つつがなく新年を迎え、欲望の赴くままに飲み食いしている管理人なんだけど、時折り去年の秋に若狭の秋鯖を食べ損ねた心残りが隙間風のように胸を吹き抜ける。
そんな管理人の切ない思いが天に届いたのか、新年早々、若狭田烏から立派な鯖が届いた!
ただの鯖ではない。
若狭名物として名高いへしこを塩抜きして、さらに麹に漬けこんだ、地域限定季節限定の貴重な逸品、鯖のなれずし!
にふぇーでーびる
と、ウチナーグチで御礼申し上げたのは、くださったのが沖縄から若狭に嫁がれた方だからであって他意はない(笑)
保存食とはいえ、麹の香りが立つ「食べ頃」は短いから、さっそく切り分けて食膳に。
微生物に分解されたタンパク質から解き放たれ脂のコクとほのかな塩っ気に引きたてられたアミノ酸の旨みを上品な甘みと華やかな香りを醸す麹が優しく包み込み天上の美味へと昇華させる。
この極上の肴に娶わせるのは、鯖街道の宿駅朽木から流れ下りる安曇川のほとりにある上原酒造の銘酒「不老泉 山廃仕込 純米吟醸 無濾過生原酒」
薫酒には、さっぱりした風味の肴を合わせるのが基本だけど、同じ乳酸菌、酵母、麹によって醸された薫りと香りを掛け合わせるのもまた一興!
口中で繰り広げられる融合と反発の緊張感が、次なるひと口を招く。
平たく言うと・・・酒が止まらん(^^;
実はなれずしの王者「近江の鮒ずし」も、冷蔵庫で出番を待っているし、猪肉の味噌漬けも食べ頃を迎えているはず。
今年も春から楽しいなぁ。
さて今年はどんな酒と肴に出会えるか。
楽しみ楽しみ。
というわけで、皆さま。
美味い酒と美味い肴はいつでもウエルカムですので、本年も「みーばい亭 ほろ酔いキッチン」をよろしくお願いいたします。
今年もよろしくお願いいたします。
みーばい亭はまだ美味しい肴とお酒が続いているのですね( *´艸`)ぷぷぷ
今年も美味しい肴とお酒、そして楽しい仲間に囲まれて、みーばい亭がよい1年でありますようにお祈り申し上げます。
あけましておめでとうございます。
さすがに運動不足を痛感して筋トレやったら、筋肉痛で一日動けなかったりして(^^;
新年からなにやってんだか。
そんなみーばい亭ですが、本年もよろしくお願いします。