奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
OYOYO美術部所属。

日本のてっぺん、行き帰り … 旧瀬戸邸

2017-05-17 05:32:33 | 北海道の博物館



底引き網漁業などを営んでいた瀬戸常蔵が1952年に住宅として建てた家屋で、
2007年に遺族から市に寄贈され修復ののち2012年から公開されています。

和洋折衷の要素を持った戦後近代和風建築として国の有形登録文化財に指定されました。

外観は失礼ですがそれ程立派には見えません。
が、中に入ると各部屋意匠を凝らしたデザインで調度品なども金に糸目をつけない豪華さ。

外観の普通さと中の豪華さのギャップが激しい。

展示は主にそういうところを強調していますが、
もっと瀬戸常蔵という人物の経歴や人となりを解説してほしかった。

こういう貴重な建物はどうしてもそれ自体の建築史上の意味について説明してしまいますが、
本当にその価値が理解できるのはそこまでの財力を持つに至った持ち主の物語を理解してこそ。

それを抜きに建物の歴史的意義や調度品の豪華さだけを解説されても伝わるものは少ない。
増毛町の“旧商家丸一本間家”などはその伝え方が上手。

人、時代背景、その歴史の中の位置づけなどがあっての建物の価値です。
特に稚内は200カイリ問題などで翻弄されてきた歴史があるので、その視点は大事。

歴史を直視して後世に伝えることが、文化財の役目です。

※当時のことはFMわっぴ~の「旧瀬戸邸からひもとく当時の時代背景」に詳しい




*旧瀬戸邸

住   所:稚内市中央4丁目8-27
開館期間:4月8日~10月31日
開館時間:10:00~18:00
入 館 料:無料
休 館 日:開館期間中は無休
ジャンル:
ウェブログ
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