26日、北海道新幹線の特急料金について運輸審議会の公聴会が行われました。
その席でJR北海道の島田社長は、現在の特急料金の青函特例を廃止すると明らかにしました。
これは普通列車が走っていない津軽海峡線の木古内ー蟹田間のみを利用するときに限り、
特急料金なしで特急を利用できるというもの。
この廃止は、予想通りですね。
もっとも、青函特例が存続したとしても奥津軽いまべつ駅で放り出されても困るわけですが。
これで問題になるのが青春18きっぷと北海道&東日本パスの扱い。
もしかすると北海道&東日本パスは設定自体廃止になるかもしれません。
“鉄”にとっては悩ましい問題です。
また日常的に函館ー青森間を行き来する方にとっては運賃・料金の値上がりもあります。
青函特例の廃止もそうですし、割引切符にしても現在よりも高くなるのは間違いない。
現在は「青森・弘前フリーきっぷ(自由席用)」では往復6,990円ですが、
新幹線開業後は1万円弱の設定となりそうで、だとすると今の約1.4倍。
さてこれで、この区間を超えて利用している方も含め素直に新幹線へ移行するだろうか?
ここで期待したいのが、函館ー青森間のフェリーです。
この間は津軽海峡フェリーと青函フェリーが昼夜を問わず1日16往復も運航しています。
運賃は季節などにもよりますが、2等で片道1,690円から2,770円。
問題は港までのアクセスで、両港ともイマイチ良くありません。
ですが、乗客が増えればそれなりに考えてくれるのではないか。
両フェリー会社さん、これはいい機会ですよ。
青函間のみを行き来する方だけではなくそれ以外の乗客を獲得するチャンスだ。
JRから乗客を奪うべく、果敢に攻めてくれ。
勝とうと思っているわけでもありません。
そもそも、勝ち負けではないですし。
「動くホテル」として使うことがあったっす。青森も凾館も夜遅くののバスがあったらばいいんすが…。
・・・歩くよぉ新青森から…ゆたか新幹線高いっすもん
私も吹雪の中たどり着いたことがあります。
ちなみに歩きでは、新青森駅は青森駅より遠いな。
今年から青森ー室蘭航路が復活しました。
この航路、使い勝手いいですよ。