイデアマン(本人は”妄想の人”というが)企画・演出で、高橋大輔・荒川静香はじめ第一人者のスケーター達が歌舞伎役者と氷の上で競演というもの。役者さん達は大特訓で大変だったらしいが。氷の上で六方を踏む・・・ディズニーショーに触発されてとか。成程。役者さん達も色々チャレンジしたい世代なんですね。

最近菊之助さんが立役を演ずることが多くなった。まだ女形を観たい!というわけで。團菊祭、菊五郎さん中心に音羽屋一門の舞台は役者の層も厚く、昼・夜ともに充実の舞台でした。坂東家の四代の襲名披露も、合わせてあり、九代目彦三郎さんの息子六代目亀三郎クンのハキハキした口上も見事、菊五郎さんの孫眞秀クンのお目見えもあって、二人のかわいらしさに観客席も盛り上がっていた。ちなみに同行したKさんは、新・彦三郎さんごひいきで後援会にも入っている。(私も新・彦三郎、新・亀蔵の兄弟、以前から”いいなあ”と思う役者さん。行儀がよく所作が涼やか、口跡爽やか。だけどちょっと控えめすぎな感じだったが、襲名を機にもっと大きな存在感を持ってくることを願っている)私は音羽屋後援会の人からチケットゲットしてもらったので、今回は二人ともとても良い席で。幸せだなあ…のひとときでした。(詳細なことは歌舞伎ブログにいずれUP・・・つもり)

  

歌舞伎座のすぐ近くにある【松竹大谷図書館】(松竹系の演劇のことなら資料が)に立ち寄り、ちょっと調べ物を。ここはカード式なので司書の方に。調べて関連資料を出して下さる。コピーなどをお願いしてもとても親切。来るたびにちょっと立ち寄って楽しむ。早稲田演劇図書館や国立図書館にも行きたいがなかなか機会がないので。

 

(空港の中をウロウロするのも結構

楽しいものです。旅をしているエトランゼ的気分になって。私も妄想の人か??)

5月お江戸行きのあとは、6月はいよいよ博多座本格的な古典歌舞伎の月となります。

楽しみだなあ。歌舞伎は年に2回位しか上演がありませんから。貴重な月です。

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする