つれづれなるままに

スポーツ観戦してて感じたことをつらつらと書いていきます

2007年閉めのゲームは・・・

2007-12-30 | アーセナル
ヤングガナーズ2007年最終戦はグディソンパークに乗り込んで好調エバートンと対峙です。

連戦続きもあってか、開幕当初と比べると明らかにパフォーマンスが落ちているアーセナル。頼みのセスク&フレブのボールのキレが無くなってるし、アデバヨールも連戦続きでフィジカルが明らかに落ちてるし、チーム全体として持ち前のダイレクトorワンタッチプレーの連続がなりを潜めています。なんていうか絶対に試合ありすぎ。いい加減このアホ日程どうにかせぇよ。

アデバヨールとロシツキがベンチスタート。2トップは本来控え組のベントナーとエドゥアルド。最近ベントナーは出てくるとそれなりの働きしてるし、前々節のスパーズ戦では決勝ゴールを決めるなど大きな期待がかかります。一方のエドゥアルドはプレミアじゃすっかりご無沙汰で、この日も前半は完全に空気と同化。お決まりのようにケーヒルに決められるし、この時点でボクも完全に沸点。前でボールが収まらないからタメを作れず、中途半端に攻撃態勢整えたところでボールを奪われてカウンター。内容の差だけで言ったら前半で試合決められててもおかしくなかったですね。言い過ぎとかじゃなくてホントに。

もういいから引っ込めろ状態だったエドゥアルドをベンゲルは後半もピッチへ送り出します。ただ、結果的にこれが奏功しロングパスをうまくコントロールしたエドゥアルドが左足で落ち着いて決めて追いつき、10分後にもベントナーの落としから決めて逆転。ホントすまんかった。引っ込めとか言ってごめんなさい。

一方のベントナーは後半29分にこの日2枚目のイエローをもらって退場。ケーヒルのゴールもお膳立てしちゃってたし、負けてたら戦犯扱いされてたかも。決勝点アシストしてるし気にすることないさ。先発出場でテンション上がりすぎただけ。次は落ち着いていこう。

この後、ベンチスタートのアデバヨールとロシツキが1点ずつ決めて1-4。後半もどっちかといえばペースはエバートンだったんです。ヤクブ怖すぎるし、ケーヒルも抜け目ないしアルテタもピーナールもカーズリーも利いてるし。ただ前半と違ってたのはエドゥアルドの中にきっとラウルが入ってたこと。そいえばリーガエスパニョーラお休みだし、2点とも左足だったし、めっちゃうまいし、やけに落ち着いてたし、背格好だってほら・・・考えれば考えるほどラウルでした。

ってことで、年内はなんとか首位で終えました。現時点で順位なんてどうでもいいけどね。

2007-08 バークレーカード・イングランドプレミアリーグ第20節
 エバートン 1-4 アーセナル

以上


年末まったりサッカー観戦

2007-12-29 | その他サッカー
年の瀬ですね。年内に取得義務の長期休暇を結局取れなかったんで、年始にくっつけて半月の大型連休。年末年始に出かけるのってどこ行っても人が多そうなんで、みんなが働き始めたくらいから旅行でも行こうかな。

こんな時期でもサッカー選手はスパイクを履いてピッチを駆けずり回ってます。もっとも今日試合をしているのは喜ばしいこと。天皇杯準決勝2試合が行われました。ガンバとサンフレッチェ。前者は獲れたJ1を逃し、後者はJ2落ち。ともに不本意なシーズンを終え、せめて天皇杯くらいは・・・ってとこなんでしょう。なかなか見応えのある好ゲームでした。

ガンバはショートパス主体で攻撃を組み立てるという面から言えばアーセナルに近いプレースタイル。遠藤を起点に両サイドから中央からと人数をかけて攻め込みますが、サンフレッチェは効果的なカウンターで反撃します。開始直後の寿人のゴールで一層この図式が明確になるんですが、サンフレッチェのカウンターの方が回数の割に大きな可能性を感じさせます。

前半38分、ウェズレイの代わりに入っている平繁がこの日唯一放ったシュートがゴールネットを揺らし2点目。いい時間に追加点取ったなぁ~って思った矢先にバレーの追撃弾。単にディフェンスが脆いとかバレーがうまいっていうレベルの話じゃないですね。あそこでネジ巻きなおして前半終わるまでは絶対にゴールを割らせない、っていう気持ちが見えないし大事なところで気が抜けてしまう。監督からしてみればゲームプランを見直す上で2点差でハーフタイムを迎えるのと1点差で迎えるのとじゃ雲泥の差なんですよね。「これがJ2落ちたチーム?→あぁ~なるほどねやっぱり」って。見てた人は誰もが思ったことでしょう。

川崎戦を観たときも思ったんですが、サンフレッチェはチャンスによく服部がフリーでいいとこにいますね。彼の精度が上がると他の選手ももっと生きてくるし、相手の攻撃の抑止力にもなるはず。来年どうするんでしょうかね。残留するのかな。

試合は終了間際に加点。ただ、このゴールよりも1つか2つ前のプレーで西野監督がタッチラインを割ったボールを返したパスが超正確。スーツ&革靴でもチームのプレースタイルを体現した西野監督に「巧」。

サンフレッチェがそのまま勝利し決勝に駒を進めました。グランパスが勝ち進んでれば95年と99年の再現だったんですねぇ・・・残念。柏木が大会2枚目の警告で元旦国立のピッチには立てません。致命的状況の中でサポーターに”お詫び”をすることができるか?注目です。

第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝
 サンフレッチェ広島 3-1 ガンバ大阪

以上

チケット売り切れ

2007-12-14 | グランパス
クラブワールドカップ浦和vsミランを観戦に日産スタジアムへ。朝起きたときは雨降ってて凹んだけどなんとか回復。気温もそこまで寒くなくて観戦そのものはよかったんですが混みすぎ・・・分かっちゃいるけど、競技場から小机駅までの短距離に人の通りを一時的に規制して人数制限をかける始末。普段のJリーグの試合の3倍は入ってましたかね・・・。

浦和はマジで勝ちたいのかよくわからなかったですね。ポンテがいないのが痛すぎなのもあるけど、先制されて攻めないといけないのにリスクを背負って人数をかけて厚い攻めができない。ピッポがいたから気にしながらってことなのかもしれませんが、あまりにもオプションがなくてまともに攻められず。浦和サポが「勝てそうだったのに」みたいなこと言ってたけど、どこの何を見てそう言ってるのか・・・

ミランはピルロが再三のボールタッチ。これは指標みたいなもんで得意のポゼッションサッカーを実践できてるか?を測る定規みたいな気がします。浦和に付け入る隙を与えません。横綱相撲。ガットゥーゾも今日は仕事が少なく存在感薄かったですね。

ピッポが出てきたときはスタジアムいたるところから大声援。こんな人気あるならいずれ日本でやったらいいじゃん。是非トヨタへ・・・

マルディーニも見れたし、カカもセードルフもネスタとジラルディーノとピルロにガットゥーゾ。ヂダもヤンクロフスキも見れちゃいました。たまにはミーハー目線で見るのもいいですね。ホンキメンバーで欧州王者がやるわけですから行った甲斐があったってもんです。あとはロナウド・・・残念でした。生きてるうちに一回見れたらいいな。

TOYOTAプレゼンツ クラブワールドカップ2007準決勝
 浦和レッズ 0-1 ACミラン

以上

抽選の景品は焼肉のたれ

2007-11-24 | その他サッカー
近くに行ったついでに等々力へ寄ってきました。そしてこの時期のサッカー観戦って分かっちゃいるけど寒すぎ・・・マフラー2枚で片方首に巻いて片方はひざ掛けにして手袋して3枚着た上にコートでも足元から冷えてました。ただ、サンフサポは熱かったですよ。終始歌い続けてたし、選手に対して悪く言う人も少なかった気がします。こんな時期だからストレスも溜まるんだろうけど。

佐藤寿人が目当てだったんですが、前に観たのは大学4年の冬にベガルタvsサンガ戦。また降格争い真っ只中の試合じゃん。ここにきて調子落としてるけど、才能は疑いの余地がないですよね。ピッポみたいなタイプでパワー<スピード<嗅覚で勝負するタイプ。ただ、献身的によく走りますね。そういう面でもピッポそっくり。本人も確かピッポの大ファンだった気がする。大舞台での強さみたいなのが備わるともっと近づけるのかも。

試合はキックオフ直後から川崎の早めの潰しが大きな効果を発揮します。チョンテセ&ジュニーニョがストヤノフと森崎からホンキでボールを奪いに行くんで、出しどころが無くて、前に出せてもすぐに奪われてカウンター。高く保ったサンフのライン裏を狙ってロングボール。フリーで蹴らせちゃうから、いつ裏に飛び出されてもおかしくないっていう悪循環。

ここでガマンできたらよかったんですけどね。後半に運動量が落ちるのを覚悟で早めのプレッシャーを掛けてるんです。90分この調子で走ってられる分けがないのに・・・ってなわけで15分に川崎が先制します。

クロスに対して養父がダイレクトで折り返したところをフリーのチョンテセがヘッドで叩き込んだんですが、ここまでは森崎&ストヤノフがジュニ&テセを離さずによく抑えてたんです。ただ、3人目の養父が見えてなくて、そこにボールがいって「ヤバイ」って思った瞬間ボールウォッチャー。その間にチョンテセはマークを外してフリーになっちゃったんですよ。養父の位置から直接決まるなんてないんだから、中のマークを外しちゃダメなんです。まぁ、そもそも誰かが見てないといけない選手ではあるんですが、よくダイレクトで合わせた。この選手まだ23歳。浦和戦でもゴール決めてたけど、しっかりボール蹴れるし順調に川崎でキャリアを積んでいけば代表も夢じゃないと思います。

一方のサンフのトップ下柏木はなかなかボールをもらえずに、ズルズル下がってました。いろんなとこに顔を出すのはいいんだけど、スペースがないとキープするしかなくて、もともとフィジカルが強いわけじゃないのと、中盤をコンパクトに保って相手に仕事させるスペースを上手に消しているフロンターレにすぐに奪われちゃってチャンスメイクできません。そんなこんなで前線と後ろがずいぶん遠く感じてしまう状況。2トップの能力はどっちも疑いようのない選手がいるんですが、柏木に仕事をさせなかったフロンターレが試合の主導権を握った気がします。せっかく髪を黒く染めたのに残念でした柏木くん。

前半は1-0で終わったんですが、後半1分経たないうちにジュニーニョが裏へ飛び出して自らのシュートのリバウンドを流し込んで2-0。直後に中村憲剛がトドメの左足ミドルを蹴りこんで勝負アリ。「さぁ後半」ってときの失点でサンフはボロボロにされちゃいました。

いい選手がたくさんいるのに、チームとして明らかに機能してません。中盤である程度キープが&球を散らせる(攻撃をビルドする)選手がいたらもっと違うんだろうな、って思いました。そうすればサイドからの攻撃も可能になるし、ウェズレイと寿人は本来の位置で仕事できると思うし、柏木の負担も減る。この3人はサイドに流れたりズルズル下がったりしてラインの裏に飛び出したりってのが十分にできてなかった。

最終節は勝っても大宮の結果次第って状況になってしまいましたが、優勝争いも同じくもつれ来週が楽しみです。でもボクはレッツフクアリ。

J1 2007 第33節
 川崎フロンターレ 3-0 サンフレッチェ広島

逆境ってのも悪くない

2007-11-18 | その他サッカー
真剣勝負は美しいですね。

サウジvsカタール面白かった。ホンキノーガードの打ち合い。どちらも3ポイント必要だから、中盤スカスカでとりあえずゴールをみたいになってたけど、あと30分は観たかった。

まぁ、個々の基本的な技術とか攻撃の組み立てとかそれはもうヒドイもんでしたよ。見れたもんじゃない。ボールも足元で止まらないし、背後に出すボールも相手狙って蹴ってるんじゃん?ってくらい。まともに中盤でつないで崩してゴール前まで持ってくなんてシーンはほとんどなかったと思う。

でも気持ちのこもったゲームはやっぱ違います。日本vsベトナム戦は出かけてて観れなかったんだけど、両チームホンキってわけじゃないからね。どっち観る?ってことならやっぱサウジカタールってことになる。

明日は甲府vs大宮がアツそうですね。お互い負けられない試合、第三者目線で気楽になっちゃって両チームのサポーターには申し訳ないけど楽しみです。

以上