杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・市民が立ち上げた「シビリアンコントロールの会」

2008-01-22 17:32:31 | Weblog
新テロ特措法が成立したものの、日本が給油した油の使途について、アメリカは「明らかにはできません」といっているそうです。
イラクには油は流用しないし、活動も限定するから、自衛隊派遣後の国会承認はいらない、これまで規定されていた「国会の承認」を削除してといってできたこの新法、制定自体が錯誤無効ではないか(間違った情報を元に判断していたのでその成立はナシです、ということ)、なぜこれを国会議員が何もいわないのか、と思っています。
なし崩し的に戦争に加担して行き、シビリアンコントロールもできない状態は、実は、こう落ち着いて批判しているような状況ではないわけです。

ところで、昨年8月に佐藤正久氏(元イラク先遣隊長で現参議院議員)が、「あえて巻き込まれて反撃を装う」という問題発言(「駆けつけ警護」問題)に端を発して、この自衛隊の動きに危惧感を持つ市民の間で動きが出ています。

シビリアンコントロールについての研究会ができたということで、その学習風景が映像で見られます。コピーして検索してください(技術が未熟ですみません)
http://video.google.com/videoplay?docid=3487030080261936033&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=7275755400495197181&hl=en
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この記事にリンクさせていただきました (ヘリオトロープ)
2008-01-26 00:01:02
この記事にリンクとトラックバックさせていただきました。
再度、提言します。 (崩壊した家族)
2008-01-27 01:17:07
杉浦 様。
こんにちは。
 
 この場をお借りして再度、提言します。
防衛省・自衛隊は軍事オンブズマンを速やかに発足させ隊員の人権を守れ。
衆議院議員 照屋寛徳さんが質問されたイラク派遣隊員の
自殺の内訳
陸上自衛隊が七人
海上自衛隊が八人
航空自衛隊が一人

病死の者
陸上自衛隊が一人
海上自衛隊が六人
航空自衛隊が零人

死因が事故又は不明の者
陸上自衛隊が六人
海上自衛隊が六人
航空自衛隊が零人

また
「防衛省として、お尋ねの「退職した後に、精神疾患 になった者や、自殺した隊員の数」については、把 握していない。」という。
そして
海外に派遣された隊員を含め、退職後であっても在職中の公務が原因で死亡した場合には、国家公務員災害補償法(昭和二十六年法律第百九十一号)の規定が準用されると言う。

退職後在職中の公務が原因で死亡した隊員と言うが、
「公務が原因」となるのを残された家族は、証明出来るでしょうか?実際、自衛隊の公務災害の件数は極端に低い。

 海上自衛隊の補給艦が国会の再議決により派遣されました。
 海上自衛隊補給艦内で自衛官が自殺したのは記憶にあると思います。この自衛官の自殺原因が解明されないまま、また給油活動に行きました。
自殺した自衛官が派遣前から状態がおかしいと自衛隊側が知っていたのではないかと言う疑惑があります。
もし、そうだとしたら自衛官一人の命よりも任務を優先したことになります。これは明らかに人権無視または人命軽視としか言いようがありません。
 国会で燃料の転用疑惑とか貢献度を論議されるのは良いですが、派遣される自衛官の人権や命を論議して頂きたいと思います。
 これではイラクへ派遣される自衛官は精神疾患になっても、または自殺しても何も解明されずにイラクに派遣され悪循環としか言いようがありません。
 自衛隊は特殊な仕事だからとか、自衛官は命を掛けていると言う理由は、理由にならないと思いますし、実際、派遣された自衛官は病気になっても自衛隊から何も面倒を見て貰ってないと考えるでしょうし、自衛隊は何も生産せず消費をしている組織であるが故に人を育て大切にする組織でなければならないと思います。それでこそ団結・規律・士気が生まれるのだと思います。現状を見てみると、人を大切にするどころか人を消耗品の様に扱っている現状です。
 防衛省・自衛隊に対し、人を大切にする様苦言も呈し、国会議員におきましては防衛省・自衛隊に問いただして頂きたいと願っています。




自殺以前に (宇宙戦士バルディオス)
2008-02-01 23:05:49
 そんなに自衛隊員の生命を守りたいなら、自殺以前に地雷や即席爆弾(IED)で死んだらシャレになりませんので、次回の海外派遣では派遣部隊の装備を大幅に充実強化するよう、防衛省に要求するべきでしょう。
 まず手始めに、米軍も導入した強化装甲車両MRAPの導入が必要ですね。対戦車地雷を踏んでも、至近距離で爆弾が破裂しても、中の乗員を守れる優れ物です。これがあれば、自衛隊員の生命を救うことができます。
http://kiyotani.at.webry.info/200801/article_19.html
 それから、正当防衛だの緊急避難だのといった眠たいことを言わずに、敵と見たら先制的な武器使用(いや、武力行使)を許す武器使用基準も。精神的に追い込まれて自殺者が出るのは許せないが、貧弱な装備と、立ち遅れた武器使用基準で死ぬのは良いということはない筈です。
 これが、本当に人を大切にするということです。自衛隊員は、宣誓している以上、志願した以上は、危険なところにも赴かなければならない。それは、医師が無辜感染を恐れて診療を拒否することが、職業倫理上許されないのと同じです。地獄の海に飛び込ませるために、しっかりとした命綱と救命胴衣を与えましょう。彼らは、地獄の海に飛び込むことを、宣誓したのですから。
どこにお金を使って誰を幸せにするか (杉浦ひとみ)
2008-02-02 10:48:38
軍事の中も外も人権も安定した生活もありません。
内部の大変さについては、崩壊家族さんがご指摘のような状況があるのですんですね(私は内部はわかりませんので)。
では、外は。
たとえば、高齢者の介護を見ると、(大まかにいって)一人暮らしで介護保険を使っても週のうちの1,2日のデイサービス(施設に行ってみんなで趣味を楽しんだり入浴をしたりしながら、その間の生活を見てもらう)と週2,3日数時間のホームヘルプ、程度が限度です。人がかかわってくれなければ、体が悪く部屋で転んで寒さに震えていようと、紙おむつが排泄物で溢れようと、そのままの状態になります。このことをなくそうとすれば月40万円とか50万円とかの支出が必要になります。
お金を出すことも多くの場合不可能ですが、年をとってこんな惨めな思いをする「人」の心はどうでしょうか。
軍備に膨大なお金を割いて、仮想の被害を防ぐ安心を得ることと、現実に何百万もいる高齢者、障害者の方、貧困の方が少しでも安心して暮らせるのと、どちらが重要でしょうか。

当ブログは、可能な限り平和的な方向での社会の構築を目指しています。

宇宙戦士さんのお考えは、既にこのブログにお越しの方がよくわかっておられますが、このブログで論ずる方向ではありません。
紹介はさせていただきますが、これ以上この方向では話を進めませんことをお断りします。


どちらも重要です (鉄甲機)
2008-02-04 00:13:00
>軍備に膨大なお金を割いて、仮想の被害を防ぐ安心を得ることと、現実に何百万もいる高齢者、障害者の方、貧困の方が少しでも安心して暮らせるのと、どちらが重要でしょうか。
 二者択一の問題ではありません。片方無くしてはもう片方も成立せず、両立させるべき問題です。

 自衛隊は戦後ずっと鬼子扱いされ、その在り方を深く論議されてきたことはないように思えます。部隊内ではオンブズマン制度・軍事法廷を含めた経営方法などを、部隊外では派遣時の可能な限り危険を避けられる装備の充実などを論議し、法整備をしていく必要があると思います。
 単なる政争の具(それも国内の)とされて、自衛隊員が徒に生命の危険にさらされるのでは、危地に飛び込むことを志願宣誓した隊員の方々が余りにも気の毒です。

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