奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
OYOYO美術部所属。

増毛町雄冬地区への定期船

2013-11-07 06:08:26 | 交通



増毛町雄冬地区(一部石狩市浜益区)はかつて、陸の孤島といわれていました。

今は国道231号線が開通していますが、
その前は1日1往復の定期船でしか行くことができませんでした。

ちなみに国道231号線が雄冬まで開通したのは1981年(昭和56年)、
しかし開通40日後に地滑りがあり不通になり再開通したのは1983年(昭和58年)。

国道開通後も冬期間通行止めが続き、
通年供用可能となったのは1992年(平成4年)でした。

増毛ー雄冬間の定期船は1992年の国道通年供用まで存続していました。

では、1976年(昭和51年)の「弘済会の道内時刻表7月号」から。
画像が鮮明でなくてごめんなさい。

増毛ー歩古丹ー岩尾ー毛間振ー雄冬とこまめに寄って、所要時間は1時間半。
就航船は「新おふゆ丸」で78.33トン、定員45名。

この頃は国道の開通前、雄冬までの交通機関は唯一この定期船だけでした。

どれほど不便だったのか、今では想像もできない。
冬期は欠航も多かったでしょう、その間の生活はどのようなものだったのか。

私は残念ながらこの航路には乗ったことがありません。
今考えると乗りたかった…と思いますが、さて当時はねぇ…。

今の便利さからはかけ離れた、秘境だった頃の雄冬地区の話題でした。

※年表

1957年   雄冬海運(株)設立
1981年   国道231号線が雄冬まで開通。40日後に不通になる。
1983年   国道231号線再開通
1992年   国道231号線通年供用開始、定期船廃止
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4 コメント

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見つからない (神奈川在住)
2017-09-22 19:26:40
初めまして。貴重な情報をありがとうございます。
神奈川生まれですが鉄と仕事のため10年ほど札幌に住んだことがあり現在は神奈川在住です。

廃線跡や廃線が噂される路線を巡るのが好きで「ここに駅があったのか」とか「この駅がいずれなくなってしまうかもしれないのか」と現在と過去または未来との変化に思いを馳せることになぜかキュンとするようです。先日もレンタカーを借り日高本線、札沼線、留萌本線を巡りました。

さて雄冬。国道全通前の雄冬への交通の不便さのことは知らず。タイトルは忘れましたが高倉健さんの映画(20年ほど前にレンタルビデオで借りました)で観た小さな船で雄冬へ向かうシーンが思い浮かびます。とはいえ北海道には船で行く離島も多いですから雄冬まで船で行くことにひっかかることはなかったように思います。

今回途中で寄った新十津川駅そばの喫茶店?のお姉さま方に当時の雄冬のことをヒアリングしたところ、「昔は船で行くしか手段がなく、今と比べてどれだけ不便だったことか」と言われ色々調べていたところこちらのページにたどり着きました。

鉄路でもないのに心動いたのは、昔あった船便がいまはなく、国道が通年利用できるようになった、その差分にあると思います。

さて私の手元には昭和57年1月版 弘済会の道内時刻表があります。(北18条駅近くの古本屋さんで11年ほど前に購入しました)

しかし、写真にあります増毛雄冬の時刻表が発見できませんでした。
昭和57年ではまだ定期航路がある時期ですよね。なぜだろう。お持ちの時刻表では何ページに載っていたでしょうか?


p.s.
9/6の夕刻に増毛の「まつくら」に行ったところ予約で一杯だったのか入れませんでした。神奈川から行ったのに悲しい。
神奈川在住さん (オクイ)
2017-09-23 06:18:53
こんな目立たないブログに目を止めていただいて有り難うございます。
高倉健さんの映画、「駅 STATION」ですね。

さて雄冬航路ですが、1992年に廃止になったといことはほぼ間違いいありません。
町のサイトにもその記述があります。
    → http://www.town.mashike.hokkaido.jp/menu/kakuka/kikakuzaisei/history_of_mashike/pdf/history_of_mashike.pdf#search=%27%E5%A2%97%E6%AF%9B%E7%94%BA+%E6%AD%B4%E5%8F%B2%27

私の手元にある弘済会の道内時刻表はその年代のものがなく、
当航路廃止間近の時刻などは確認できません。

お手元の時刻表に載っているとすれば“航路・フェリー”の欄かと思います。
お答えになっておらず申し訳ありません。
ありました (神奈川在住)
2017-09-23 16:22:03
返信ありがとうございます。前回は長々と書いてしまい申し訳ございません。

ありました。新おふゆ丸で増毛発が1日2本、雄冬発が同1本です。本数減っていますね。

滝上とは北見滝上でしょうか?札幌在住中にお世話になっていた美容師さんは北見滝上出身の男性、現在45~46歳の方でした。企画されている同窓会に参加されるかも知れないですね
神奈川在住さん (オクイ)
2017-09-23 22:37:44
ありましたか!
何よりでした。

昭和57年でしたら岩内ー余別間の積丹航路も載っているかもしれませんね。

さて滝上とはご指摘の通り、渚滑線の北見滝ノ上です。
渚滑線の廃止は昭和60年なので、辛うじて時刻表に載っているはず。

廃線跡はほとんど残っていませんが。

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