デビルスフードケーキ

リッチなチョコレートケーキが食べたい気分だったので、デビルスフードケーキを作りました。これでもかというくらいチョコがかかっているのですが、そのお陰で美味しいチョコレートケーキを食べたという満足感もバッチリ得られます。私が使うのはカカオ７２％のダークチョコレートなので、思ったよりも甘さはなく、ビターな大人のケーキです。ダークチョコ好きの彼もにんまりです。



少量で満足・・・と言いながらも結構大きめカットです。（笑）プラスその後お代わりまで。上にかけられたたっぷりのチョコレートに負けない、スポンジケーキとは違ったどっしりしたケーキです。これが本当に美味しいので、チョコ好きの方是非ともオススメです。しかも結構手が込んでいるように見えながらも実は簡単なところがまた嬉しい



フレンチボーイもかなり気に入ってくれたようです。男の子なので、いちいちこれは美味しいだのすごいだのは言いませんが、このケーキを一口食べた時には目を見開いて「美味し～い」とうなっていました。よかったぁ、フランス人で。

以前アメリカ人の女の子に出した時は「うわっ、ものすごいチョコレートって感じぃー。」と結局残されてしいました。そうでした、アメリカ人にはベーキングパウダーで膨らましたようなふわっふわのスポンジケーキに溶かしたハーシーズかけて、Ｍ＆Ｍ’ｓでも散らして置く方がウケルのでした。悲しいかな、本当です。異国の地では郷に入りては郷に従えが基本ですが、これには従えません。

渡米したての頃、ガトーショコラを作ったら「甘くないブラウニー」と言われ、それ以来作っていないのですが、フレンチボーイがいる間に１回作ってみようかななんて思っています。



レシピ

粉・・・１６５ｇ　
砂糖・・・１４５ｇ
牛乳・・・１３５ｇ
バター・・・７５ｇ
ベーキングパウダー・・・小さじ１．５
ココア・・・２３ｇ
卵・・・１個

チョコレート・・・１６０ｇ
生クリーム・・・１５０ｇ

１．蛇の目型に溶かしバターをぬり冷やしてから粉を軽く振る。
２．粉、ベーキングパウダー、ココアをあわせて振るっておく。
３．バターをクリーム状にして砂糖を入れ、白くもったりするまでよく混ぜ合わせる。
４．この中に湯せんで人肌に温めた玉子を２回に分けていれる。
５．この中にやはり人肌に暖めた牛乳の１/３を入れ混ぜ合わせる。
６．混ざったら振るった粉の１/３をいれ混ぜ合わせる。
７．良く混ざったら残りの牛乳を入れ混ぜ合わせ、粉をいれよく混ぜ合わせる。
８．型に流しいれ１６０度に余熱を入れたオーブンで２５～３０分焼く。
９．型から出してしっかり冷ましておく。
１０．チョコレートは細かく刻む。
１１．生クリームを小鍋に入れて火にかけ沸騰寸前で先のチョコレートに加え溶かし滑らかに混ぜておく。生クリームの温度が高いとチョコレートと混ぜた時チョコレートが分離してしまうので、あくまでも生クリームは沸騰直前でチョコと混ぜる。
１２．これをある程度冷まして、おそばのように流せるようになったら先のケーキにかける。何層にもかけるので、下のほうはつぶれてしまっても大丈夫です。



これが一応１回分。でも彼は大抵この倍は食べます。



３人なのでいつもより早めになくなってくれるかなと、実は次のお菓子すでに仕込み中です。作ったものがどんどんなくなると、なんだか嬉しくなります。

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フレンチボーイ、さすがパリ出身で色々食べていたらしく、アジアン料理も何でもいけます。お箸も上手だしいちいち手間がかかりません。今までは疲れもあるだろうと洋食にしていましたが、今晩は蒸し鶏の中華風葱ソース、生春巻き、ポテトサラダ、お味噌汁、ご飯を出してみました。ペロッときれいに完食＆お代わりまでして優秀優秀。それを見た彼「ねぇねぇ、納豆とか塩辛（ちなみに彼は臭いだけでオエッ）とかいつ出すの？」こそっと私に耳打ちし、イヒヒヒヒ笑いながら立ち去っていきました。こういうことで面白がる人ではなかったのですが、誰の影響か（私？！）少し性格が変わったようです。


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