Mars&Jupiter

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エイノユハニ・ラウタヴァーラの交響曲第1番を聴く

2010-08-23 07:08:23 | 古典~現代音楽フィンランド編
昨日はウォーキングを休みました。
途中聴いたのは1928年生まれのラウタヴァーラの作品である。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
交響曲第1番はアメリカ合衆国に留学中であった
1955年から56年にかけて作曲された作品である。
当初4楽章制であったが1988年に大幅に改訂され、2楽章制になった。
聴いたCDはマックス・ポンマー指揮、
ライプチヒ放送交響楽団の演奏による。
第一楽章アンダンテは、ティンパニの叩く音に続き、
弦楽器によって叙情的な旋律が奏されて始まる。
金管楽器と打楽器が加わり、いったん盛り上がりをみせ、
この主題をもとに音楽は進行し、独奏ヴァイオリンが旋律を奏でる。
そして金管楽器も加わりダイナミックに盛り上がりをみせ、
いったん静かになってフルートや独奏ヴァイオリンが旋律を奏し、
穏やかな感じのまま、弦楽器のみとなって静かに終わる。
第二楽章アレグロは、軽快な弦楽器のリズムに乗って、
管楽器がおどけたような旋律を奏でていく。
ショスタコーヴィッチのスケルツォなどを想起させる音楽で、
だんだん荒々しさも加わり、最後はいきなり終わる。

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