9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.1について <債務貨幣システム>とはその36

2017年11月07日 | 日記
とあるスナックで
小林
このお金の増減が、社会で回っているお金の量が大きな要因になるんですよね、インフレ、デフレで、経済活動で。

コー
そうだと思う。そしてこの(銀行の預金)は、銀行の貸出で増え、返済で減るということだ。

部分銀行制度の信用創造によって。

教科書ははっきり言って、まちがって教えている。

信用創造の説明の部分が。もう何回も言ってきたけど、ここの部分が重要なんでもう一度言ってみるとこうだと思う。

たとえば、金融用語の解説の本の<信用創造機能>のところでは

預金者の銀行預金は、その一部分を除いて融資に回されます。融資された資金は、経済活動の中で利用され、再び銀行に預金されると考えられます。戻ってきた預金も一部を除いて融資され、再び銀行預金に戻るという循環をしています。この繰り返しで、銀行全体の預金残高総額は膨らみます。預金と融資の繰り返しが新しい預金通貨を増やした結果、市中の資金量が増加することを<信用創造機能>といいます。


この「預金者の銀行預金は、その一部分を除いて融資に回されます」 この部分が間違っている。

銀行は融資をするとき、預金者の銀行預金を回して融資をしているのではない。

銀行は融資をするとき、<無から作って>融資をしているのである。

もっとはっきり言うと、借りる側の通帳にただ数字を打ち込むだけなのである。


小林
天野統康 著<世界を騙し続けた(詐欺)経済学原論>のp-176にそのことについて書かれていますね

このような図にすれば、以下のことが理解できるようになる。

: 民間銀行は自らの帳簿上で無から貸出金と共に預金通貨を創造できること

: 一般の預金者から預かった預金を貸し出しているわけではないこと

; いつ通貨が作られるか分かること

: 世の中の通貨は、銀行の貸出によって作られており、それには利子が付く。だれかの資産は誰かの負債であるという、借金通貨システムである資本主義の本質が理解しやすいこと


コー
この点が、恐ろしく重要なんだな。

小林
そうなんですね。たとえば私が100万円を銀行に預けたとします。教科書では預金準備率を10%の時には、私が預けた100万円のうちの10万円を取っておいて、残りの90万円を貸し出すことができると書かれています。じゃあ90万円が貸し出されたあとに、私が銀行に行って預けた100万円を引き出そうとしたら、10万円しか引き出せないんでしょうか?
ほんとうに私の90万円のお金を貸し出しているなら、<市中の資金量が増加することを(信用創造機能)といいます>の部分が間違っているということにならないんですか?増加しないでしょう。わたしが10万円しか引き出して使えないなら、同じじゃないですか。


この点を身近に銀行に勤めている人がいたら聞いたほうがいいと思います。


コー
まーやめたほうがいいと思うよ、なにしろ教科書が間違っているんだから、それ以上の答えは帰ってこないと思うよ。
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