私がこの方に抱くイメージは、ズバリ「旗本の次男坊」です(笑)。
江戸時代、家督を継げるのは長男のみと決まっておりましたから、次男以下の男子は、他家へ養子に行ってその家の家督を継がない限り、役職など与えられなかった。
だから、養子に行けない次男坊以下の男どものなかには、暇を持て余して仲間と徒党を組み、街中で悪さを働いたりする者たちも出てきます。
旗本の中でも位の高い家の次男坊が、大体リーダー格なのですが、そのリーダーの役を多く演じていらしたというイメージが強いんですよね。
この間、時代劇専門チャンネルをみていたら、昭和50年代後半くらいの時代劇で、立川さんが旗本の悪次男坊を演じているのを「発見」して、おおーっと思わず唸ってしまいました(笑)
だって、2000年以降に放送された『剣客商売』でもやはり旗本の次男坊を演じられていて、藤田まことさんに懲らしめられてましたから、一体どんたけ長く次男坊やってんだよ!(笑)
きっと業界内でも、「旗本次男坊といえば立川さん!」みたいなものがあるんでしょうね(笑)。
元々二枚目な方ですから、舞台では主役を演じられることも多いようです。御年67歳ということで、さすがにもう次男坊はきついかなとも思いつつ、これからも次男坊役にぜひとも挑戦して欲しいですねえ(笑)。
いや、無理しなくてもよろしいですけど。
本当に楽しませていただいて、ありがとうございます。立川さんのような方がいてこそ、エンタメは成立するのです。
欠かすことのできない名優に、惜しみない拍手を送りましょう!
こういう役者さん、大好きだなあ。
応援致します!!!