Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンのイギリス組曲第3番を聴く

2016-10-30 17:25:23 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1919年から21年にかけて作曲したイギリス組曲第3番である。
演奏はマーティン・ブラビンズ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団によるものである。
第一曲「大昔の村」(アンダンテ・トランクィロ)は、
懐かしい感じのほのぼのとした旋律で始まる。
木管楽器と弦楽器を中心に進行し、最後は盛り上がって終わる。
第二曲「祝婚歌」(ジョコーソ)は、軽快で明るい旋律で始まる。
金管楽器も加わり、盛り上がったあと、最後は穏やかに終わる。
第三曲「馬車の先頭左馬御者」(ヴィヴァーチェ-レント)は、
低弦のリズムに乗って、軽快な旋律が奏でられて始まり、
舞踏風な旋律が金管楽器や打楽器も加わり奏でられ盛り上がる。
後半は穏やかになって終わる。
第四曲「石割り工」(アンダンテ・マ・センプレ・マエストーソ-
アレグロ)は、ホルンの奏でるコーラル風の旋律で始まり、
弦楽器は対照的に荒々しい感じの旋律を奏でて加わっていく。
中間ではのどかな旋律が木管楽器と弦楽器で奏でられる。
そして、再び金管楽器がコラール風の旋律を奏で、
弦楽器もそれを引き継ぎながら、荒々しい旋律も奏でていく。
最後は金管楽器を中心に盛り上がりを見せて終わる。
第五曲「陽気な百姓」(アレグロ・モルト)は、
滑稽な感じの旋律が軽快に奏でられて始まる。
中間ではフルートのソロやハープの音が絡みながら、
弦楽器が旋律を奏でていき、金管楽器も絡んでいく。
ロマンティックな旋律が奏でられていき、
そして再び軽快で華やかな感じになって終わる。

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