奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

北信越の丘

2017-08-05 05:20:06 | スタッフルーム
 平成10年、中学校バスケットの指導を初めて5年目、やっとつかんだ北信越大会。何もわからぬまま大会に臨み、選手の移動、会場での滞在場所の確保、弁当や水分の補給など、暑さ対策や、対戦チームの分析。ありとあらゆる面で不備や準備不足が感じられた第19回北信越石川七尾大会。
 あれから20年。北信越大会出場を逃したのは3回。
 今年で17回目の北信越大会出場であります。女子の4回を加えると21回の出場になります。
 多くの経験から「北信越の丘」と子供達に言っています。県代表、北信越出場が決まった瞬間が北信越の丘に到着です。食糧も十分。木陰はあるし、心地よいそよ風が吹いている。
 しかし、丘の上の高くそびえる「全中」という山の頂上めざすならば、吹く風は激しく、日差は強い。空気も薄い、食糧も水もない。夜は寄り添って寝ないと凍え死ぬぞ。
 それでも頂上を目指すのかと問い続けてきました。
 多くの出場にもかかわらず、2日目に残ったことはたったの二度しかありません。
 選手みんなが力を合わせ、そして親御さん達の絶大なるサポートのおかげで二日目まで駒を進めることができた今年のチーム。
 最低のチームだと言い続け、努力を怠るな。気を抜くな。叱り続けた1年でした。
 準決勝敗戦の試合終了後、頼もしいチームに成長した子供達に感極まりうまく言葉をかけれませんでしたが、また明日から頑張れるぞと思えた瞬間は、近年にはなかったことかもしれません。。そう思わせてくれた選手たちにほんとうに感謝であります。
 そして子供たちを応援し続け、自分を支えてくれた保護者の皆様には心より感謝であります。ほんとうにありがとうございました。